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Z世代の脳内にお邪魔することで【新】人材育成が見えてくる

このブログを読んで下さる方の世代によりますが
仕事を通して若者との付き合い方が難しい方も多いのではないでしょうか?
世代によって仕事やライフスタイルは変わります。なぜなら時代背景が違うからです。
今回はBIGBOSS小柴なりの若手の人材育成について語れたらと思います。




Z世代とは?

Z世代 (ゼットせだい)

米国で1960年代中盤~1980年頃生まれが「X世代」と名付けられたことに始まり、その後の1980年頃~1990年代中盤生まれが「Y世代(ミレニアル世代)」と呼ばれ、それに続く世代という意味でZ世代、ジェネレーションZと呼ばれます。

世代によって呼び名が違う

介護職の人材育成

あくまでも職種によっても捉え方が違うので、
私の独断と偏見も入れつつ介護職のZ世代の人材育成について語ります。
最初に気をつけないといけないのはZ世代で一区切りにしてはいけません。
理由は以下の通りです。

  1. 親がどの世代かでも影響は変わる

  2. どの世代と関わってきて介護業界に来たか

  3. 介護職を望んでやっているのか

このように目の前の若者でもどんな過去があるかで思考は変わります。
このことを頭に入れた上で話を進めましょう。



まずは自分の歳を受け入れる。

自分はまだ若いと思いたい、自分はおじさんではないと思う気持ちはわかりますが、Z世代から見れば何を語ろうが、どんな姿でもおじさんに見られるのは普通と思いましょう。ただ、気持ちを若く持つ姿勢は素敵なことです!

しかし誰でも嬉しい言葉をかけているつもりでもZ世代は仕事やプライベートの価値観に個人差があります。

いくつか例をあげましょう。
上司:そろそろ結婚して落ち着いたらどう?
若手:自分は自由に時間もお金も使いたい

上司:そろそろキャリアを意識してみたら?
若手:責任が重いのは苦痛

上司:資格取得を通して自己成長ができるよ!
若手:研修や勉強より遊びたいし面倒くさい  

もちろんどの世代にもいますが、介護業界のZ世代はこのようなパターンの確率は高いように感じます。

世代の差はベルリンの壁より高い

ではどうしたら良いか?

上記の話を踏まえた上で関わり方を意識します。
まず親の世代が違うということは、どんな声を掛けられてきたか違う可能性があります。
例えば親に怒られたことがない人に激怒をしたら
怒られ方も謝り方もわかりません。
そこに出世の為に、お金の為になど我慢の要素が
なければ尚更加速するでしょう。
そのスタッフは迷子になり、最悪の場合は退職でしょう。
その時に上司は怒ることで伝わる、怒ることで
やばいと思わせるという思考は一旦頭の隅に置いて下さい。





若手スタッフと一緒に考える

怒るや伝えるは正面からの関わり方です。
それよりも車の助手席に乗せるように一緒
未来に向けて語ることをオススメします。
ですが、冒頭でもお伝えしましたがZ世代で一区切りはだめですが、一定の確率はあがると実体験から感じてます。


正面ではなく助手席のように横に並んでみる姿勢が大事


正面からでは圧力を感じるので、横に並び一緒にどうしていこうか?と悩んで前に進めると話がわかる人だなと思ってくれることもあるでしょう。

あとは推し活など今のトレンドに触れてみると
違う景色を感じることが出来ますし、ハマれば
自分も趣味が増えるので一石二鳥です。

このように年の差を無理に埋めるのではなく
Z世代の脳内に入り込む姿勢が、人材育成として成立するポイントかもしれません。

これからの介護業界を背負う若者が増えてほしいですね。

2024.4.20 BIGBOSS小柴

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