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BDR本番を終えて【表現者:かえ】

バースデーランウェイ前日は、いつもお世話になっている美容院に行きました。トリートメントをして貰っている間、めちゃくちゃリラックス出来て寝てしまったんですよね。

帰りに美容師さんが「明日頑張ってきてくださいね」と満面の笑みで送り出してくれて。ものすごく元気が出ました。しかも、当日は担当してくれている美容師さんがランウェイを見にいらしてくださったんです。すごくすごく嬉しかったです。そして、前日はなんだかいろいろ不安になってちひろさんにいっぱい連絡をしてしまいました(笑)ちひろさんごめんなさい!

本当に歩くの?全く実感が沸かないまま迎えた16時のリハーサル

当日の朝、バースデーランウェイの夢を見ていました。ほんとに覚えてるのが少しだけなんですが、歩き終わって最後にポーズをしてから舞台袖に捌ける時。それが終わった瞬間に目が覚めて…朝の5時でした。一気に正夢になってすごくドキドキしたことを思い出しました。

本番までは、「本当に今から歩くの?」と思うくらい全く実感が沸かず、あっという間に16時のリハーサルを迎えました。そんなときに他の表現者さんが「歩く時間よりも話してる時間の方が長いんだよ」って言ってくれて、少し気持ちが楽になりました。

私は本番よりもリハーサルが1番緊張しました。リハーサルの時に上手く歩けなくて靴が衣装に引っかかってしまったんです。

こんなにも素敵な衣装を作って下さったレイさん、チェックをしてくださったりささん、表現者さんやスタッフさん全員に申し訳ない気持ちとなんだか上手く歩けない自分にすごく腹立たしくなって悔しくて涙が出そうになって。感情の中で私が1番嫌いな"悔しい"感情が全面に出て来てしまって本当に"なんで!?"ってなっていたんです。

だけど、リハーサル後、優花さんが「笑顔で!笑顔で!」「かえさんこうした方が良いかも」と声をかけてくれて。頭の中がパニックになっていた私にとってはすごく助けられた瞬間でした。

前を歩く他の表現者さんを見て、私も笑顔を届けようという気持ちに

本番が始まってからは順番に私の仲間がランウェイを歩き始めて、みんなが帰ってくるとすごくたくましくて、そんなみんなを見ていると私も前を向いて、ただ笑顔を届けようという気持ちになりました。

とうとう私の順番。後を振り向くとスタッフさんや表現者のみんながいてくれて、すごく心強かったです。みんなに背中をおしてもらった感覚でした。

私を連れて行ってください

ものがたりは今日はじまるの/吉澤嘉代子featサンボマスター

曲のはじまりの歌詞とともに自分自身を新しい世界に連れていけた気分でした。来てくださったお客さん、家族、お友達を見つけた時、すごく笑顔でみんなが手を振り返してくれて、ランウェイは、ほんとに一瞬であっという間に終わってしまったけれど、今までで1番笑顔で歩けたランウェイだったなと自分でも思うくらいワクワクとキラキラを届けられたのではないかと感じました。

バースデーランウェイは心のお医者さんみたい。参加して本当に良かった

バースデーランウェイに参加して私は心をめちゃくちゃ助けてもらえました。今まで心の中にずっとあった私の悩みを"話していいよ"とそんな場を作ってくれたバースデーランウェイ。

大人になればなるほど、どんどん大きくなっていって、誰にも相談出来ずに苦しんだ日々。

仕事とプライベートの両立が上手く出来なくて体調を崩してしまったこと。全部全部、バースデーランウェイに参加出来たからこそ話すことが出来たし、少しずつ解決する道へ進んでいます。ほんとにバースデーランウェイは心のお医者さんだなあと感じています。

そして、今回のランウェイ後、家族や友人から「キラキラしてたね!可愛くてカッコよかった」と言って貰えることが多かったです。

「本当に感動した。私も何か頑張ろうと思う」「かえちゃんに出会えて良かった」という言葉もたくさん貰いました。この瞬間に「私はバースデーランウェイに参加してよかった。私は歩いて良かった」って思ったんです。

だって私が好きな感情を引き出すことを私自身が家族や友人に与えることが出来たから。何かしらのキッカケを与えることが出来たんだと思うと、バースデーランウェイ当初に書いた私の家族や友人も何か変わるのではないかと思ったから、少しでも役に立てたかなと感じました。

トリを歩く不安は、表現者のさきさんの言葉が包み込んでくれた

今回、私はバースデーランウェイの一番最後を歩かせて貰いました。9月に発表された時は「え!私??」「こんな抽象的な夢の私で良いのかな?」とすごくすごく不安でした。

でも、その日に表現者のまことさんが「かえさんが一番最後だと思いました!」って話しかけてくれてすごく救われたんですよね。私で良いんだってなって。

一番最後に歩くことは、人によれば大トリだから、しっかり歩かないといけないって思うかもしれないけれど、表現者のさきさんが言ってくれた「私の前を歩く6人がランウェイに置いて行ったものを一番最後の私がドレスで優しく集めていく感覚」を思い出してその瞬間を歩きました。

自分の映像が流れている時、ものすごく緊張していました。でも、最後に映像に映った過去の私が「イントロが流れたら、雲の上を歩いているような感覚になれる」と話していて、過去の私が本番直前に"今の私"に歩き方を教えてくれたんですよね。すごく嬉しかったです。

この瞬間に"今の私"が"過去の私"を好きになった瞬間だなあと感じたからです。やっぱり、今の私があるのは過去の私がいるからなんだと改めて感じました。

私を見つけてくれてありがとう。この1年間で迷わずに目標を答えられるように

バースデーランウェイ終了後、スタッフのゆうさんと一緒に帰っている時にゆうさんから、「かえさん!来年の目標は何ですか?」と言われました。私は迷わずに「◯◯がしたい!」と答えられたんですよね。

ゆうさんの目標も聞いてみると、ゆうさんが私の想像を超えるくらい明確な目標を3つも持っていて。私はすごく刺激になりましたし、12月17日この瞬間から来年がめちゃくちゃ楽しみになりました。

バースデーランウェイのスタッフさん。私を見つけてくれてありがとうございます。表現者のみんな。いつも私の拙い言葉を優しく受け取ってくれてありがとう。当日、会場に来て下さったみなさん。私にたくさん手を振って下さりありがとうございます。優花さん。いつも私の伝えたいことを代わりに言葉で表現してくれてありがとうございます。バースデーランウェイに出会えてよかった。だいすき!バースデーランウェイ!

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(編集:響あづ妙

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