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【写真】昨日、探した光について。

#slowlight

色鮮やかな土地に来てから、
モノクロばかり撮ってるなんて。
空港が近いせいか、見上げる空にはいつも軌跡が。
南国風ですね。花の名前はさっぱりわからん。
まりも?
建設中の南国安芸道路。


 昨日のこと。
 足を伸ばして、お隣の町のスーパーへ。すると、先日の……

 全身、黒。むしろ、喪服のようなご婦人が出入り口に。ご丁寧に、あれ、なんて言うのかな、メッシュみたいなのがくっついてる帽子のような。アーミッシュ的というのか、皇后陛下の正装的なあれ。
 で、ですね、その喪服的な、あるいは皇后陛下的な衣装のご婦人に声をかけられたんですね。
「カルマについて、お詳しいですか?」
 えっ?
「カルマについて、どうお考えですか」

 冒頭からさっぱりわからん。しかし、頭によぎる、名セリフ。
「謀ったな、シャア!」
 言わないけれど、思いつく。言いたいけど言わないほうがいい気がする。
 そう、それはガルマ。名誉の戦死を遂げたガルマ。

 の、あのときの、メッシュみたいなのがついた帽子をかぶられた、カルマのご婦人が。
 カルマって、なんでしたっけ。親友だと思っていたシャアに裏切られて、ホワイトベースに特攻することになって戦死した……(←それはガルマ)。まあいいや。長くなるから。
 暑いのに、この日も正装。全身黒。喪服コーデ。
 と言っても、
Tシャツ、バルーンショーツ、エアリフトまで、僕も黒なんですけど。 


民芸品市のストール、
ユニクロUのTシャツ(4XL)、
GOLDのシャンブレーバルーンショーツ、
ナイキのエアリフトで、
夏の黒コーデ。



 そのご婦人にまた捕まった。いや、お声をかけていただきまして。
「あなたが、いま、一番欲しいものはなんですか?」
 今日はカルマの話じゃないんですね。
「いま、何をお求めでしょうか」
 お求めって言われてもな。スーパーなので、食材目当てなんですよね。あ、そうだ。ふと思いつく。
「中華鍋とお玉が欲しいです」
 思わず口走ってしまった、欲しいもの。それは、中華鍋とお玉。
 最近、玉袋筋太郎さん、高田秋さん(←姐さんファンです)、坂ノ上茜さんらが中華を食べて、ビールを飲んでいる、「町中華で飲ろうぜ」をよく見ていて、家で中華を作っているんです。片栗粉やら小麦粉を使わないので、あくまで、「風」ですけど。
「な、鍋?」
 ご婦人は、いくぶん、怪訝な表情に浮かべた。
 それにしても、お金とか権利欲とか、会社勤めの方なら出世とか昇給とか、いろいろあるだろうに、よりによって、鍋とお玉。他に思いつかず、どことなく、絶望的な欲求を口にする僕。
「と、お玉。シリコンのやつを探してます」
 予想外の回答にきょとんとするご婦人。
 不思議そうな表情で僕を見つめる。変なのに声をかけてしまったと、後悔したんだろうな。わかりやすく現世的な欲求でなくて、お説教しにくいんだろうな。すんまへんな。
 無印良品でシリコンの料理スプーンを買って参りました。中華鍋はパス。とりあえず、フライパンでいいかな。中華鍋、重そうだし。暑そうだし。腕力も体力も減退気味だし。

 とろけそうに暑い日のこと。
 皆さん、お元気に過ごしてらっしゃいますでしょうか。僕は、相変わらず、元気は元気なんですけど、へろへろとバテ気味です。えー、もう、繰り返しになりますけれど、夏は大の苦手なんです。
「あれ、痩せた?」
 通りがかった知り合いにそう訊かれる。
「痩せたかも。暑くてさ」
 へろへろとゾンビのように日陰を見つけて、太陽を避けて歩く。
「なんか、なんて言うか」
「ん?」
「痩せた、やつれたって言うか、もはや、出涸らしって感じ」
 誰が出涸らしやねん。なんちゅうこと言うねん。しかし。言わんとしていることはよくわかる。
 そんなこんなで、夏の終わりを待つ日々。
……梅雨明けしたばかりなのに、早速、夏の終わりを願うなんて。実り多き秋の日が楽しみじゃないですか。


 つい最近まで。

 昨年末から始めたSF小説と、一月半前にスタートした、青春もの連作短編をnoteに書いておりまして。
 ええ、もう、まるきり内容の異なるものを同時に書くのは、なかなか大変だったんです。
 文体もそれぞれに変えていましたし(ほんとに一人でやってるのか的な疑問もあったようです)、とりあえず、終わってひと安心。
 しかしですね。
 僕は以前から、「ガンダム・コンバージ」という、食玩を収集していましてね。


これはνガンダム。
あの、アムロ・レイが最後に搭乗した名機。

 頭身はディフォルメされながら、しかし、ディテールに凝った作り。ちょうど、その最新の「オペレーション・ジャブロー」編の発売を失念してしまいまして。
 マイガッ。完売しておりました。ビリーともあろう者がなんたる失態。オンラインを漁るとしっかり高騰してしまっていて、うーん。

 仲良しnoterさんとおしゃべり。
 なんと言うことか、北海道まで暑いのだと聞かされる。来夏こそ、避暑に行こうと思っていたのに。
 サウナみたいに暑いのだという。
 もう、ほんとに逃げ場がない。
 しかし、ですね。
 小説や詩を投稿しようと始めたのに(主にバックアップでしたけど)、いつの間にやら雑文濫発。仕方がない。暑いんだもの(←全部、夏のせい)。にんげんだもの(←?)。
 それでは、また。ビリーでした。


サポートしてみようかな、なんて、思ってくださった方は是非。 これからも面白いものを作りますっ!