
私達にできる『地球温暖化対策』
地球温暖化は、私たちが大量のエネルギーを使用することによって引き起こされています。二酸化炭素の排出量を減らすには、日々の生活の中での取り組みが大切です。
では私達にできる『地球温暖化対策』何があるのか見ていきましょう。
1.お家で省エネ
なぜ省エネが必要なのかというと、電気やガス、ガソリンなどの元になる、石油や石炭、天然ガスなどの資源には限りがあり、いつの日か地球からなくなってしまうといわれています。
たとえば、石油はあと50年くらい、石炭はあと110年くらいでなくなってしまうといわれているのです。
このままだと、世界中でエネルギーが足りなくなって、これまで通りの生活ができなくなってしまう心配があります。そんなことにならないよう、エネルギーをムダなく、上手に使っていく省エネが大切になります。
✅エアコンの設定温度は夏は28℃、冬は20℃にする。
✅使わない電化製品の主電源を切り、コンセントからプラグを抜く。
✅誰もいない部屋の電気は消す。
✅テレビのつけっぱなしはやめる。
✅冷蔵庫の扉を無駄に開閉しない。
✅シャワーを使う時間を短くする。
✅洗濯は少なすぎず、詰め込みすぎず。
(詰め込み過ぎると洗濯物がうまく回らなくなり、エネルギーをたくさん使ってしまいます。)
上記の省エネ対策はほんの一部ですが、一つでも心がけてやってみることが大切です!
「電気」は、人々の暮らしを便利で豊かなものにしてくれますが、発電に使われるエネルギー資源は無限にあるものではありません。また、発電のために化石燃料を燃やすとCO2が発生し、地球温暖化につながります。
わたしたちが暮らしの中で地球温暖化の防止(CO2の排出低減)に協力できることは、一人ひとりがエネルギー使用の無駄を見直して、無理なく節電に取り組むことなのです。
2.エコドライブを実践する
エコドライブとは、燃料消費量やCO2排出量を減らし、地球温暖化防止につなげる"運転技術"や"心がけ"であります。
実は、家庭からの二酸化炭素排出量で2番目に多いのは「自動車」からなのです。
近くのお店に行く時などは、徒歩または自転車で。ちょっと遠くへ行く時は、バスや電車などの公共交通機関で。どうしても自家用車で移動しないといけない時は、以下のエコドライブの実践を行ってみてください。
✅急発進を避け、アクセルをゆっくり踏む。
(最初の5秒は時速20㎞を維持すると燃費が10%改善します。)
✅減速時は早めにアクセルを離しましょう。
(燃費が2%改善します。)
✅アイドリングストップを心がけましょう。
(アイドリング10分間で約130cc消費します。)
✅タイヤの空気圧チェックを習慣づけましょう。
(空気圧不足で2~4%燃費が悪化します。)
✅不要な荷物はおろしましょう。
(荷物100kgで3%燃費が悪化します。)
✅渋滞を避け、余裕をもって出発しましょう。
(1時間のドライブで10分間道に迷うと17%燃料消費量が増加します。)
エコドライブを行うことで、乗用車1台あたり1年間で約139kgほどのCO₂削減効果があるといわれています。https://www.pref.chiba.lg.jp/shigen/jidousha/documents/ecodrive-leaflet.pdf
燃料消費量が少ないエコドライブは、お財布に優しいだけでなく、交通事故の削減にもつながります!
3.3Rに取り組もう
わたしたちは、毎日の暮らしの中で何気なくごみを出しています。
商品を包んでいるビニール袋、飲み物が入ったペットボトル、魚や肉などの食品をのせるトレイなど、家の中から出るごみは様々です。
気がつくと、家のごみ箱がごみでいっぱいになっていた・・・ということはありませんか?
ごみをいっぱい出すと、そのごみを燃やす時にたくさんの二酸化炭素がでてしまいます。なので、なるべくごみを出さないようにすることも、地球温暖化対策につながります。
✅買い物はマイバックを持参し、レジ袋は断る。
✅食べ残しはしない。
✅容器包装のごみを減らすため、簡易包装商品を選ぶ。
✅マイ箸を持参する。
✅リサイクルショップを利用する。
✅フリーマーケットを利用する。
✅詰替え商品を利用する。
✅着ない服や使わない食器などは、知人に譲ったりする。
✅新しい製品に生まれ変わることができる、缶やびん、新聞紙、雑誌類などの資源物を正しく分別する。
✅リサイクル商品を積極的に利用する。
✅生ごみは堆肥として利用する。
ごみをふやさず、限られた資源をむだにしないためにも、今日からさっそくできることをやってみましょう。きっと大きなエコにつながりますよ。
地球温暖化を止めるため
今回は、「省エネ」「エコドライブ」「3R」の3つの地球温暖化対策を紹介しました。
地球温暖化は、地球全体に影響する大きな問題だからこそ、みんなで力を合わせて解決していくことが大切です。
一人ひとりの小さな努力を積み重ねていけば、おどろくほど大きな結果になってあらわれます。
今日からさっそく、地球のために取り組みをはじめてみましょう!