見出し画像

【想いをカタチに! 情報発信で未来を変える】

こんにちは!あきた創生マネジメント代表の阿波野聖一です。

前回は、多くの人がもつ外国人労働者に対する偏見について、弊社の経験を通して対処してきた事例を紹介しました。

今回は「情報発信」について、わたしの想いを書いてみたいと思います。

情報発信の重要性

今や多くの人がSNSを使ってビジネスをしたり、自己表現のために情報を発信しています。その情報の正誤はともかく、自由に表現できる場があることは、とても良いことだと思います。

特にビジネスにおいては、情報発信することで自社の認知度を高めたり、顧客やユーザーなどに対する信頼感を築くことにも繋がります。

介護事業においては、介護施設やサービスの特徴、支援の詳細などを的確に伝えることで、地方での営業でも全国的に認知されたり、潜在的な利用者や家族の方には、介護の選択肢の判断において参考にしていただけます。

しかし、ただ自社のサービスや利点をアピールするだけでは、お客様の心を掴むことはできないと思います。競合他社がひしめき合うビジネスにおいては、やはり「発信する人の想い」が重要となるのではないでしょうか?

あきた創生マネジメントの「想いをカタチに」

わたしは2020年からnoteで発信をしています。その他Twitterや、さまざまなインタビューを通して、わたし自身や会社としての想いを発信してきました。

その発信の柱は『現状』『しくじり』『未来』を伝えることです。
下記のguidepost(道標)もまた情報をまとめたものです。

日本一高齢化率の高い秋田県で、他のどの業界よりも人手不足が深刻な介護事業を、なんとかしたい!という想いからの発信です。

その発信の中には、外国人労働者(技能実習生)の受け入れについてもあります。そして、その取り組みを通して培ったノウハウによる新事業立ち上げ。また、世界的に深刻化している高齢化問題に向けた海外事業の構想などを紹介してきました。

多くの方に業界の現状を知ってもらい、弊社の歩みを伝えることで共感してもらい、そして、未来の希望・展望を伝えることでファンを増やす。そして、そのファンによる横のつながりを広げてコミュニティを作り「社会を変えたい」。この想いを発信することでカタチにできたらと考えています。

スタッフの「想いをカタチに」

弊社では、スタッフの中でも「リーダー」ポジションの者も、それぞれ情報発信をしています。ビジョン・ミッション・バリューの社内共有に役立ちますし、各人の想いを伝えることで、仕事や仲間に対する連帯感が強まります。

弊社ビジョン・ミッション・バリュー

日本のイメージを左右する~日本在住の外国人による情報発信

インバンドも再開して、訪日外国人の増加が話題になっています。彼らの情報収集はインターネットやSNSによるものが大半です。

世界的に人気のある日本のコンテンツ、特にアニメ・マンガ・ゲームがきっかけで日本に興味をもち、訪日する外国人も少なくありません。このように日本に対してポジティブな印象をもつ外国人による情報発信は、日本に対するイメージが良く、経済効果も高くなり日本にとっては有益です。

一方、日本に在住する外国人はどうでしょうか?

出入国在留管理庁による在留外国人に対するアンケートでは、日本に来た理由は「スキル獲得・将来のキャリア向上のため」が一位でした。

出典:外国人労働者の誘致政策-「先進性」「ソフトパワー」「所得」「人権」
ニッセイ基礎研究所

日本で学ぶことで、自身のキャリア構築に活かしたいという外国人が多いようです。つまり、日本の技術力やサービスが、外国人に高く評価されているということです。

ご利用者様とコミュニケーション

しかし、技能実習生などの外国人労働者が、日本の高いスキルや技術を学びたいと来日しても、実際に働いてみて、ひどい状況だとすれば、彼らはSNSで日本の悪い印象を発信するでしょう。これは、日本の魅力を損なうばかりではなく、人手不足解消のために外国人労働者を必要とする多くの業界へも悪影響を与えるのではないでしょうか?

弊社では「外国人労働者」=「安い労働力」ではなく、「共に働く仲間」という考えのもと、共育・協働・共生を目指し、彼らが安心して働ける環境づくりに取り組んでいます。そして、少しでも日本を好きになり、母国に帰ってからでも学んだスキルを活かして、将来のために役立ててほしい。

これも、わたしの「想いをカタチに」した一つです。

【人口減少社会において、介護経営をリデザインする】をパーパスに、あきた創生マネジメントでは、介護の人材育成と採用における経験を通して、業界全体の未来に貢献するため、人手不足に悩む事業所をサポートする事業を立ち上げようと思っています。

インバウンド再開に伴い、コロナ禍で離職した従業員の復帰が進まず、未だ人手不足の問題を抱える観光や飲食業界などは多数あります。そのため外国人労働者の受け入れを検討される会社も多く、弊社にもお問い合わせを頂くようになりました。下記は弊社の海外インターンシップ事業を取り上げていただいた内容です。

今後は、外国人労働者の受け入れ準備から、複雑な就業手続き、また日本での生活サポートなど、これまでの弊社の取り組みを通して得たノウハウを、業種を問わず他社さまのために活かしたいと考えております。

ご関心のある事業者さまは、私のTwitter、リニューアルしたホームページなどにご連絡いただけると嬉しいです!


この記事が参加している募集

多様性を考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?