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未来の私との約束【表現者:まこと】

こんにちは。まことです。いよいよバースデーランウェイも終盤を迎えて、このエッセイを書くのも残り僅かになってきました。1年ってこんなに早いんですね。でもまだまだ私としては序章です。ということで、今日のテーマは「未来の私との約束」です。実は、前回のエッセイと少し重なるようなところがあるように感じます。

自分が自分の一番の敵にならないように。私が約束したいこと

まことさん

前回のエッセイ「タイムマシンがあったら過去に行くか、未来に行くか」というテーマで、私は未来に行って、未来の自分に「辛かった時の気持ち忘れんなよ!」と言いに行くと書きました。

今回のエッセイ、ほとんどこれが回答だと思っています。私が未来の自分と約束したいことは「何年も苦汁をなめてきた過去の自分に恥じるような自分にはならないでくれ」ということです。

社会的にみすぼらしくなっても、また同じくらい落ちていったとしても、支えてくれる人への感謝をないがしろにする人間にはならない、自分を大切にしてくれる人の手を払いのけない、そして自分が自分の一番の敵になってはいけない。

昔の痛みを思い出すことは、私の背中を正す習慣になった

過去に固執するわけではありませんが、これからもずっと私の軸になる部分は10代の自分だと思っています。まだまだわたしの将来は不透明です。どうなるかわからない不安がずっとずっと付きまといますが、だからこそ、自分が守るべきところをはっきりさせておく必要があると思いました。

エッセイのテーマとしては「未来の私との約束」ではありますが、私自身の気持ちとしては毎日意識している事と似ています。私は毎日、意識的にも無意識にも昔の痛みを思い出します。それによってまた落ち込むこともあるんですが、このことが私の背中を正す習慣になっています。

未来というのは決して10年後のような壮大な先の事だけではありません。日付が変わった明日も立派な未来です。私は昨日までの自分の歩みをしっかりと受け止めて、それらを大切に、ないがしろにしないようにまた着実な一歩を踏み出して行く、そしてその結果として、暗闇にいた自分が「生き抜いてよかった」と誇れる自分になりたいです。

明日を生きる想像ができなかった私が今、見通せる未来

すこし話がずれますが、本当にこの1年で自分が変わったなと実感することが増えました。まず今までだったら未来の話なんてしませんでした。自分に「未来」なんてないと思っていたから。明日を生きている想像ができなかった自分ですが、今は1年後ぐらいまでならなんとなく見通しが立つようになりました。大きな前進です。

それには自分の生活環境が変わったこともありますが、自分自身が自分のことを説明できるようになるぐらい私が私と向き合った結果が出ているんだなあと。最近は肩の力を抜いて、顔を上げて町中を歩けるようになりました。

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(編集:響あづ妙

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