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2024年!公民連携プロフェッショナルスクールに参加します!

こんにちは。
静岡県伊豆市湯ヶ島でわさび農家の嫁をしています浅田恵子です。
40歳を過ぎ人生後半戦に入り、残りの人生で、自分が人生をかけて何かをやり遂げたい、どう生きたいかを考えていく中で、2024年に入り、ジブン株式会社の設立を掲げました。

ジブン株式会社を設立して、私が掲げているビジョンは
天城の自然を守ること。
そして、後世へ繋げること。


自然は、1つの農家では守っていけません。いくつものわさび農家や林業、行政も含めて、自然との共存を営むことへの努力をし続けなければ、山は荒れ、大雨や地震などで大きな災害につながる可能性もあります。
逆に、多くの植物や生き物を育む場所でもあります。そして、これだけ温暖化による異常気象が叫ばれる中、山林が健康であることは、ますます重要になってくると思います。

「自然を守り、人の営みも繋げていく」
という漠然としたビジョンを掲げるなかで、自然を守りながら後世へつなげていくには、「まちを経営する」視点がとても重要だと思っています。
もちろん家業を経営するのと同じように
「まちを経営する」視点。
家業の経営が黒字経営でなければ、家業は継続できないと同じように、まちの経営も黒字経営でなければ、次の世代へ借金を積み重ねていくだけです。

若者が田舎でも「ここに住みたい」「ここで働きたい」と思ってもらうには、「ここで稼げる」と思えるような、前向きな黒字経営がとても重要になると思います。
補助金に頼った経営は、いつか破綻します。「自ら稼ぐ」それもセンス良く、賢く歳出は減らしながら同時に稼ぐこと。新たに投資して稼ぐこと。
そこで暮らす人たちが幸福に暮らせる環境が整備できれば、田舎であろうと人は集まってくると考えます。
それには「公民連携」というキーワードがとても重要だと思いました。
民間主導のやり方で継続的に利益を生み出すことと同時に、行政は行政でなければできない役割を担いながら、民間と一緒に地域経営を解決し継続できるまちづくり「公民連携」はとても重要な視点だと思います。

ただ、「公民連携」といっても、一人の市民として、どんなことが携わることができるのか知りたくて「都市経営プロフェッショナルスクール」に受講することを決めました。


都市経営プロフェッショナルスクールにを受講を決めた理由がもう一つあります。
私の暮らす茅野地区に、自動車専用道路の天城北道路の(仮)浄蓮の滝インターチェンジの計画があがっており、10年後にはインターチェンジが建設され周辺の都市開発も行われる予定となっております。

2023年(令和5年)3月現在、伊豆中央道を介して月ヶ瀬ICまでの区間と河津下田道路の河津七滝IC〜河津逆川IC間が開通しており、月ヶ瀬ICから茅野までの約5.7kmがあと数年で延長する計画が進んでいる。

私たちが暮らす茅野地区は、地区人口は215人、高齢化率52.09%と半数以上が65歳を占める地域です。(15歳以下は15人)
3年前から「茅野地区まちづくりワークショップ」を伊豆市都市計画課が主催、地域住民と工学院大学西森研究室の学生さん、コンサル会社との話し合いの場が何度か設けられ構想案を作成。
しかしながら、構想案が作成されても10年後、その構想案を実際に施工する際、茅野未来づくり委員会の会長は70代、委員会メンバーも半数以上が65歳となると、地域住民の誰が見守っていくのかと漠然とした不安を抱く。

そのまちで、「次世代に何が残せるか」「まちを経営する」とは、どんなことができるのか。

漠然と考えていても知識がなければ、具体案は描けません。
この2年間、全国各地の先進的にまちを面白くしている人や場所に足を運び、経験を通して知り得た学びはたくさんあるものの、では自分の地域に持ち帰って、実際に行動し、計画立案から運営していくには一人では動かせません。賛同し共に汗を流してくれる「仲間」をつくらなくてはなりません。
面白くなっている地域には、必ずキーパーソンとなる人と、一緒に動いてくれる心強い「仲間」の存在があります。
今どきな綺麗でおしゃれな場所を作れば、人が集まるとは限りません。
「誰が」「何のために」「何をやりたいのか」が明確なことがとても重要です。

その答えをみつけたくて、都市経営プロフェッショナルに受講しました。

プロフェッショナルスクールの受講内容は、まず1科目あたり、約20分×4~7回からなるレクチャー映像と必読図書紹介およびそれぞれのレポート課題によって構成されるe-ラーニングと、集合研修に向けて、参加者が4グループに分かれて、グループでのオンラインでのディスカッションもスタート。

7月21日(日)に私が所属するCチームの初顔合わせがオンラインで行われました。
皆、それぞれ住んでる地域も職種も、参加同期も異なります。
画面からも緊張感が伝わってくるなか、エグゼクティブコーチの熊紀三夫氏、三宅香織コーチ、洞口文人コーチから熱く前向きな激励をもらう。

・勉強の習慣化、スケジュール管理が極めて重要であること。
・まだまだインプット量が足りない。まちにダイブし、海外にも足を運び、本を読み、知見を増やす努力を。
・速読力を身につけること。
・そしてアウトプットする習慣をつける。

ピリッとした空気の中で、改めて、仕事の忙しさを言い訳に自分の生ぬるい認識でe-ランニングを進めていたことを反省しました。
特に朝の時間がもっとも頭が働く時間にもかかわらず、夜、子どもたちが寝た後での勉強は、まったく捗りません。
夜型の生活習慣から見直すことにしました。が、なかなか夜型の生活から抜け出せず、結局夜更かしし、朝起きられない状況と葛藤する日々。。

このプロスクールを受講した最大の目的は、自分の苦手としている「習慣化」を身につけること。そして「ぶれない自分」の軸を確立させること。

なかなか自分の中で、葛藤する日が続きますが、こうして共に学ぶ仲間の存在ができたことはとても心強く感じた初回オンラインミーティングでした。

これから半年間。どのように変わることができるのか。レポートしていきます。



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