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TOEIC勉強法、テキスト選びのポイント。経験者目線のアドバイス。

著者プロフィール

TOEIC 365点→520点→600点。
簿記3級、2級取得。
(国家)公務員試験 合格。

TOEIC600点を取った私が考える、TOEICの勉強法、テキストの選び方で大切なことは、次の3つです。

①金のフレーズを回す
②文法を固める
③実戦(問題集)に取り組む

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①金のフレーズを回す

なんと言ってもまずは、金のフレーズという市販のTOEICの単語帳を回してください。

ちなみに、"回す"というのは、"何度もやる"という意味です。

金のフレーズ 略して"金フレ"

この本は、TOEIC単語の参考書・テキストとして使われているものの中でも、ベタ中のベタ(ありがち、最も使われてる という意味)です。

私も、この"金フレ"を回したことで、めちゃくちゃ点数がUP(アップ)しました。

私の場合、最初に受けたTOEICの点数は、395点(2018年.4/8.日)でした。

しかし、この"金フレ"、そしてのちに書く"でる1000"を回した結果、約2ヶ月半後のTOEICの点数は、520点(2018年.6/24.日)にまで上がりました。

記憶では、この2冊のみをやっていたと思います。

金フレのすごいところは、
・TOEICに出る単語を厳選して書かれているところ。
・解説がわかりやすいところ
・コンパクトで持ち運びに便利なところ

です。

まず、TOEICに出る単語を厳選していることから、効率よく単語を学ぶことができます。

実際にやってみるとわかるのですが、「あ、これ金フレでやったところだ!」「あ、ここも」というように、やったところが何度も出てくるのです。

また、単語は英語でいうところの基礎です。

TOEICの中でも、R&L(読む聞く)のテストを受ける方は、とりあえず単語が分かれば文章は読めます。

なぜなら、文章というのは、英語にしろ日本語にしろ、単語と単語を繋ぎ合わせてできているからです。

もっと詳しくいうと、文章の中にはいろんな単語がいくつも出てくるので、"単語の意味がわかれば、なんとなく文章全体の意味もわかってしまう"のです。

それなので、まずは単語を覚えましょう。

また、人の脳は、何度も見たものを優先的に記憶するようにできています。

それは脳が、「この情報を何度も眼にするということは、大切なものなんだろうな」と錯覚するからです。

それなので、まずは単語集を何度も繰り返し覚えるということを意識してみてください。

"解説がわかりやすいところ"、"コンパクトで持ち運びに便利なところ"というのは、もはやそのままの意味なので、解説も必要ないかもしれませんね。

ですが、あえて解説をするとしたら、まず、何かものごとを覚えようと思ったら、理由があった方が便利なのです。

「海は青い」と教わるよりも、「空の青さを映しているから、海は青い」と言われる方が、記憶に残る感じがしませんか?

単語の勉強も同じです。

"金フレ"では、単語1つにつき、解説が載っていることがあります。

他にも、"その単語に関連する単語"や、"文章の中での使われ方"などが載っています。

そういった、他の情報と関連させて覚えることで、より、単語を覚えやすくなると思います。

ぜひ、"金フレ"を活用してみてください。

また、"コンパクトで持ち運びに便利"であれば、電車や通勤中でも見ることができますよね。

②文法を固める

単語が固まってきたら、文法に取り掛かりましょう。

文法は、文章を作る上でのルールブックのようなものです。

文章というのは基本的に、ルールに従って作られているので、そのルールを知っておくと、読むのが楽になります。

また、TOEICでは、単語を知っているだけでは対応が難しい、"文法問題"というのが出ます。

それなので、文法もしっかりと勉強をしておくことをオススメします。

ここで私がオススメする文法のテキスト・参考書は、"でる1000問"です。

でる1000問 略して"でる1000"

この"でる1000"は、とにかく文法問題が、本番形式でたくさん詰まっているのいうのが特徴です。

これも、"金フレ"と同様、TOEICに出る問題に厳選されています。

それなので、効率よく試験に出る文法を学ぶことができるのです。

しかし、ここで注意が必要なのが、この"出る1000"を使うことができるのは、あくまでTOEICにおいてのみだというところです。

私は、この"出る1000"を使うことで、文法問題において、かなり点数を稼ぐことができました。

しかし、どうやら、記憶には残りません。(笑)

この"でる1000"は、あくまでも、実際の問題形式で知識をバーッと詰めることを目的としているので、"文法の理解"というところには、あまり適していないのです。

"文法の理解"に適していないということは、きちんと理解ができていない=忘れやすくなる ということです。

それなので、
・「とにかくTOEICで点数を取りたい」
という方は"でる1000"。
・「英語をきちんと学びたい」
という方は、中学や高校の、(比較的レビューの良い)文法書を読むことをオススメします。

③実戦(問題集)に取り組む

最後は、"実践(問題集)に取り組む"です。

これは、実際に、本番と同じ形式の問題を解くという意味です。

本番と同じ形式の問題を解くことをオススメするのには、2つの理由があります。

1つ目は、"本番の形式に慣れる"です。

まず、本番の形式に慣れなかったら、本番で緊張してしまったり、問題の解き方がわからなかったり、「どこにどれだけ時間を使えば良いんだろう?」といったことがわからなくなってしまいます。

それなので、まずは、"本番の形式に慣れる"ことを目標にしてください。

そして2つ目は、"自分の実力を知る"です。

この記事を読んでくださっているみなさんの中には、「TOEICで良い点を取って、就活に活かしたい」という方や、「キャリアアップのために、資格を取っておきたい」という方がいると思います。

また、「これからTOEICを受けようか迷っている」という方もいらっしゃるでしょう。

どんな理由であれ、TOEICを受けたい、頑張りたいという思いを持つことは、素敵なことですよね。

そして、どんな人にも「とりあえず○○○点取りたい」「次の目標は○○○点だ」というように、目標とする点数があるのではないでしょうか。

その目標に向かう目印となってくれるのが、"本番形式の問題"です。

これを解くことで、今の自分に取れる点数が明らかになり、「あとどれくらい頑張ったら目標に届く」ということが明確になるのです。

それなので、モチベーションの維持(やる気の継続)のためにも、本番と同じ形式の問題を解いてみることをオススメします。


いかがでしたか?

TOEICのテキスト選びのポイントを知ることや、勉強の方針を固めることは、良い点を取る上で大切なことだと思います。

この記事が、みなさんのTOEICへの挑戦の一助となれば、幸いです。✒️


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