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塩分のとりすぎはなぜ悪い? 高血圧とナトリウムの関係

カップ麺や梅干し、たくあん、食パンなど、塩分はさまざまな食材に含まれています。塩分をとりすぎると高血圧になると言われますが、どのようなメカニズムで血圧が上がってしまうのでしょうか。それには塩に含まれるナトリウムと血流が大きく関係しています。

塩分をとると血圧が上がるのはなぜ?

「塩分を摂りすぎないように」と、言われたことはありませんか。血圧の高い人ならきっと言われているでしょう。

パッケージに入った出来合い食品には塩分がとても多く含まれています。そして、アメリカ人の90パーセント以上が、推奨限度の1日2.3グラム以上の塩分を摂取しています。2.3グラムというのは食卓塩小さじ1杯分に当たります。

塩分と言いますが、お医者さんが問題にしているのは、塩分に含まれるナトリウムです。ナトリウムは私たちが生きるのに欠かせないもので、体のあらゆる部分で大切な役割を果たしています。でも、摂りすぎると、重大な弊害を及ぼします。

塩分が体に吸収されると、血流の中にナトリウムが取り込まれます。我々の体には、ナトリウム濃度を一定に保とうとする機能が備わっているため、血管内に水分が余分に取り込まれます。

その結果血管内の液体量が増え、血圧が上昇します。というわけで、塩分を摂りすぎると、血圧が上がってしまうわけですが、高血圧は、ご存知の通り、厄介な病気です。

高血圧が続くと、血管壁が損傷し、くぼみができます。そのくぼみに、脂肪や血小板や、その他の老廃物がたまっていきます。それらはプラークと呼ばれますが、プラークがたまると血管が狭くなってしまいます。

心臓はその狭くて、伸縮性もなくなった血管に血を送り込もうとするので、余分な負担を強いられることになります。もちろん心臓に負担をかけ続けるのはとてもよくないことです。

高血圧は腎臓にもよくありません。腎臓は余分なナトリウムを排出して、血圧を下げようとしますが、ナトリウムが多すぎると、腎臓に負担がかかり機能が低下していきます。

高血圧の弊害はこれだけにとどまりません。高血圧は脳の血管を傷め、脳卒中や認知症を引き起こすこともあります。高血圧はさらに、体の他の部分にも影響を与えます。例えば、性機能障害、骨粗しょう、網膜障害 なども引き起こします。

そういうわけで、1日の2.3グラムという摂取限度以下に抑えることが大切だというのが専門家の一致した意見です。すでに、高血圧の人は、特にそれを守ることが大切です。

Biore

  • ファイナンシャルプランナー・AFP

  • フードコーディネーター・調理師免許

  • プロダクトデザイナー・輸入総代理

  • 収益不動産コンサルタント

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