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適応障害3.5ヶ月 元気集めの旅行

適応障害の疑い、と診断され、休み始めてからおよそ3ヶ月半になろうとしています。

同じ悩みを持つ方には明日への希望に、すでに社会復帰されている方には共感とアドバイスをいただければ幸いです。


海だ〜!

旅がしたい

適応障害になってからというもの、遠出は避けるようにしていました。と言うのも、ガチャガチャした環境がけっこうしんどかったためです。音、色、匂いなど。近所への買い物には行くのですが、ヘッドホンか耳栓が必要でした。都会に出ようものなら、きっとすぐに滅入ってしまうでしょう。

前々回書きましたが、最近は調子が戻ってきたような感覚があり、以前より積極的な気持ちが湧くようになってきました。友人からの依頼でものづくりをしたり、日中やりたいことを更にできるようになっています。

元気になってきたこともあり、古い友人に会いに行きたいな、旅がしたいなと思い、機を見て行ってきました。4泊5日の旅程で、やや遠方のK市とH市の大きく2都市をまわる旅行です。
事前に連絡して、数人と会うことができました。


移動の負荷

移動ってけっこう疲れますよね。
実は休職2ヶ月くらいの頃にひとりになりたくて(好きな)ソロキャンプに行ってきたのですが、電車移動がなんだかすごく疲れてしまった経験があります。出発時はそろそろ行けるかなー。と思っていたのですが…。

なので今回は
①移動負荷に耐えられるのか
②都会に耐えられるのか
が課題でした。

人と話したりするのはそんなに苦ではなく、近所の友人ともそこそこ会話はできていたのでその点は心配していませんでした。
また、移動に関しては現在「時間はあるが出費は抑えたい」状況なので、バスや鈍行列車でのんびり行くことにしました。


行ってみた感想、感覚、気をつけたこと

実は昨夜帰ってきたところで、現在午前11時頃。
調子は悪くなく、こうして午前中から活動することもできています。大きな疲労感は感じないので大丈夫なのではないでしょうか。

移動や滞在中気をつけていたことは、やはり「ストレス要因から離れる」ことでした。
都内は絶対無理だと思っていたので(環境に耐えられなさそう)、SJK行きは使わずK市行きのバスを利用。バスなら何も考えなくても目的地に着いてくれるので思考負担は減ります。
に関しても、なるべく耳栓かイヤホンをするようにし、余計な負担がかからないよう過ごしていました。

あとは…余計なことはせず、気持ちの向くままになるべくリラックスして過ごすよう気をつけました。
公園で読書、町中華を楽しむ、移動は徒歩で軽快に。
気になり始めると行きたい場所がたくさんあってキリがないですからね…。


友人との時間

2都市で7人の友人に会う機会に恵まれました。
高校、大学時代の友人です。

とある友人は予定していた仕事が流れたからと、新幹線で駆けつけてくれました。彼が言っていたのは、「歳をとってきて、だんだん会う機会も限られてくる。会える時に会える人に会っておかないと後悔すると思って。」って。いや、男前か!

でも本当にそうですよね…。
会える時に、会える人に。
そしてその対象が自分だったってこともうれしく思います。

今住んでいる地域は近くに学生時代の友人はいません。社会人になってからの友人もいいですが、やっぱり学生時代の友人は心の中の、特別な部分で繋がっている感覚がありますよね。

いっしょにご飯を食べつつ、近況をお互い話したりして過ごしました。
意外にも、皆そんなに適応障害についてはつっこんで聞かれませんでした。全然聞かれても構わないんですけど、お互い楽しい話をしたいですもんね。

たくさんしゃべって、食べて、ちょこっと飲んで。
友人に適応障害のことを話すことができてスッキリもしたし、何より楽しい時間を過ごすことができ、たくさんの元気を分けてもらい幸せな気持ちで満たされました。

この時間をくれた家族にも感謝です。
ありがとう。

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