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東京都内で美容外科を開業しております、酒井倫明(さかいみちあき)です。

最近、当院のSNSについて色々と聞かれることが増えてきました。患者様から、業者の方、もちろん同じ医療関係者からもです。
同業(美容クリニック)の方でSNSを活用していない所はほぼ皆無といえるような環境になってきました。そのくらいSNSは美容医療の世界でもプロモーションとして徹底活用されています。

本日は当院がどのようなコンセプトでSNSを活用しているか、お話させていただければと思います。


当院が活用している媒体

①Instagram

シェア高いと同時に玉石金剛の世界

おそらく過半数の美容クリニックが取り入れている媒体でしょう。
当院ではクリニックのアカウントとDrアカウントに分けて運営しています。

私のクリニックのInstagramの内容コンセプトは「幕の内弁当」です。
美容の情報はもとより、クリニックの周辺施設情報、特別企画、症例写真、私の休日など、多岐にわたる情報を掲載しており、無理のない範囲でゆるゆる更新しております。
通常、美容クリニックのインスタはキラキラしたものが多いのですが、当院では華美にならないよう、親しみやす楽しめる内容にしています。

https://www.instagram.com/accounts/login/?next=/sakaikeisei/

DrアカウントのInstagramの内容コンセプトは「具体的な美容医療」です。
ここでは症例写真の掲載が9割以上を占めます。プロテーゼの制作動画など、ちょっとマニアックなものも掲載しております。かなりストイックな感じで仕上げております。

https://www.instagram.com/accounts/login/?next=/dr.michiaki_sakai/


インスタグラムを活用する上で心がけていることがあります。
それは変な小細工はしない、という点です。
よく、フォロー乞食と呼ばれる手法でフォロワーを増やしたり、お金でフォロワーを買ったりすることができると聞きます。
しかし、当院ではそのようなことは一切やっておりません。本来の目的を全く果たさない行為ですし、患者様に対しての背徳行為とおもっているからです。
あと、Instagramをやっていると業者さんからの営業DMはものすごく来ますね。内容は稚拙なものが多く、あれで契約する人いるのでしょうか?


②Note

頑張れメイドインジャパン!

まさしく今、皆様にお読みいただいている媒体になる「Note」。
日本製のSNS媒体ということで、応援していきたいです。

こちらに関してはやはり「文章」が主体になりますので、お読みいただける方はInstagramと比較すると限定されると思います。ただ、その分しっかりとしたアカデミックな情報が伝えれるので、「美容医療上級者」の方が情報を集めるツールとして適しているのではないでしょうか。

昔はAmebaブログでよくブログを書かれている先生方が多かったですが、文字の加工や写真の挿入など、Noteの方が色々工夫ができるので、書き手としても表現が多彩な媒体は大変ありがたいです。


Youtube

もはや流行り廃りの媒体ではない

いまや誰もがトレンドとしてあげる媒体であるYouTube。動画は静止画に比べての情報伝達量が圧倒的に多く、情報発信として最適です。ただし、エンタメ系にしないとあまり見ていただけない、というのが悩みどころ。

実は当院も10年くらい前からYoutubeを活用していました。ただ、やはり持続するモチベーションが途中で途絶えてしまい、この数年間はおざなりになっていました。
今一度気持ちを改めて新しいチャンネルを開設しましたので、ぜひ皆様ご登録をよろしくお願いいたします。

https://www.youtube.com/channel/UCfamh-4jp-nCkwly_-gECdQ


ちなみに、他の美容医療のDrのYouTubeでは東京美容外科の麻生院長のチャンネルが圧倒的に面白いですね。やっぱり1代であれだけ展開された方は色んなエピソードを持たれており、ついつい見入ってしまいます。

医療としてSNSを「適正」に活用していく

医者が腕を磨けば患者は自ずときてくれる。残念ながらそんな時代ではなくなりました。いかに多くの人に「リーチ」し、いかに「わかりやすく」、いかに「本質的に」情報を発信する時代です。
世の中の価値観は急速に変化していっています。過去の成功例にとらわれずに常にアップデートし続け進化していかなければなりません。

だからといって品位のない内容や、医療のことを何もわかっていない人が医療の情報を発信しては、患者さまが不利益を被ってしまうことになります。バランスを保ちながらSNSを活用していくことが医療従事者としての責務ですし、これからもそうでありたいと思います。


「身も心も美しい人生で」

引き続きよろしくお願いいたします。

酒井倫明(さかいみちあき)


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