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ファーストリティリング社の裏方の裏方の裏方の仕事をして。

2024年4月4日に日本経済新聞社から著書 杉本貴司氏による「ユニクロ」が出版されました。
ゴールデンウイークを使って「ユニクロ」を読みました。時系列に書かれているので、読みながら、
あの時、この仕事をしたな~~と、読み止まって思い出すとなかなか頁が進みませんでした。
読み終えると、当時、軽く読んだだけの「一勝九敗」を読み直したくなり、読み直しました。
 

なぜ「ユニクロ」と「一勝九敗」に思い入れがあるかというと、 ファーストリティリング社の裏方の裏方の裏方の仕事をしていたからです。


友人達と山口県で起こしたITベンチャー企業の経営者だった時に、ファーストリティリング社の仕事をして、「一勝九敗」が出版された頃に、ファーストリティリング社から買収のオファーがあり、結果、ファーストリティリング社とのビジネスとしての関係は終わりました。とはいえ、ファーストリティリング社とのビジネスでのご縁があったことから、その後も関心をもって過ごしています。
 
書籍が時系列で書かれているので、思い出したことに触れながら、「ファーストリティリング社の裏方の裏方の裏方の仕事をして」をnoteに書いていこうと思います。
 

今の仕事

今、私は、スタートアップ企業やアトツギベンチャー企業とのエンゲージメントを高めるなか、コンサルティング、パーパス経営デザイナー、事業創造プランナーの分野で活動しています。
ITベンチャー時代のファーストリティリング社と仕事を含めた経験は、スタートアップ企業やアトツギベンチャー企業に関わる人達にも役立つと思います。
講演やセミナーで伝えていくのは得意ですが、文章で伝えるのは、あまり得意ではないので、リアルに伝えられる場も作っていければと思います。
リアルな場だからこそ話せることもありますし。
講演やセミナーのご要望があればご相談ください。
 

ファーストリティリング社との仕事で、一番印象に残った事

ファーストリティリング社との仕事で、一番印象に残っており、学んだことは、「ワンテーブルミーティング」です。簡単に説明すると、課題解決に向けて即時にリアルなディスカッションをして解決策を考えることです。
(ワンテーブルミーティングの記事は「一勝九敗」 P48)

この「ワンテーブルミーティング」は、当時のITベンチャー企業でも取り入れました。
そして、コンサルティング、パーパス経営デザイナー、事業創造プランナーの仕事をする中でもクライアントでも使っています。
私の仕事の大きな武器になっています。
 

ファーストリティリング社を始めて知ったのは、

パナソニック系列のシステム会社でOAシステムの営業担当をしている時でした。
ユニクロは知っていましたが、山口県に住み、働いていながらユニクロ=ファーストリティリング社という認識はありませんでした。
 
ある時、特約店の営業担当者からファックスのリプレイスの案件があるので対応をお願いしたいと連絡がありました。
リプレイス先が、ファーストリティリング社。恥ずかしながら当時、ファーストリティリング社を知りませんでした。
初めてファーストリティリング社という社名を目にしたのでした。
ファックス20台のリプレイス、今後も続きますので、仕入れ値を考慮して欲しいとの相談でした。
  
特約店から要望された仕切値に対応するには、事業部の決裁が必要なので、当時、宇部市にあったファーストリティリング社の本社へ特約店の担当者と同行して商談。
決裁を得るために事業部に拡売費申請書を提出しました。通常、決裁の判断には数日、長い時は数週間掛かりますが、即、決裁OKの連絡が事業部
から届きました。あまりの早さに驚きました。

その時、事業部の担当者に言われたのが、
「何としても受注しなさい。」
との至上命令でした。
 
その後、特約店の頑張りもあり商談が成立しました。
リプレイスと店舗が増えるごとに新規導入となり、毎月数十台の納品となる契約になりました。
 

なぜ、事業部の判断が早かったのか?


「ユニクロ」や「一勝九敗」を読むことで理解できました。
ファーストリティリング社が広島証券取引所に株式を上場した直後
当然、IR情報が事業部にも入り、将来性の判断も含め、決裁が即決したのだと思います。
 
ここから私は、山口県に本社があるファーストリティリング社を意識するようになりました。
そして数年後、ファーストリティリング社との仕事の縁が、また生まれていくのでした。

私のnoteをお読みいただいてありがとうございます。
noteに書いている事での仕事(講演やコンサルティング)のご相談は、下記のお問い合わせフォームをご利用ください。


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