私は子供の手を引くのでなく、子供と並んで一緒に歩く
ブログを使ってこまめにアウトプットしたいとか言いながら、全然書けていなかった。笑
ここ数週間、ありがたいことに仕事が結構入っていて忙しくしている(フリーランス翻訳家をしている)
仕事が忙しくて疲れ果てご飯を作る時間もなかった時、幼稚園から帰ってきた3歳の息子に、そのことを正直に伝えてみたら、すごい答えが返ってきてビックリした。
私「〇〇、マミーは今日、お仕事いっぱいしたから疲れちゃった。ご飯もまだ作れてないよ。〇〇は、幼稚園で遊んで疲れてる?」
息子「僕は疲れてない、元気だよ!(子供の体力って底なし。笑) ママ、ちょっと寝てていいよ」
私「でもご飯はどうしよう?」
息子「いいよいいよ、後で作ればいいよ。僕も手伝う!」
息子の言葉に感激し、心の底からの「ありがとう」という言葉が自然と出た私に対して、息子は「僕がマミーを助けるよ」と言った。ちょっとニヤニヤ、でもすごく誇らしげな顔をしながら。
〝ああ、これでいいんだな”と思った。
だって、あの時の息子はマミーに頼られてる、自分が役に立ってると感じて、いわゆる自己肯定感でいっぱいになっている様に見えたから。
私の性格上、少し前までなら、どんなに忙しくても子供のお迎えまでに仕事も夕飯の支度も終わらせて、仕事をしてたことや疲れてる姿を隠そうとしていたと思う。仕事は子供には関係のないことだし、その間幼稚園で頑張ってくれてるんだから家に帰って来た時は色々やってあげなきゃって。
でもそれって毎日となると疲れてしまうし、続くわけがない。しかも出来なかった時は、すごく自己嫌悪に陥って、外から帰ってきた子供たちに「ごめんね」と言ってしまう。「ありがとう」じゃなくて。
よくよく考えれば、「ごめんね」と言われたって、子供達からしたら何が”ごめんね”なのかも分からないはず。だけど何か謝られてるから、良くないことなのかな?ママどうしたのかな?って、決して前向きとは言えない疑問や感情だけを生んでしまう。
どっちの状況が自分にも子供にもいいかって考えたら、当然、出来なくても疲れてもそれを隠さず見せる方がいいに決まってるなと、私は思う。
もちろん子供の性格にもよるし、逆に子供側が疲れたり機嫌が優れない時は当然こちらが労ってあげる必要があるのだけど、基本的に、自分の母親に頼られて、「ありがとう」と言われて、ネガティブな感情になる子はいないんではないかと思う。
母親は、何もかも完璧に出来るわけじゃなく、時にズタボロになりながらも一生懸命に生きてるんだ、ってことを子供たちに見せながら育てていければいいのかな。
そして自分ができない時には、相手が子供であろうと、きちんと説明して、時にはSOSを出して助けてもらう。
そんな風に、互いの出来る事で補い合いながら一緒に歩いていく子育てが、今の私には合ってるなと思った。
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