別人格になってしまった ~トラウマからの脱却~
記憶にある学生時代のことや独身の頃に働いていた高齢者施設でのこと。
人が好きで福祉の仕事を選んだ。排泄のお世話も、入浴や食事介助も心を込めてやろうと、どの仕事も大事だった。
終業後に自由時間になると、利用者さんとおしゃべりして、みんなが微笑んでくれることが嬉しかった。そんな天真爛漫な女の子だった。(自分で言うのも変だけど)
今は違う。
人が怖い。
また傷つけられるんじゃないかと、身構えてしまう。
安心できるのは、我が子と親と数人の友人だけ。
今も福祉の仕事をしていて、障がいのある子ども達のお世話をしている。
最近、自分のエネルギーがほとんどないから、遊ぶアイディアが浮かばないし、遊ぶ気力がない。
どうやったら仕事を辞めれるだろう、そればっかり考えてしまう。
ふと気づいてギョッとした。
自分が傷ついているから、誰かを傷つけたくなる衝動にかられる。傷つける目つき、言葉が自分から出てしまう。
そんな自分に気づいて、怖くてギョッとして立ちすくんでしまった。
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