親は『ドラゴン桜』を見ろ!
みなさん、ドラゴン桜って知ってますか?
僕は、最近Netflixでシーズン2を見たんです。
この作品は、全教育者に見てもらいたいと思ったものでした。
学校の先生にはもちろんですが、それ以上に見てもらいたいのは
子を育てる親です。
この作品は、高校生が東大を目指していくって言う物語なんですけど、その高校は進学に力を入れた学校ではないんです。
偏差値が低い学校に東大コースって言うのを作って何人かの生徒が東大を目指すためにそのコースに入ってみんなで東大を目指していくっていう感じなんです。
そこで面白いなって思ったところがありまして。
そのコースに入る際に2つのルールを生徒に守らせるんです。
その1つが
親には東大を目指すことを言わないこと。
なんです。
なんでだと思いますか?
普通なら、目指すことは親に言いますよね。
大学生や社会人ならまだしも、高校生ならなお親に言うと思います。
でも、先生は親に言うなって言うんです。
物語の中では、途中でバレたり、言う時期が来て生徒から伝える感じなんです。
最終的に親の承諾を得て、東大の受験に励んでいくんですけど。
親は必ず、反対や否定をするんです。
なんで東大なんて目指すんだ!
お前なんかにいけるわけないだろ!
時間の無駄だ!
なんてことを子供は言われるんです。
これって、ドラマだからそうなっているわけじゃないですよね。
僕の周りで挑戦したいのにやれない人がいます。
その人たちの特徴は、なぜか
親の承諾を得ようとする
んです。
それはいいとして、結局挑戦に踏み込めないのは親が反対をするからなんです。
親の評価と価値観で子供の可能性が決まってしまっているんです。
ドラゴン桜でも、偏差値が30〜40くらいの生徒が東大を目指すって言った時に、その親が反対するんです。
自分の子供ができるわけないって。
親の私が一番子供のことを理解しているって。
この辺は、僕は親じゃないのでわかりませんが、なぜ親が子供のことを一番理解しているって思うんでしょうか。
僕にはそれがわかりません。
親と子供。
上と下の関係に何故かなってしまう。
子供が親をすごい人だと思うのは当然のことですが、親が子供を下に見るのはどう考えてもおかしなことだと思うんですよね。
子供にとっての最大の敵は間違いなく最も身近にいる親
だと僕は思います。
何をするにも子供は、親の許可が必要だと思っている。
何故なら、怒られたくないからです。
小さい頃から怒られてきた子供ほどに、親の機嫌や親の目を気にする。
そのまま自分の理性が働くようになっていった時に、自分で考えて行動するってことをしなくなるんです。
何故なら、親に怒られる可能性があるからです。
実際に、そーゆう親は怒ります。
何かを始めたいと言ったときに、それが親本意じゃないことだと、
なぜ始めたいのか。
やる意味はなんなのか。
それを仕事にできると思っているのか。など。
子供を詰めるわけです。
例えば、ずっと勉強をしてきた親なら
部活で運動部に入りたい。と言えばほぼ確実に否定されるでしょう。
逆に学生時代に運動部に入って頑張っていた親なら
大賛成されるはずです。
親ってこーゆう生き物なんです。
ドラゴン桜の親もそうでした。
自分が東大を目指したことがなく、勉強も頑張ってきたことがなかった。
だから、子供が東大を目指して、猛勉強していることに理解ができなかった。
親自身が、勉強をしてこなかった、それを才能がなかったに転換される。
才能がない自分の血を継いでいる子供が才能がないと入れない日本一の大学に入れるわけないだろ。
親はそう思うんです。
子供が生まれてから、ずっと才能がない自分から生まれた子供っていうバイアスで子を育てるから、その子供はその親のバイアス通りに育つわけです。
ドラゴン桜でも
東大コースに入った生徒は皆、最初は勉強なんてできないし自信がないって言って東大コースに入ることすらを諦めます。
でも、そうじゃない。
どんな親がどうしようもない人間でも、それがイコールで子供がそうなるわけじゃない。
それはその子供次第なわけです。
自分の世界に子供をはめ込み、子供の無限の可能性を潰すのはいつの時代も大人であり、多くは親です。
ドラゴン桜ではその背景までも物語に入れており、先生が親にドーンと言ってくれるんです。
子供の可能性や選択肢を広げることが親や教育者がやるべきことだと思うんです。
それを決めるのは子供であり、親や大人じゃない。
また個人的にドラゴン桜を見て面白いなって思ったのが
人間性が欠落している人は東大になんていけない
って先生が生徒にいうんです。
実際に、そこも細かく描かれていて。
ここで伝えているメッセージが
東大を本気で目指してその過程で得られるものに大きな意味がある
っていうことでした。
偏差値も低く、自分で物事を考えられず、行動もできない。
責任感がなく、言い訳ばかりで何かあったら人のせい。
そんな人間は五万といます。
東大を目指した生徒の中にもそーゆう子がいました。
しかし、東大受験を目指している間に勉強ができていくにつれて
人間性や性格も変わっていく
んです。
東大を目指している間に、頑張っている間に
本当にやりたいことや成し遂げたいものが見つかっていくんです。
この辺はぜひ実際にドラゴン桜を見てほしい。
つまり、なんでもいいから本気で何かに取り組み、頑張ることが大切なんだと僕は思いました。
僕自身の経験でもそうでした。
何かを本気で情熱を持ってやっていると、自分にできることや目指したいものって必然と見つかっていくんです。
やりたいことがない
好きなことがないっていう人は沢山います。
ここで多くの人が勘違いしているのは、やりたいことがあるから人は動くと思っています。
本質は違うんです。
何かをやっていたから、本当にやりたいことが見つかっていく
んです。
これ面白いですよね。
だからこそ、なんでもやってみることが大切です。
もし、子を育てる親なら
子供にはなんでもやらせてあげてください。
そして、親であるあなたも子供と一緒になんでもやってみてください。
より子供の気持ちが理解できるようになると思います。
子供であるあなたは、なんでも挑戦してください。
親に反対されようが否定されようが負けるな。
否定されること反対されることほどやる価値があるものです。
それくらいでかいことに挑戦できるならしてください。
もちろん小さなことでもいいです。
親だろうが先生だろうが同じ人間。
自分を貫け。
負けるな。
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