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僕が悪性リンパ腫だと気づいた理由。【悪性リンパ腫闘病日記2 初診外来】

体の不調と異変

 そもそも悪性リンパ腫と分かる前から体調が悪く、近所のクリニックでCTを撮った結果、心臓が肥大しているということになり、地元で有名な都立病院への紹介状を書いてもらう。

 最初の異変は歩くスピードがやたら、落ちた事。そして、走りたくても走れなくなっていた。
 横断歩道で信号が変るタイミングになり走って渡り切ろうとするのだが、走れない。
 そして当時の通勤ルートで坂道があったのだが、行きも帰りも坂道を登るたびに激しい咳がでつづけ、呼吸するのが大変だった。
 そして、極めつけが、食べ物がのどを通らなくなっていった。
 都立病院での外来初日の診察で、先生がCT画像を見比べながら胸が腫れ上がっている事に気づき速入院となった。
 腫瘍が気管を押しつぶしていたために食べ物が食べにくくなっていた事を後で知る。

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