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「DeepL」翻訳はタイムマシン。3日くらい先の未来を読もう

本日は「かつてないほど高品質の翻訳を作り出せる機械翻訳システムDeepL」の記事になります。

1週間前くらいにネットで見つけて使ってみたのですが衝撃を受けました。今まで利用していたgoogle翻訳・webilo翻訳よりも自然な翻訳で、英文の記事もほぼ理解することができたのです。これは記事にしなくては!と

まだDeeplの事を完璧に理解してる訳では無いのですが、便利な利用法を思いついたのでご紹介させて頂きます!

使い方

翻訳したいテキストをコピーして、貼り付けるだけ。以上!

スクリーンショット 2020-04-03 17.11.15

google翻訳を利用してる方なら同じように使えると思います。

加えてDeepLの便利な部分としてアプリ版をインストールすると「command + C」を二回押すだけで自動で翻訳してくれます。ブラウザを呼び出してペーストする手間が省けます。最高。

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で、Deeplの説明は以上になります!ぜひ、試してみてください。




ここからが本番。記事の内容になります。

利用法「3日くらい早い未来を読むタイムマシーン」

記事タイトルにも書いたのですが、イマイチわかり辛くて良い言葉が無いかなぁと探してます....

どういうことかと言うと!

・英語や他国語を翻訳し簡単に1次情報にアクセスできる。

です!またまた以上。

「いやもう、既にやってるし」という方も多いかもしれません。
インターネットに様々な情報がアップされて以来、他国語を翻訳できる方は何年も前から1情報にアクセスしまくっていたのだなあと羨ましい気持ちが湧いてきました。

「あたりまえじゃん!」って思うかもしれません※人によっては

具体的な話をしたほうが解りやすいと思いますので、自分が最近活用した2つのケースを紹介しながらDeeplの凄さを書いていきます。


①1ヶ月前くらいの情報を翻訳する
日本に住んでいると使用言語が日本語なので、英語や他の国の言葉で書かれたテキストに触れることが少ないです。日本のメディアも国内の情報のほうが視聴率が良いのか、国外の情報を全て報じる訳ではありません。大きなニュースをメインにピックアップして省略したり。

今までの自分はCNNやBBC、NewYork Timesをフォローしておいて、気になる記事が流れてきても見出しだけ見て何となくわかった気になって読み流していただけでした。でもDeeplをインストールしてからは内容が60-70%くらい理解できるように!

中国で発表された論文をかじってみたり、イタリアの医療事情の動向を見たり、イギリス首相の直接メッセージを読んだり。近い将来、日本で起こるであろう現象をなんとなく知り心の準備をしていきました※逆に海外の人も日本の動向を注視していたと思います

そこで「なんとなくでも知っていると動揺が少ない」ということが今回の経験でわかりました。4月にアメリカ行きのチケットを予約していたので気にかけていたということもありますが、渡航制限や入国制限の段階的な変異を見ていると大体どの国も同じような変化やアナウンスの仕方で勉強になりました。

ロックダウンって、こうなったらアナウンスされるんだ。とか。

「他の国はロックダウンしても自分の国はロックダウンしないだろう」
「ギリギリまで待ってみよう」そう言うふうには思わなくなりました。

アナウンスの仕方も、徐々に、ゆっくり、混乱が起きないようになのか段階的な変異に合わせてどの国も大体同じだった気がします。

海外の情報だからといって全てが正しい1次情報ということは勿論無くて、フェイクやデマみたいなテキストもあります。ただ1次情報や世界のどこかでおきている事の情報に触れるチャンスは増えるかなと。そういった意味でDeeplは革命的です。


②3日前くらいの情報を翻訳する
こちらも最近の自分の体験からですが...

インターネットで「Zoomというビデオチャットツールがどうやら良いらしい」というのを見て、引きこもりに飽き飽きしていた自分はインターネット飲み会をやってみました。


実際にZoomを使ったネット呑みは楽しくて、快適でした。


「これからはZoomを使った飲み会、セミナー、オンラインスクール、打ち合わせ増えるぞ!」身を持って感じました。

でZoomのことに興味が湧いて調べてみると企業の価値が認められて株価が上がってると。3ヶ月で146%上昇したとか。で実際「zoom 株」で調べたら3倍から4倍に上昇してる。あ、これ買ったほうが良いのかな?と。思いました。

で、いつ買うか。みたいなモードになって。

「買わない」という選択肢は無くなり「いつ」「買う」しか頭の中に無い状態。早く買わないと株価あがっちゃう。でも、今なのか。という葛藤。

Zoomを検索しまくり、twitterでもフォローしたり。そんなZoomモードの自分に先週に入ってからZoomに関する気になる記事がポツポツ。

英語だから完璧に理解できないんだけど、よく無い感じの内容。


Google翻訳の時はコピーペースト面倒臭かったり、翻訳しても意味がわからなかったりしてたので読み流してたと思うんですが「今はDeeplがある」

翻訳してみるとZoomは個人情報を巡る問題で提訴されている。と

マジで?株価を見てもそんなに変化は無い。
大丈夫なのかな。と思いつつ。買いモード。

2日か3日すると日本語に翻訳された該当の記事がSNSに。

「本当っぽいぞ」

ただそれでも日本ではZoom良い!最高!みたいなニュース記事やユーザーの声が多くて個人情報や脆弱性について語る人は少なかった。

いや!大丈夫っしょ!と何故か強気な自分。買うモードになってしまったのか....

その後、1日ごとにZoomのネガティブな英語記事が増えていく。
・ユーザー提訴
・アプリの脆弱性
・パスワードやユーザー名を抜き取られる
・Web会議を乗っ取る「Zoom-bombing」

で、日本語に翻訳されるのは1日後-3日後。SNSなどで見つけるともう少しタイムラグが発生する。全文章翻訳じゃない記事もあるし、Deeplで読んでおいたほうが速かったり。

もう、あぶねえ!!!!って思いました。

その後は株価が大きく下落。日本のユーザーもちらほら脆弱性について語るようになりました。


危うく先週の一番高い時に買うところでした。
そして、買うのは見送り。

twitterの検索でも
「zoom 株」と「$zm」の検索結果は内容が180°違う。

「$zm」で検索すると海外の投資してる人が「ガチで切れてたり」「もう売った」「落ち込んでたり」とかするわけで。Deeplでその人たちの長文も読める。

時間のズレが半端ない。
Deeplを使って検索していなかったら、自分はZoom社の株を一番高い時に買い、今大損をしていたのです。

twitterやメディアで株情報収集するなんて....という方もいらっしゃるかと思います。そこは一部の例といことで株に限らず、DeepLでの情報収集は様々な分野に役立つのでは無いか。


そういう話でした!


一次情報を調べたら!他国の言語を翻訳したから!といって正しい・有益な情報を得られる訳ではありません。Deeplを活用すると多くの情報に触れられるかもしれない!的な内容の記事でした。

自分は衝撃を受けたDeepl。ぜひお役立てください。

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