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残業大嫌い毎日定時帰り人間が残業に関する記事を書いてみた

私は残業が大嫌いで、長年定時帰りしています。もちろん仕事を放棄して定時で帰るのではありません。

定時までに仕事を終わらせて、というかスケジュールを前倒しして定時で帰ります。常にスケジュールには余裕を持ちたいという考えです。

しかし現実には定時帰りできているという人の方が少なく、やむを得ず残業している人の方が多いのではないでしょうか?

最近は残業について記事を5本書きました。働き方改革によって残業しないようにしようと言われても、世間にはまだまだ残業が沢山あります。

人間は習慣の生き物ですから、残業すればするほど偉い、残業すればするほど頑張っているという残業賛美は簡単に変わるものではないでしょう。

残業にはデメリットが沢山ある

まずは残業がいかに悪いことであるかについて書きました。

そもそも残業が発生する理由は、従業員個々人のやる気やスキルの問題ではありません。マネジメントの問題です。

そして残業が多いと残業代もかかりますし(サービス残業という形で払わない会社も沢山ありますが)、新しい技術やプロセスを試す余裕も持てません。

疲労やストレスも溜まり、プライベートでは勉強や家庭、趣味などの時間も取れなくなります。

もはや会社に滅私奉公しろという時代ではありませんし、高度経済成長時代のようにがむしゃらに働けば経済も給料も上向く時代でもありません。

残業にはかなり多くのデメリットがあります。

私が残業を大嫌いになったきっかけ

私は最初は残業を仕方ないものと捉えていましたが、サービス残業200時間の案件を体験して考えが変わりました。マネジメントに問題があるから不毛な残業が沢山発生するんだと痛感しました。

また残業が多い会社と少ない会社を見ると、そもそも仕事に対する姿勢や習慣が違いました。残業が少ない会社の方が議論が活発だったのです。

残業が多い会社が、残業すればするほどやる気も能力もあって頑張っていると言うのは言うまでもありません。しかしそれだけでなく、言われたことだけやってればいいという意識もありました。

自分がどちらの会社で仕事したいかと言えば、私にとっては明らかに残業が少ない方の会社、すなわち議論を活発にやり、言われたこと以上のことをする会社でした。

残業を減らすためにはまずマインドセットを変えよう

残業はあって当たり前、残業すればするほど頑張っているという意識は根強いです。

だからこそ残業は減らせる、なくせるという意識に変えていく必要があると考えています。

残業はやり方次第で減らせます。私だって最初から残業0だったわけではありません。最初は月に10時間、多い時は20時間くらい残業していました。

もっとも私がいるIT業界では、固定残業代が45時間付いている会社が割と多く、一般的に40~60時間くらいは残業があるものです。

あくまでも「一般的に」であり、炎上プロジェクトに当たると80~120時間くらい残業することになります。

炎上プロジェクトは極端な例だとしても、普通にやったら40~60時間残業することを10~20時間の残業で終わらせることは、マネジメントさえ上手くなれば不可能ではありません。

残業しない方が難易度が高い

おそらく世間のイメージでは、定時で帰る=楽、残業する=大変だと予想しています。

私は残業しない=難易度が高い、残業する=難易度が低いと考えています。理由は簡単で、残業しないように仕事を進める方が、残業するように仕事を進めるよりも難しいからです。

残業が40時間必要な仕事を残業40時間で終わらせるよりも、残業10時間で終わらせる方が難しいことは解ると思います。効率化したり、優先度や重要度の低い仕事を削ったりする必要があるからです。

何も考えずにダラダラ仕事すれば、残業50~60時間になるかもしれません。それを頑張っている、やる気がある、能力があると言うのはおかしいと私は考えています(こういうと常識がないと怒られるケースは多いですが)。

何も考えずに仕事すれば、普通は残業がもれなくついてくるものです。残業を減らすことは難しいのです。

どうしても残業が必要なときの快適な働き方

どれだけマネジメントを上手く進めて定時帰りしても、案件や人員の都合で残業が必要なときがあります。

そんなときは疲れない方法が必要になります。疲れない方法とはつまり、パフォーマンスが高い状態を維持する方法です。そしてパフォーマンスが高い状態を維持すれば、同じ労働時間でもより多くの成果を出せます。

仕事とは沢山の時間をかけて沢山の量をこなすことではありません。必要なQCDを実現しながら成果を出すことです。

だからこそより高いパフォーマンスを発揮できる状態を保つ必要があります。根性論ではないですし、根性論では長時間労働につながってしまいます。そして残業のストレスから残業を賛美するようになります。

これでは悪循環にしかなりません。

終わりに

今回は残業に関する私の意見と、その意見を書いた記事を紹介しました。

みなさんは残業に対してどう思っているでしょうか?

私は残業をできるだけなくしたいと考えています。残業が発生している理由が正しくないからです。私にとっては本質的に考えて正しいかどうかが大事であり、それが私の価値観だからです。

残業が嫌い、残業したくないと言う方は私の記事をぜひ読んでみてください。残業が嫌いで残業したくない人は一人ではありません。少なくとも私がいます。

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