第10回「珈琲のある風景」エッセイコンテスト 金賞〜好きなことで評価をもらう〜

珈琲倶楽部船倉様が主催する『珈琲のある風景エッセイコンテスト2018』に応募した。応募総数1,086作品の中から金賞に選ばれた。たまらなく美味しい珈琲と賞金もいただいた。

タイトルは

『たまらなく可愛い笑顔』

子どもとのエピソードを書きました。



学生の頃にいただいた、わたしの作文にたいする評価。

「とてもていねいで、きれいに、まとめられています。文章の力はあると思います。だけどこれといったものは感じられません。何か一つでも読者の心に響くものがあるといいと思います」

会計論の講義にて。よく書けているのでみんなの前で発表してくださいと言われ、読み上げた後、いただいたコメントです。国語が唯一の好きな科目だった私にとって、宝物となった言葉。作文の内容は会計論と関係ないものなのになぜ?と感じたことも印象に残った理由だと思います。

褒め言葉ではないけれど、嬉しかったです。

自分のこだわったものに関して、良い評価もたとえ悪い評価であっても、向き合ってくれたことがわかるとうれしいです。



いつからかは覚えていません。気付いたときには、日常で感じたことや、考えたことをメモするようになっていました。メモに加筆したものをエッセイにしたいと思いました。


金賞受賞をきっかけに、もっとエッセイを書きたいと思うことができました。



作品といわれるものに対して。同僚の仕事に対して。日常の言動に対して。ファッションに対して。スタイル(B系、寡黙な文学系、◯◯系、◯◯系…)に対して。などなど。ちょっとだけ、こだわっているものを通して、人と向き合うことができたら、素敵なエピソードに出逢えそうな気がします。

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