【日本一周】30県目／千葉県

千葉に行くなら銚子の方まで行ってみよう、と思い立ち、長距離をひたすら車で走り続けた。海をよく見た日になった。

海ほたるPA

この日本一周の旅では有料道路は使わない、と決めていたのだけれど、日程的にどうしても次は千葉県へ行きたかった。ということで、神奈川と千葉を海の道で繋いだ「東京湾アクアライン」に乗ることに。2/3は海底トンネル、1/3は橋でできている。

トンネルと橋の間にある海ほたるパーキングエリアに到着したのは朝の5時。天気は曇り。
海の上に浮かんでいるような景色で、なんだか船旅の気分。

デッキから顔を出す魚たち。
よく見ると口の部分に座れるようでベンチになっている。

アート作品もあった。ポップでかわいい。

葛飾北斎の神奈川沖浪裏の向こうにガントリークレーン（港湾でコンテナなど積みおろしをする赤と白の巨大クレーン）が描かれているのが気に入った。

きっとお昼頃に来てしまったら何時間もこのパーキングに費やしてしまうな、というほど楽しめる場所だった。来たのが朝早くでよかったかもしれない。

刑部岬

千葉県は木更津へ上陸し、銚子方面へ向かう。
ゆるキャラのチーバくんで言えば、お腹のあたりから耳のあたりへの県内移動となる。

銚子といえばイワシ。全国でも有数の漁獲高を誇る場所ならばおいしい寿司が食べられるだろうと、昼ごはんはローカル回転寿司へ。

アジなども乗っている「地魚三昧」という名前の一皿は、ネタも大きくて嬉しかった。

刑部岬（きょうぶみさき）から九十九里浜が見えると聞いて、展望台へやってきた。空も晴れてきて、日本にこんなところがあるのかと思うくらいの絶景が広がっていた。

天候次第で富士山も見えるらしいがその気配もなく、気持ちがいいくらい水平線と地平線がつながって見える。

海から少し内陸側を見ると台地のようになっていて、丘が続いていた。
どうしてこんな地形になっているのだろう。もっと地理に詳しくなりたい。

岬の住人にも会った。鼻水が付きそうなほど近づいてきて人懐っこい。

ネコはいつでもどこでもかわいいと思う。

成田

成田には国際空港がある。
空港近くに泊まることにしたので、飛行機のある風景がたくさん撮れた。

日が暮れるまで離着陸する飛行機を見ながら楽しむ。
こんなに近くで飛行機を撮影したのは、空港以外では初めてだった。

そして最後に「ぴーなっつ最中」がかわいくて、お土産屋さんで思わず買ってしまったのだった。

とてもいいパッケージ。
ディズニーランドへしか行ったことのなかった千葉県にいい思い出ができた。

（2013年6月27日）