ラテラルシンキングがないと変化についていけないです

思考法について「ラテラルシンキング」と言う言葉を聞いたことがある人がいると思います。

この思考法は「ロジカルシンキング」とは異なる思考法になります。

なぜこの思考法が注目されているのか?

そしてこの思考法があると何役立つか解説します。

「ラテラルシンキング」とは?

まず「ラテラルシンキング」がなんぞやと言う人がいるかもしれません。

「ラテラルシンキング」とは水平思考という意味で、1967年にエドワード・デボノが提唱した思考法です。ラテラルシンキングとは、思考の制約となる既成概念や固定観念を取り払い、水平方向に発想を広げる思考法です。そのため、斬新でユニークなアイデアや発想に向いています。

「ラテラルシンキング」とは対になる「ロジカルシンキング」と言うものもあります。

「ロジカルシンキング」とは思考の前提と過程にあります。ロジカルシンキングは垂直思考とも呼ばれ、既成概念を基に筋道を立てて深く掘り下げて考えるため、論理的に正しい結論は1つです。

簡単に言うと「ロジカルシンキング」はスタートからゴールまでの筋道を立てるのに対して「ラテラルシンキング」は筋道を立てずいろんな視点からゴールにたどり着く思考です。

このよう「ラテラルシンキング」のメリットはこの3つになります。

・常に革新的なアイデアを生み出すことができる力
・変化に適応するソリューションを提供する力
・そしてこれらを自社の強みとして行動へ移す力

いろんな視点からやると言うことは、前提から否定するので新しい変化を見つけることができます。

100万稼ぐのにバイトや会社で働くと言うのがロジカルシンキングだとするとラテラルシンキングならば、100万稼ぐためにプログラミングスクールに行ってスキルを身につけてからクラウドソーシングで案件をとって回収すると言う考え方です。

多くの人はお金を稼ぐには就職して稼ぐしかないと思うはずです。

しかしお金を稼ぐ方法は就職以外にもあります。

youtuberなんていい例です。

youtubeで発信して広告費が稼げると言うアイディアが生まれたからこそ多くのyoutuberが今出てきています。

前提や常識にとらわれず変化を産むことができるのがラテラルシンキングです。

ラテラルシンキングはどうやれば身につくか

ではどうすればラテラルシンキングが身につくのでしょうか。

そもそもそんなもの一部の優秀な人しかできないのではないか?

答えは練習すれば誰でもできます。

その方法はこれです。

1.前提を疑う
2.見立て、抽象化
3.セレンディピティ

簡単に言うとなんでも疑うことです。

疑うと言うことは、前提や常識で考えなくなります。

例えば5個のみかんを3人に分けるとしたら1:2:2個で分けるでしょう。

だけど5個のみかんはジュースにして分けてはいけないとは言っていません。

ジュースなら5個使って均等に分けれます。

こう言う風に前提を疑い、別の方法を考えることで新しいものを生み出せます。

スマホも最初は携帯電話はボタンありきだけど、そもそも携帯電話にはボタンは必要ないのでは?画面タッチでいいのではと言うことで生まれたのが今のスマホの形です。

疑い、常識で考えないことでラテラルシンキングが成長します。

なので日頃から色々と疑ってみましょう。

ロジカルシンキングが悪いわけではないです

ラテラルシンキングのメリットを言いましたが、決してロジカルシンキングが悪いわけではないです。

ロジカルシンキングなら筋道があるので、リスクを減らせます。

筋道があると言うことは再現性もあり、ゴールまでの道筋があるのであらかじめリスクを洗い出し、対処することができます。

それによりリスクを減らせます。

どんな思考法も使い方次第です。

なのでうまく使いどころを分かれば仕事でも成果を出せるようになります。

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