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とあるnoterさんが困っていたので全力で応えて希望を与えた話

私のnoteは意図的にコメントをオフにしているので、私と連絡を取るためにはクリエイターへのお問合せ機能を使うか、投稿記事内にあるサポート機能を利用するしかありません。
どちらの場合でも余程強い気持ちがないと行動には繋がらないので、ほとんどの方は躊躇して行動に移すことはないのですが、1月7日にお問合せ機能から一通のメールが届いたんです。

そこには『私の記事からビジネス成功のヒントを学びたい』『二個目の事業を軌道に乗せたい』ということが書かれていました。
正直な話、現時点で公開している私の記事を読んでも、役に立つ事があるとしたら精神論くらいで、その方がやっている事業に直接役に立つようなことは書かれていません。
それを分かっているからこそ、モヤモヤした気持ちになったんですよね。

で、思ったんです。
だったら全力で応えてみようかと。

ということで、その方に返信する前に色々と準備することにしました。
まず準備したのがメールアドレスです。
プライベートのメールアドレスでnoteアカウントを作っていたので、びじさば専用のメールアドレスを作成してnoteに紐づけました。

次に準備したのがLINE公式アカウントの開設です。
LINE公式アカウントで何ができるのかを調べ、作ったばかりのメールアドレスでアカウントを開設し、初期設定や使い勝手のテストなどを一気に行いました。
運用面を想定して上手くいきそうな感触を感じ取って準備完了です。
準備完了後、直ぐにその方へメール返信をしました。
詳しい内容は秘密なので伏せますが、要約するとこうです。

『希望される場合はオンライン相談という形で対応します』

まさかの展開に先方はビックリされていて、返ってきたメールも驚きの様子が分かる文面になっていました。
そのメールのやり取りで無事にLINEへの誘導が完了。
この時点で23時30分を過ぎていたので、LINE内で簡単な挨拶を交わし、MTGは翌日へ持ち越しとなりました。

全力で応えると決めたので、まだまだ仕事モードの私は、その方の事業の現状分析を続けました。
翌日のMTGで先方に何を伝えられるかが一番の価値になるので、表面的なことしか言えないようでは時間を取ってもらった意味がありません。
現状分析をする中で出てきた問題点をピックアップし、改善案をまとめて次の日に備えました。

1月8日19時50分、noterさんとのオンラインMTGが始まりました。
note経由で初めての顔合わせなのにも関わらず、普段通りに先方と接することができたのは、会う前から強い好意を向けられているのが分かっていたからです。
私を知っている人とのやり取りは、正直とても楽でした。
MTGの内容はここには出せないので、ここからは比喩的な表現を織り交ぜて書いていきます。

宝探しをする場合、何となくで動いてしまうといつまで経っても宝は見つからず、労力だけで肉体的にも精神的にも疲弊して終わってしまいます。
先方が持っていたものは、自作の乗り物だけでした。
 ※乗り物は船にしておきます
私が先方に提示できたものは、宝の地図、方位磁石、船の強化とメンテナンス、航海術です。

初歩的なものから確信に迫る貴重な情報を伝えましたが、全てを伝えたわけではありません。
一番の目的は宝を発見して収益を上げてもらうことなので、その優先度が高いものから伝える必要があります。
逆に言えば優先度が低いことだけ伝えて、そこそこの満足度で終わらすこともできたわけです。

実はこれ、人月商売だとあるある話なんですよね。
時間を引っ張って高い対価を長く貰い続けるみたいな。
もちろん私は一切そんなことをせずに、重要な情報を余すことなくバンバン伝えました。

今回私が行ったアドバイスは、かなり複合的な内容になります。
コンサルティング領域としては、経営、戦略、ITの3つで、それをバランスよくやった感じです。
これは私だからこそ提供できる内容で、実際に外部にお願いする場合はそれぞれに費用が掛かってしまいます。
そしてその中には、どんなにお金を積んでも他では提供できない情報もありました。

それは『私が先方の立場になった場合、どう判断してどう動くのか』ということ。

よくあるのは顧客の悩みに対しての解決案の提示ですよね。
私の場合は、顧客の悩みの本質を見抜いて、それに対しての解決案が一つ。
あとは私自身が先方と同じ立場になった時に、どう解決するかの情報です。

そもそもの問題になりますが、先方の悩みがズレていることは多々あります。
利益の確保が一番重要なのに、それに直結しない人間関係が悩みになっているパターンとか。
そういう問題の本質にズレがあると、どんなに素晴らしい解決案を提示しても意味を成しません。
なので、私は自分視点での解決案を必ず持つようにしてます。
あとはそれの擦り合わせで、大きくズレているようであれば、対話の中で修正を入れていく感じです。

それと、教育のようなアドバイスもしました。
結論や答えだけを伝えるアドバイザーは多いですが、『なぜそうするのか』の説明は絶対に必要です。
今回伝えた内容には多くの説明が入っていたと思います。
また、私のPC画面を先方に見せながら、その場で検索して解決方法を見せたり、ヒントを渡しながら考えてもらったりもしました。

いっけんすると時間だけが取られる無駄なやり取りのように見えますが、少しの気づきで自己解決スキルが大きく伸びるのを私は知っているので、先方が努力できる人の場合は敢えてそこに時間を掛けたりします。
その場だけのアドバイスも価値はありますが、後々まで活きる教育の方が遥かに高い価値だと思っているからです。
そんな感じで2時間30分ほどのMTGを行いました。

結局のところ、何に困っているかは事業によって様々です。
事業の種類や規模観、時期、扱っている製品などで問題点は大きく変わります。
だからこそ個別対応が必要なんですが、相談する人にも当たり外れがあるんですよね。
しかもコンサルティングという名がつくと費用も跳ね上がるので、下手したらお金をドブに捨てることになっちゃう。
少なくとも今回のオンライン相談は、お金に換えられない価値があったはずです。

最後に今回のオンライン相談を受けた方が、どんな評価をしてくれたのかを共有します。
とても喜んでいただいて、翌日にはこんな記事も書いてくれました。
 ※参照先の記事はアカウント削除のため削除されてます

こうやって別の方が記事にしてくれると私の信憑性が上がっていいですね。
今回のようなことが続くようなら、次回からはメンバーシップを作って対応しようと思っています。

びじさばの自己紹介記事はこちら。

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