びの助LIFE

50代中年オヤジ。 妻と子供一人。 80代の母もいます。 健康、家族、生活についてつら…

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50代中年オヤジ。 妻と子供一人。 80代の母もいます。 健康、家族、生活についてつらつらと書いていきたいと思っています。 よろしくお願いします。

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  • 血圧が高いから高血圧について学ぶ

    20代中盤あたりから血圧が高いびの助です。 降圧剤飲んでるけど、なかなか血圧が安定しません。 死にたくないので血圧について学ぶことにしました。

最近の記事

早朝高血圧は超危険!その症状・原因・降圧薬で下げる治療法

高血圧の治療を受けている患者は、診察を受けに行った際に医師から血圧を測ってもらっているはずです。 そして、その時の血圧が正常値に収まっていれば 「順調ですね♡」 と、今まで通りの降圧薬が処方されることになるでしょう。 でもね・・・・・ 血圧の数値は一定ではない 血圧は、一日を通して同じ数値を維持しているわけではありません。 朝、昼、夜の血圧の数値は違いますし、また同じ昼間でも仕事の日と休日とではまた違います。 また、感情の起伏や健康状態によっても大きく変わります。 血圧

    • 降圧剤の選び方・併用ルール

      1種類の降圧剤で足りるのは高血圧患者のわずか3分の1 高血圧であることが判明し、降圧薬での治療を行うことが決まったら、とりあえずは1種類の降圧薬の服用から始まるのが一般的です(そして、カルシウム拮抗薬が選ばれることが多いようです)。 しかし、1種類の降圧薬で血圧が目標値まで下がる患者がどれくらいいるかと言うと、現状ではわずか3分の1程度。 つまり、高血圧患者の3分の2は1種類の降圧剤の服用では十分に血圧を下げることができないのです。 そこで、医師はさらに降圧剤の種類、量を増や

      • β遮断薬の作用・副作用

        作用→心拍出量の減少 適応→若年者、心肥大、心不全、頻脈、狭心症、心筋梗塞後 効果→降圧、虚血性心疾患予防 要注意の病気→不整脈の一部、気管支喘息、冠攣縮性狭心症(かんれんしゅくせいきょうしんしょう)、糖尿病、高脂血症 副作用→徐脈、低血糖、だるさ、運動能力の低下、手足の冷え、中性脂肪の増加 代表的な薬→カルベジロール、アテノロール β遮断薬の作用 過労、ストレス、睡眠不足等     ↓ 自律神経の一種である交感神経が活発化     ↓ 交感神経系の伝達物質である

        • 利尿薬の作用・副作用

          作用→余分な塩分、水分の排泄 適応→高齢者、塩分感受性が高い人 効果→降圧、尿の増加、むくみの減少 要注意の病気→高尿酸血症、痛風、糖尿病、高脂血症 副作用  共通の副作用→尿酸、糖、脂質代謝異常、脱水、勃起障害  サイアザイド系の副作用→低カリウム血症  カリウム保持性の副作用→高カリウム血症 代表的な薬→トリクロルメチアジド 利尿薬の作用 食塩の過剰摂取     ↓ 血液中のナトリウム濃度が高くなる     ↓ 血液の濃度を調整するため血管内に水分が多く取り込まれる

        早朝高血圧は超危険!その症状・原因・降圧薬で下げる治療法

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        • 血圧が高いから高血圧について学ぶ
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          α遮断薬の作用・副作用

          作用→末梢血管の拡張 適応→早朝高血圧、ストレスによる高血圧 効果→降圧、糖・脂質代謝の改善、前立腺肥大症の排尿症状改善 要注意の病気→起立性低血圧 副作用→立ちくらみ、めまい 代表的な薬→ドキサゾシンメシル酸塩 α遮断薬の作用 交感神経の活発化     ↓ カテコールアミン(交感神経系の伝達物質)が分泌される     ↓ ノルアドレナリンが血管の平滑筋にあるα受容体と結合     ↓ 血管が収縮     ↓ 血圧が上昇 交感神経の働きが活発になると交感神経系の伝達物質

          α遮断薬の作用・副作用

          レニン・アンジオテンシン系抑制薬の作用・副作用

          作用→血管収縮をさせるホルモンの働きを抑制 適応→若年者、軽症高血圧、心肥大、心不全、腎臓病、脳卒中後、    糖尿病予備軍、高脂血症、糖尿病 効果→降圧、心房細動の予防、臓器の保護、インスリンの働きの改善、    動脈硬化の進行の抑制 要注意の病気→両側性腎動脈狭窄症、腎機能低下 副作用→空咳(ACE阻害薬)、めまい(ARB)、動悸、頭重感 代表的な薬→ロサルタン,バルサルタン,オルメサルタン,テルミサルタン,       アジルサルタン,エナラプリル レニン・アンジオテ

