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Automation Tech NEWS | vol.18

BizteXのメンバーが気になったニュースをピックアップしてお届けします!

RPA・iPaaS

[速報]マイクロソフト、Power Automateに自然言語の指示でフローを生成する新機能。Ignite 2022

マイクロソフトは「Microsoft Ignite 2022」で、Power Automateに、AIによって自然言語による指示を認識し、フローを自動生成する機能を搭載したことを発表した。今回発表された機能は、AIによる自然言語の認識機能により、自然言語で実現したい内容を書き込むと、それに合致するであろうフロー定義が生成されるというもの。

コージェントラボ、文書処理の自動化促進に向け次世代AI OCR「SmartRead」とRPAツール「WinActor(R)」の連携ツールを提供開始

株式会社Cogent Labsは、様々なドキュメント処理を自動化するIDP(Intelligent Document Processing)ソリューション「SmartRead」と、「WinActor」を簡単に連携できるツール「SmartRead WinActor Connector」の提供を開始したことを発表した。同社によると、「SmartRead」を提供するユーザーを対象に実施した調査にて、約4割がAI OCRとRPAを組み合わせる形で業務自動化に取り組んでおり、中でも、「WinActor」の利用割合が高かったことからツールの提供に至ったという。同ツールにより、WinActorを利用する企業にてSmartReadの導入が容易になるとのこと。

iPaaS(Integration Platform as a Service)の利用状況(2022)/前編

キーマンズネットが2022年9月9日~29日にわたり実施した、「iPaaS(Integration Platform as a Service)の利用状況」に関するアンケートの結果レポート記事が前編・後編の2部で公開されている。同記事によると、アンケート対象企業のiPaaS導入状況について、「導入している」とした回答者は1.7%とわずかであったとのこと。同記事ではその他に、iPaaSを適用したい業務例や業務自動化の課題等についてのアンケート結果を公開している。

SaaS・クラウド

Microsoft announces Canva competitor with new 'Designer' app powered by AI

Microsoft は「Microsoft Fall 2022 Event」イベントにて、「Microsoft Designer」、「Microsoft Create」、今後提供予定の「Image Creator」を正式に発表した。Microsoft Designerは画像や動画、テキスト、モーショングラフィックを組み合わせ、プレゼン資料やSNS用の画像などが簡単に作成できるサービス。同記事では、Microsoft Designerは、デザインアプリ「Canva」にとてもよく似ているとコメントしている。これらのツールは、「Microsoft 365」に追加されるとともに、「Bing」と「Edge」ブラウザーに統合される予定だと、同社は述べている。

マーケットトレンド

トヨタ、ユーザーのメアド約30万件漏えいの可能性 ソースコードの一部、GitHubに5年間放置

トヨタ自動車は10月7日、クルマ向けネットワークサービス「T-Connect」ユーザーのメールアドレスと「お客様管理番号」、29万6019件が漏えいした可能性があると発表した。氏名や電話番号、クレジットカード番号などが漏えいした可能性はないという。原因はT-Connectユーザーサイトの開発委託先企業が、取り扱い規則に反してソースコードの一部を誤って公開設定のままGitHubアカウントにアップロードしたこと。その後、5年にわたって第三者がソースコードの一部にアクセスできる状態で放置されていた。

API

国内銀行初、世界トップレベルのセキュリティ規格『FAPI』に準拠したBaaSプラットフォームを開発

株式会社みんなの銀行は、国内の銀行として初めて、世界トップレベルのセキュリティ規格『FAPI』(Financial-grade API)に準拠したAPI 連携システムを開発したことを発表した。2022年中に参照系APIの外部連携を開始する予定とのこと。

CData とkintone 導入のジョイゾーが業務提携

CData Software Japan 合同会社は、株式会社ジョイゾーと業務提携を締結したことを発表した。kintone を含むSaaS・オンプレミスデータ連携向けのツールを提供するCData とkintone 導入のプロフェッショナルのジョイゾーが協業し、ユーザーの既存の基幹システムや他の業務SaaS との連携を含むkintone 運用において、アプリケーションの構築・運用まで幅広いサポートを実現していくとのこと。

AI・ロボット

豆蔵、AI/機械学習を使用した 「帳票データの構造化技術」で特許取得

豆蔵は10月11日、自社で提供する「AI・RPA・DX関連サービス」で、AI/機械学習を使用した「帳票データの構造化技術」に関する特許を取得したと発表した。本特許技術は、これまで広く利用されている紙帳票を電子化するためのOCR処理に対して、AI/機械学習を用いたデータ補正処理を拡張することにより、高い精度で構造化データ(CSVファイル等)へ自動変換を可能としたとのこと。今後は、同社のAI・RPA・DX関連サービスのRPA導入・運用支援「RPAOffice」での活用や、対話型AIエンジン「MZbot」への機能実装を計画している。

「ポケトーク同時通訳」、今冬提供へ

ポケトークは、AI通訳ソフトウェアの新製品として「ポケトーク同時通訳」を発表した。Windows、MacOS向けの製品で、今冬に提供される予定。価格は提供開始時に公開される。「ポケトーク同時通訳」は、対話相手の話す英語を、音声と字幕でリアルタイムに翻訳できるソフト。翻訳先の言語として、70の言語に対応する。ビデオ会議などのオンライン通話だけでなく、対面でも利用できる。

ワークスタイル

Another works、シリーズBで総額約4.6億円の資金調達を実施。「複業」を通じて誰もが挑戦できる世界へ

株式会社Another worksは総額約4.6億円の資金調達を実施したことを発表した。引受先は、ペガサス・テック・ベンチャーズ、みずほキャピタル株式会社、株式会社QRインベストメント、大分ベンチャーキャピタル株式会社および個人投資家の柳田 将司氏、梅田 裕真氏、鈴木 達哉氏等。同社は、複業したい人と企業をマッチングするプラットフォーム「複業クラウド」を提供する企業。今後、調達資金を活用し、新規・海外事業開発/マーケティング/採用活動に注力していくとのこと。

テクノロジー

「Starlink」日本でサービス開始 衛星経由でネット接続 アジア初

 米SpaceXは10月11日(日本時間)、衛星インターネットサービス「Starlink」の日本での提供を始めた。アジアでの提供は初。Starlinkは人工衛星を使い、地上の通信インフラが未整備な場所でもインターネットサービスを提供するもの。現状の提供地域は関東、新潟北部、東北、北海道南西部。また、KDDIを始めとし、すでに国内キャリアでもStarlinkを活用する動きが出ているとのこと。

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