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ここでやっていくと決めた直後に相談を求められた。~トラウマからの脱却~

ここの会社でやっていくと決めた直後に、ある子どもさんが、パニックを起こして動かなくなっているという相談を受けた。

私はその子の今までのエピソードがたくさん浮かび、集団が怖くて硬くなっている様子が浮かんだ。
私自身が人が怖くて震えていたこととリンクして、
その気持ちわかる。
と思った。だからそんな時は、自分ならこんな風に対応してもらえると嬉しいなぁと思うことをいつも実際に対応している。

それは
「そばにいる」
ことだ。
「あっち行って!」と拒否されるけど、「怖くて当然だよ」と心の中で受け止めながら、黙ってそばにいる。少しずつ近づいて肌が少し触れるくらいくっついて、じっとそばにいるのです。
心底、「怖いものは怖いよね」と思えているし、ここにいるの辛いよねと本心で思ってそばにいる。
すると子どもの方から、少しずつ私に触れ始めてくれるのです。
怖いときは全面的に守ってあげるからね、という気持ちでそばにいると、子どもは安心しだして遊び出すのです。

全面的にフォローする。
全面的に味方でいる。
必要な時には駆けつけてあげる。

マズローの欲求5段階説。
安全、安心を確立させてあげることは、こんなにも効果を発揮するのかと、子ども達を見ていていつも思う。

この助けは、私が発作でどん底の時に求めていたもの、そのものだ。

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