          レニン・アンジオテンシン系抑制薬の作用・副作用

          カルシウム拮抗薬の作用・副作用

          作用→血管収縮の抑制 適応→高齢者、狭心症、心筋梗塞後、脳卒中後、腎臓病、高脂血症、糖尿病 効果→ 降圧、動脈硬化の進行の抑制、脳・腎臓などの血流改善、認知症の進行の遅延 要注意の病気→心不全 副作用→顔面紅潮、ほてり、めまい、頭痛、動悸、便秘 代表的な薬→アムロジピン、アゼルニジピン、ベニジピン、ニフェジピン  カルシウム拮抗薬の作用 カルシウムイオンがカルシウムチャネルに侵入     ↓ 血管が収縮する     ↓ 血圧が上がる 血管が収縮すると血圧が上昇します。

          カルシウム拮抗薬の作用・副作用

          降圧剤の種類(類型)

          降圧剤にも様々な種類がありますが、大きく分けると以下のような類型になります。 血管を広げて血圧を下げる薬   カルシウム拮抗薬   レニン・アンジオテンシン系抑制薬      アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)      アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬   α遮断薬 血液量や心拍出量の増加を抑えて血圧を下げる薬   利尿薬      サイアザイド系利用薬      カリウム保持性利尿薬   β遮断薬 血管を広げて血圧を下げる薬 血管の収縮が強くなると血

          降圧剤の種類(類型)

          脳卒中を引き起こす最大の危険因子は高血圧!!

          脳卒中とは?脳卒中とは急性の脳血管障害をいいます。 脳の血管が詰まったり、破れることなどによって脳の組織がダメージを受ける病気です。 この脳卒中には大きく分けて、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血があります。 脳出血とは、脳の血管が破れて出血することです。 脳梗塞とは、脳の血管が詰まることです。 くも膜下出血とは、脳の動脈にできた瘤(こぶ)が破裂することです。 脳卒中の原因これら脳卒中の原因は様々にあるのですが、 その最大の危険因子が高血圧であると言われています。 脳出血と

          脳卒中を引き起こす最大の危険因子は高血圧!!

          動脈硬化の種類~粥状(じゅくじょう)動脈硬化・中膜硬化・細動脈硬化とは?

          「高血圧の放置は危険!動脈硬化が死を招く!」で書いたように、動脈硬化は死に至るほどの合併症を引き起こすリスクがある大変重い病気です。 そして、この動脈硬化には大きく分けて3種類あり、それぞれのリスクも異なります。 以下、簡単にまとめてみました。 動脈硬化の種類 1 粥状(じゅくじょう)動脈硬化 2 中膜硬化 3 細動脈硬化 1 粥状(じゅくじょう)動脈硬化 粥状動脈硬化とは、大動脈、脳動脈、冠動脈などの太い血管に起こる動脈硬化です。 粥状動脈硬化が生じる直接の原因はプ

          動脈硬化の種類~粥状(じゅくじょう)動脈硬化・中膜硬化・細動脈硬化とは?

          高血圧の放置は危険!動脈硬化が死を招く!

          動脈硬化とは? 健康な血管には弾力性があります。 そのため、心臓から送りだされる血液はスムーズに体のすみずみにまで行きわたります。 しかし、血管が硬くなったり、血管の内腔が狭くなると血液の流れが悪くなります。 この状態が動脈硬化です。 そして、この動脈硬化を引き起こす原因となるのが高血圧です。 高血圧を放置しておくと、次第に血管が傷んできます。 やがて血管の内側の壁が荒れてぶ厚くなり、血管の内腔が狭くなっていきます。 そして、血管の柔軟性が失われていきます。 これが高血圧

          高血圧の放置は危険!動脈硬化が死を招く!

          7年間もの長期間高血圧を放置!!

          私が初めて自分が高血圧であることを知ったのは確か28歳くらいの時でした。 風邪か何かの病気でかかった医院で高血圧が発覚したのです。私は自営業者で、まだ年齢も若いと思っていたため、それまで健康診断すら受けていなかったのです。 その時、医者に告げられた血圧は、確か最高血圧が150mmHg程度。最低血圧は覚えていないがとにかく高いといわれた記憶があります。 しかし、痛くも痒くもなかったため、その後、7年間ほど放置。 35歳の時に、再び何らかの病気で通院した際に、高血圧を指摘され

          7年間もの長期間高血圧を放置!!