【日常で役立つ机上の空論】相対性理論Part2
こんばんは!スコティッシュ講師です(ФωФ)
「日常で役立つ机上の空論」シリーズ!!
20世紀最高の科学者と言われるアルベルト・アインシュタイン。そのアインシュタインが提唱した相対性理論。日が空きましたが、パート2です(全6パートの予定)。
前回まではこちら。
【日常で役立つ机上の空論】相対性理論Part1 https://note.mu/bizlec/n/n92507718cdb2
前回お話ししたように、相対性理論は、ごくシンプルな次の方程式で表されます。そしてこの理論から、6つの現象が説明できます。今回パート2では、2つ目の現象を取り扱います。
e=mc^2(エネルギー=質量x光速の2乗)
1.光の速度よりも速く動けるものはない
2.光の速度に近い速さで動くものは、縮んで見える
3.光の速度に近い速さで動くものは、時間が遅く流れる
4.重いものの周りでは、時間は遅く流れる
5.重いものの周りでは、空間が歪む
6.重さとエネルギーは同じ
2.光の速度に近い速さで動くものは、縮んで見える
つまり、「止まっている人から見ると動いているものは、それが止まっていた時の長さよりも縮んで見える」ということ。
もっというと、「動くものの時間の進みは遅くなる」ということです。
いわゆる浦島太郎理論といえばとっつきやすいでしょうか。浦島太郎は数日間竜宮城へ行っただけなのに元の陸地に戻ったら世界が変わっていた。現実の時間軸に戻るための仕掛けが玉手箱だったー。あるいは宇宙へ飛び立った地球人だったという説があるー。
など、挙げればきりがありません。ただ、何もおとぎ話の世界だけではありません。
この相対性理論によると、時間は絶対的なものではなく、相対的なものであえると言えるのです。
同じ1時間を過ごすAさんとBさんがいます。
Aさんは1時間テレビを観てました。一方、Bさんはその1時間にたとえば自分の知見を深める勉強会・講習会に参加していました。
果たして、2人の過ごす1時間は全く同じものなのでしょうか?
1時間ではそこまで違いは現れないかもしれません。ただ、これが1日、1週間、1か月、1年と積み重なると。。?
確実に、Aさんから見たら、Bさんの方が相対的に中身の濃い1年を過ごすことになります。すなわち、時間の進みが遅い1年間といえるのです。
人間に与えられたもので平等なのは時間です。ただし、その時間の価値は僕たちの過ごし方次第で大きく変わります。
刺激や能動的な活動がないとあっという間に1年は過ぎ去ります。反対に、新しいことや自分の枠の外にあることにチャレンジする者にとってはとんでもなくかけがえのない一年になるはずです。
「動くものの時間の進みは遅くなる」
すでに、2019年が始まって1か月が経ちました。残り11か月、有意義な時間にしたいですね。
以上、ここまでお読みいただき有難うございました。
( ↀᴥↀ )ฅ🐾