中村伸一 (事業デザイナー)

2021年4月 事業承継、技術伝承、技能伝承をプロデュースをするため、「(故)ふるきを…

中村伸一 (事業デザイナー)

2021年4月 事業承継、技術伝承、技能伝承をプロデュースをするため、「(故)ふるきを(温)あたためて、(新)しく(承)け継ぐ」を、コンセプトにした「温故承新」を掲げ、活動を始めました。 未来リノベーション®のプロデューサーとしても、Z世代、ミレニアル世代の事業家育成を行う。

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山口県事業承継集中支援期間(8月・9月)2本の事業承継セミナーに登壇します。

8月・9月は山口県事業承継集中支援機関になります。支援機関より事業承継セミナーのオファーがあり、2本の事業承継に向けたセミナーを提案しました。買手目線、売手目線、継承目線で構成した事業承継セミナーです。 1本目は7月6日に開催した事業承継セミナーに関連したセミナー 「廃業寸前の老舗130年のかまぼこ屋復活!赤の他人の24歳女子が起こした奇跡」は好評でかなりの反響がありました。 中小企業・小規模事業者の円滑な事業承継を支援するため、第1回セミナー事例「株式会社吉開のかまぼ

    • 大反響!事業承継セミナー「廃業寸前の老舗130年のかまぼこ屋復活!赤の他人の24歳女子が起こした奇跡」

      定員を大幅に越える参加のあった7月6日に開催した事業承継セミナー。 セミナー後の反響も凄かった。 プロローグ 企画した意図 事業承継セミナーは、集客できないので苦労するという声を支援機関や主催する方々からお聞きしていました。 集客できるセミナーにするには、ユニークな内容が必須でした。 そうなるとユニークな事業承継や第三者承継を取り上げて、プロモーションしていけば集客に繋がると考えました。 そして、集客できない原因は何かを分析した際に、事業承継がナイーブな事であり、会場で顔

      • Z世代から2代目、3代目、4代目を創出する。

        地方では後継者不足が深刻になっています。日本の技術やノウハウを未来に継承していく。10年先、20年先に継承している世代はZ世代。 Z世代から2代目、3代目、4代目を創出していくことを「温故承新プロジェクト」の一つとしてスタートしました。 ユニークな事業承継を啓発していく取り組みを始める。スタートアップの取組みが、大学でも始まり、スタートアップに関心を寄せる学生も増えています。 ゼロからアイデアを出していくには、学生のように経験や経歴に縛られてない方が良いとも言えます。 こ

        • 世代を考えて2023年からの活動。スタートアップより2代目、3代目、4代目の創出支援。

          (故)ふるきを(温)あたためて、(承)け継ぎ(新)しくする。 (故)ふるきを(温)あたためて、(新)しく(承)け継ぐ。 スタートアップか後継者か? 経済を活性化するためにスタートアップの支援がより活発になってきました。アントレプレナーを創出していくのは賛成です。 1997年からこれまでスタートアップに関わってきました。 ユニコーンを創出する本来のスタートアップは山口県のような地方では難しいです。 近郊で言えば、福岡県の福岡市や広島県の広島市のような地方都市クラスでないと

        山口県事業承継集中支援期間(8月・9月)2本の事業承継セミナーに登壇します。

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        • ビジネスは、「温故承新」で取り組む
          35本
        • 未来リノベーション®
          33本
        • 営業って何だ?
          14本

        記事

          商標取得後のブランディングにマーケティング

          【ブランディングにマーケティング】 温故承新を商標登録して1年になりました。(正式には商標登録証が届いて) 商標登録できるまで、1年とちょっとと思いの外時間がかかりましたが、その分、戦略やビジョン、パーパスを考えて準備することができました。 商標登録が完了してからは「マーケティングとブランディング」に取り組んできました。 資金があれば、大々的にプロモーション展開ができますが、小さな会社で資金力も乏しいので、あまりお金をかけず、労力とこれまで培ってきたノウハウを活かして

          商標取得後のブランディングにマーケティング

          「Let it be」 このまま空白の日を仕事で埋められなかったらという不安と 蒔いた種が一気に決まって空白が埋まり、オーバーヒートしてしまう不安が交差する日々。 新たな事業を始めるといつも繰り返される心情。 Let it be なんとかなるさ、、、、、 なすがままに、、、、

          「Let it be」 このまま空白の日を仕事で埋められなかったらという不安と 蒔いた種が一気に決まって空白が埋まり、オーバーヒートしてしまう不安が交差する日々。 新たな事業を始めるといつも繰り返される心情。 Let it be なんとかなるさ、、、、、 なすがままに、、、、

          2001年~2009年までの山口市の創業比率が高かった理由は。③ 2009年から2022年まで、そして、これから。

          2006年から創業比率が全国的に下がり始める。 創業比率の定義で計算方法が変ったこともあるかもしれませんが、創業支援を仕事にしていた私としては、実感していたことがありました。 創業支援など、このような支援先は国の方針と連動しています。 国がベンチャー支援を始めると県や市(自治体)からも始まっていきます。 終わりも同じで、国が支援を辞めると県や市も辞めていきます。一部例外の自治体もあります。福岡市は例外で、新たにスタートアップ支援を始めました。 国が行うドリームゲートが終

