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仕事としてやりたいことの見つけ方&見つけた後の行動

今回は世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方という本を紹介します。

おすすめの人
・何を仕事にしたいか分からない
・やりがいを持ちたい、自分にしかできないことをしたい
・自分の仕事の適正、何が向いてるのかよく分からない
・自分の長所や短所を知りたい
・これから就活、転職を考えている人

選択肢が溢れまくっている多様性の時代において、自分らしさを見失わず、よりやりがいをもって働きたいという思いがあるならば、「自己理解力」は必須スキルと言われています。気になる人はぜひ読んでみてください。
あっちゃんのyoutube大学でも紹介されています。

目次
1、概要
2、書評
3、自分のケース(参考までに)

↓本書に書かれていないけど、大事なこと
4、やりたいことを見つけた後

1、概要
仕事としてやりたいこと=「価値観×好きなこと×得意なこと」で構成されると指摘しています。
価値観:どんな考え方を大事にして生きたいか?
好きなこと:興味、好奇心を感じる分野
得意なこと:成果を出すために使える無意識な思考・感情・行動パターン(長所、スキル)

※「価値観、好き、得意」の項目ごとに過去の自分の経験を振り返って考えられる質問リスト付き
著者の八木さんのケース
価値観:美意識、夢中、結果、好奇心、シンプル
好き:自己理解、ボードゲーム、ファッション
得意
・新しいことを学び続ける
・情報を整理して体系立てて説明する
・不特定多数に届ける仕事
・言葉で人の背中を押す
以上の組み合わせで、「やりたいこと」⇒自己理解を体系立てて伝えること

2、書評
僕の場合はワークをしてみて、10個くらいやりたいこと(実践済み含め)が見つかりました。転職で悩んでいた時に20冊ほど本やサイトを読みましたが、この方法が「やりたいこと」を見つけるために最も理詰めされていて具体化しやすいと思いました。自己理解をするためなら、この1冊で十分だと思います。

また、自己理解(自己分析)を学生時代で最後にするのはもったいないと思いました。
理由1:
大学で行う自己分析だけでは「価値観、好き、得意」の理解が不十分になり、働き始めてからギャップが生じやすいと思います。働いてみてしっくりくればいいのですが、配属先の仕事が「思っていたのと違う。。」というギャップに悩みながら、他に選択肢を見出せず延々と仕事を続ける人も少なくないように感じます。

理由2:新しく経験したことの棚卸をすることで、「価値観、得意、好き」がアップデートされ、新しく「やりたいこと」が見つかる可能性がある。

3、自分のケース(参考までに)
僕が本書のワークをして見つけた「価値観、好き、得意」「やりたいこと」
価値観
・自由(仕事、時間、お金、能力などあらゆることに選択が持てる状態)
・好奇心に従って何でも挑戦する
・他者と社会への貢献
・ポジティブさ
得意:速読、要点をつかむ、情報の組み合わせ、仕事を効率的にするetc…
好き:書く、発信、考える、様々なことを知る、興味分野の勉強、仲間と目標に向かって何かに取り組むetc…
例えば、以上の要素を組み合わせると、↓になります。
「自分が興味を持つ様々なジャンルで得た知見を組み合わせ、誰かの役に立ちそうにアレンジして発信をする」
⇒具体的にすると、noteなどで記事を投稿する。


以下、本書に書かれていないけど、大事なこと
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4、やりたいことを見つけた後
この本で分かるのは、「仕事としてやりたいこと」、「仕事でやりがいを感じると予想できる条件」までです。大事なことはその後、リアルの経験を通して、振り返り、改善していくことだと思います。

やりたいことが分かった後のアクション
1、 目標を達成するために必要なことを逆算して、To do list作成と実践+ひたすらPDCA

2、経済、業界、企業などの事業、トレンドを調べて、知見を広げ続ける。

3、 仕事に出来るか判断する
景況感に左右されることもあるので、タイミングや適切な判断も求められます。選択肢としては4つが考えられます。
1、希望の働き方ができる企業で働くor転職する※1
2、副業にする
3、起業する
4、とりあえず趣味にする(マネタイズ出来ない場合)

※1
中途採用の場合、新卒採用と違い「私はこれがやりたい(希望)」よりも「これやったことがあります(経験済)」と言える人が採用される傾向が強いと思います。また、この不景気だと若手でも中途ポテンシャル採用はかなり厳しいと思います。(筆者所感)
注意
・配属先の職種、働き方、仕事内容の理解が不十分。
・その会社で「働くこと」を目的にすること。

また、得意領域を増やして、やりたいことをできるようにする努力も大事だと思います。例えば、「スクールに通う、資格取得、経験を積める企業に転職する」などを考えるのもアリだと思います。

実際に僕の場合、実は本業として「やりたいこと」(どちらかというと、使命感で実現したいこと)は別にあります。しかし、得意領域が不足しているため、必要な知識を習得し、転職をしながら経験とスキルを積み重ねて実現したいと考えています。
そのため、noteや執筆はメインではなく、本業や日常生活で得た知見を発信するためのサブとしてやっていきたいと考えています。

現状に悩み、次の一歩をどう踏み出せばいいか分からない人も、正しい考え方や知識を知ることで、「やりたいこと」は必ず見つけることができます。
まずは自分を知ることから始めてみてはどうでしょうか。
気になった人は、ぜひ読んでみて下さい!

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