仕事をやめたいという感情について

仕事をやめたい。
この感情は「働きたくないでござる」というものでは決してなく、今の職場で働くことを志向することが出来ない、という感情である。
なぜ今の職場で働くことを志向することが出来ないのかと言うと、理由は何個かある。

まず1つ目は人間関係である。私は新卒で配属をされた後、11ヶ月で休職をして現在に至る。配属をされてから一年を保たずして、休職をしてしまったのだ。この原因として上司から受けていたパワハラ(疑惑)がある。私は新入社員なので研修に参加する必要があったり、仕事の勝手がわからず、上司に質問をする必要がある。その度に制度で決められている訳では無いにも関わらず、なぜこの研修に参加しなければならないのか、と詰められたり、なぜこんなこともわからないのか、と詰められたり、とにかく詰められまくっていた。
私は大学の時から親交のある友人と同じ職場で働いていたため、度々、互いの職場のことについて話す機会があった。その友人の話を聞くたびにカスに当たったなと思ってはいた。なのでいい年こいて何してんねんカスが代と思ってはいた。しかし向こうの言っていることが50%程度正しいこともあるのと、ゴミのような感情をぶつけられることに慣れていなかったのと、私がまだ新卒だったため仕事が右も左もわからない状態でそれをやられたということ、これが職場に行くたびに午前に一回、午後に一回という形で続いていたということもあり、夏頃に完全に出勤してクソと顔を合わせることを体が拒むようになり、パニック障害、不安障害、不眠症の悪化が起こった。それでも苦労して入った会社だし、1年目で出勤拒否はしたくないし、何よりクソに負けたくないという気持ちがあったため、出勤を続けた。しかしただ出勤を続けるだけではサンドバッグになるのは明白であったため、更に上の上司に自分が受けている仕打ちを職場の同僚とともに訴えた。その結果としてクソは内部指導を受け、一旦は収まりをみせた。しかし、クソはクソだからクソなのであってそんなもので治ればクソではない。クソは賢かった。認めよう。クソなのに賢いのだ。つまりバチクソ質の悪いクソである。もはや良いとすら言えるかもしれない。私は夏から症状の悪化を防ぐため、業務の軽減と残業をしないように診断書が降りていた。しかし、クソはこれを破り、私が来年担当するうえでためになるからと言ってそれを暇そうなもう一人の職員から奪い、私に渡してきた。もうこれは冒涜的うんこカス管理職と言うしかない。こいつはやはりクソである。
クソの話をしていると胸糞か悪くなるので、違う観点を見ていこう。
まずぶっちゃけ入社式の時点で違和感があった。なんだかわからないがなぜか自分が今いるべきなのはここではない、ここは自分の正しい居場所ではないという感覚があったのだ。社長が目の前で喋っているのに寝ている新入社員が目の前にいたからかもしれない。隣の人のスーツが青かったからかもしれない。とにかく合わないと思った。そして自分は経験上直感がめちゃくちゃ当たる。なんでかわからんがめっちゃ当たる。大体これに逆らって行動をすると失敗をする。まあ現に失敗しているのだが。内示が出て、配属先に行ったときも馴染めないのではないかという疑惑ではなく、自分はここに馴染めないと言う確信めいた直感があった。まあ事実その直感は当っているのでなかなかの制度であると言えよう。正しく在りたいという強迫観念とともに直感が告げる正しい居場所ではないという感覚は毎日あった。この感覚が自分を蝕んでいたのかもしれないとも思う。まあわからんけど。とにかくパワハラはクソ。

2つ目は適性の無さである。
初日から研修ではなく実地に放り込まれて業務を行っていたのだが、これが全然わからない。当たり前である。知らんもん。知らないことは質問して、と言われたが1〜100を整数刻みでわからんとかいうレベルではなく、まず1がどれなのかわからない、1の次に来るのが2なのかどうかもわからんという感じなのである。どこから手を付けたらいいのかわからないというのは人間にとって半端ではなくストレスであるということがこのときにわかった。また質問をしてねと言われても、何を質問したらいいのかわからない。後述するが暗黙知のようなものも大量にあり、それを聞くとなんでわかんないの?という反応をされるので何を誰に聞いたら余計わからなくなり……という状態であった。カスだな。
勉強などはわりかし出来たので、あまりそういう状況に陥ったことがなかったのも拍車をかけてストレスが貯まる原因になったのだと思う。何でも聞いてねと言われても逆に何を聞いたらいいのかわからないと。
ちなみに質問をしてもなんでそんなことをわざわざするのか全然理解はできなかった。異やりがいはできるのだが体が受け付けないというか、こういうもんなんだなと受け入れればいいとわかってはいるのだが、頭の中のミニひろゆきがそれを拒絶するのだ。「それって違いますよね?」と言いたいのをこらえてするのは苦痛そのものである。かと言ってよくわかっているわけではないので改善提案もしづらい。うんこ。おっとうんことでてしまいました。そんな感じでどうやら自分には脳みそを乗っ取られた兵隊として操られる才能がないということがわかった。ただの作業なら適正があるみたいなのだが、考えながらする作業、答えがない作業にはとにかく適正がない。直されると殺意が湧く。

4つ目は空気の読め無さからくる、暗黙知への理解不足である。
空気が読めずに、職場で暗黙知とされていることを察することができずめちゃくちゃ地雷を踏み抜く。旅行に行ったらお土産を買う。これは職場によると思うが自分の職場では比較的推奨される行為であった。まあ自分はそもそもどこにも行かないので関係ないなと思ったのだが、そんなことはなくどこか行かないのか?とか言われる。一生家の中にこもっていたい私としては結構これがストレスだった。そんな感じの地雷を私はたくさん踏んでいた。人間社会難しすぎる。みんな心臓発作で倒れればいいのに。そんな感じでストレスを貯め続けた結果自分が倒れたというわけである。

対策できることとして考えられること


異動を申し出る

私の会社は平均して3〜4年で異動になるのでそれを少し早めて異動を願い出ることでこの感じているストレスが少しは緩和されるかもしれない。しかし、異動しても合わなかったとき、地獄だなと思う。結構頑張って入ったんだけどね。無駄になっちゃった。

転職する

もう入社式の時点で合わないということを直感的に感じていたのなら合わないということは確定であると考えて、職場ごと変えてしまうのも手かもしれない。幸いなことに友人から転職しやすくしてくれるような話は頂いているし、それも結構ありな気がしなくもない。しかし入るのに苦労したことも事実なのでなかなかやめにくいなとは思う。コンコルド状態になっているなとは思いつつ。


退職して死ぬ

もう全部投げ出すならこれですよね。1番楽で1番無責任。でも少し考える程度にはもう嫌だよ。

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