          2001年~2009年までの山口市の創業比率が高かった理由は。③ 2009年から2022年まで、そして、これから。

          2001年から2009年まで山口市の創業比率が高かった理由は。② 山口県と山口大学が開講したV-スクール

          2004年~2006年の山口市の創業比率が高かったのは、遡ると1990年代の山口県の施策があったからでした。 1997年にスタートしたベンチャースクール。 山口県と山口大学が連携して、ベンチャースクールを1997年に開校しました。官学が連携してのベンチャースクールは全国初の試みでした。 1990年代の山口県内は異業種交流会が盛んでした。また、インターネットが使われ始めたこともあり、既存の企業が新たな事業展開を模索していた頃でもあり、異業種同士の連携も活発に成り始め、今で

          2001年から2009年まで山口市の創業比率が高かった理由は。② 山口県と山口大学が開講したV-スクール

          2001年から2009年まで山口市の創業比率が高かった理由は。

          地域経済分析システムRESASで創業比率を分析すると山口市が特出していたので深堀りしました。私の存在も、、、、 2004年~2006年の山口市の創業比率が福岡市より高かった理由一言で言えば、山口市の創業施策が優れていたからです。 山口市は、総合ビジョンに基づいて、2003年8月に山口市産業コーディネーターを設置しました。 山口市産業コーディネーターは、行政による起業化支援で地域産業の活性化を目的にして設置されました。 経営相談、企業支援、企業連携、産学連携の4つが柱でし

          2001年から2009年まで山口市の創業比率が高かった理由は。

          パーパス営業!!!   パーパスを前面に出して営業活動をしています。   効果覿面   温故知新→温故創新→温故承新 と、深化、進化しているのが私のパーパスです。

          パーパス営業!!!   パーパスを前面に出して営業活動をしています。   効果覿面   温故知新→温故創新→温故承新 と、深化、進化しているのが私のパーパスです。

          福岡市よりも山口市の創業比率が高かった2004年~2006年

          地域経済分析システムRESASの講習会で創業比率の分析を知り使ってみました。遡ってデータを可視化することでわかること。自分自身が関わっていた事なので、データと実績を照合してみると、山口市の創業比率が高いことの理由が明確になりました。 山口県内では、山口市の創業比率はダントツで一番。 2001年のスタート時点でもトップ。県庁所在地でもあることから施策も多々あったと思いますが、それだけではダントツのトップにはならないでしょう。特に2004年~2006年は全国平均の倍。そこには、

          福岡市よりも山口市の創業比率が高かった2004年~2006年

          「営業って、どんな仕事?」第13話 運も味方に?

          「風は、意外なところから吹く」パソコン担当からOA機器担当になり、普通の営業マンとして仕事をしていました。 もちろん社内でのPOSの社内評価をあげるべく、機会をみては社内営業を展開していました。 POSについては、社内に理解者もなく、ましてや指導してくれる先輩もいないので、直接事業部の担当者と繋がりが強くなっていきました。 営業はロビー活動 大きなメリットは、業界情報がいち早く事業部の担当者より、もたらされることです。なので、早めに対策ができます。POSの失注は、事業

          「営業って、どんな仕事?」第13話 運も味方に?

          誕生日を迎えて シン・還暦の準備

          58歳になり、還暦までカウントダウンって感じでしょうか。 複雑な気持ちです。(笑) ただ無策で還暦に向かっていくのは僕にはふさわしくないので シン・還暦と題して、準備してきました。   60歳からよりも、その2年前から活動する方が浸透するので、 行動を始めるのは今年かな。。と、思っています。 コロナ禍で考えていたのが、自分の年齢・世代にふさわしい仕事を行動でした。   バブル世代に向けて、やりたい事。それらを実現していきたいと思います。 20代は、会社員として営業の仕事に

          誕生日を迎えて シン・還暦の準備

          「営業って、どんな仕事?」第12話 伝説の営業マン

          僕が勤めていた会社は、松下電器産業株式会社(現:Panasonic株式会社)の販売会社でした。 Panasonicというよりも、やっぱり松下電器という方が僕には馴染みやすい。 松下電器というと家電のイメージを強いけど、僕はシステムという業務向けの電化製品を扱う販売会社での営業でした。 BtoB取引がビジネススタイルです。入社時はパソコン担当で、4年目にOA機器担当へと配置換えになり、苦労話は前章の通りです。 「あんたの会社は、買い替えの頃にしか来ないね、、、」 と、

          「営業って、どんな仕事?」第12話 伝説の営業マン

          会社のパーパスやビジョンをChatGPTを活用して策定しました。

          ChatGPTをアシスタントにして仕事に活かそう 会社の18期が3月末で終わり、19期が始まるタイミングでパーパスを発表しようと準備していました。 パーパスの準備は時間をかけて行いながらも、文章化は素早くやりたいものの、得意ではなく。 別の仕事で使っていたChatGPTを使っていたので、文章化に使ってみました。 ものの1分もかからずに文章が出来上がり、多少の修正は必要でしたが、素早く出来上がりました。 ビジョンもミッションもバリューズもChatGPTで作成しました。

          会社のパーパスやビジョンをChatGPTを活用して策定しました。

          オンラインセミナー「DXは経営をリノベーションする」

          このオンラインセミナーには、北は北海道から南は九州沖縄まで、主に金融機関を中心に200名を越えるご参加がありました。 イノベーションではなくて、リノベーションなの? パーパス経営って何? このような受講動機の中からオンラインセミナーはスタートしました。 DXって何?デジタルトランスフォーメーション。トランスフォーメーション(変革)が重要なワードと理解になります。 しかし「デジタルで変革する」では抽象的で、ここにbusiness modelを入れます。「デジタルでビジネスモデ

          オンラインセミナー「DXは経営をリノベーションする」