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よいオンラインコミュニティは、後味もよいという話

もうあれから1年か。

みんなそれぞれの一歩を踏み出している。
卒業後もオンライン同期会は続く。

1.5か月という超短期オンラインスクール。農関係で起業する、農ライフを術減するための講座だった。

毎期おもしろくて・熱い講師陣と多様な受講生。

暮らしに農を取り入れたいと思った2021年。
農のことなんて何も知らないのに思い切って申し込んだのが6月。

同期の中には就農準備中の方もいれば、現役農家さんもいれば、農家に嫁いだ方もいれば、所属する企業の新規事業で農業を任された方もいた。
その中では、わたしは農初心者だったが、ほかにもそれぞれのきっかけで農に引き寄せられて入塾した方はいたので、気負いはなかった。

1.5か月は本当にあっという間だった。
特にオリンピック期間中だったこともあり、仕事も忙しく結構大変だった記憶もある。

そこで得た一番のものは仲間だった。

趣味であれ、勉強であれ、起業であれ、新しいことをはじめるときに、一番つらいのは孤独だ。
ひとりでは悩みがつきない。モチベーションも維持できない。

もちろんやるかやらないか、どこまでやるかは自分次第なのだが、たいてい人はひとりではうまくいかない。

そんなときに、住む場所もバラバラ、オンラインでしか会ったことなくて、目標もそれぞれであっても、同じ濃密な1.5か月の時間をともにした仲間の存在は大きい。

卒業?終了後、毎月のようにつづけているオンライン同期会。
そのたび、ビール片手に画面越しでみんなの近況を聞き、農という共通の話題で話す。
わずか2時間ばかりだけれど、だれのことも否定せずただただ心地の良い時間だ。

出会いがオンラインにもかかわらず、ともに過ごした時間が濃いと、詳しいことは知らないけれどなんとなく応援したい関係になれる。距離感が絶妙になるのかもしれない。

よいオンラインコミュニティの特徴を言語化するとこうかもしれない。
・心理的安全性が確保されている。
・多種多様な人が参加している。
・運営側が干渉しすぎない。

わたしはというと、農ライフといってもあいかわらず家庭菜園だけれど、それはそれで進歩なのだ。
身近に農ライフを真剣にやっている仲間がいるから少しずつでも頑張ろうと思える。

きょうも同期会がある。楽しみ。

都会で実践できる農ライフ、読書、ドイツ語、家族などについて「なぜかちょっと気になる」駄文・散文を書いています。お読みいただき、あなたの中に新しい何かが芽生えたら、その芽に水をやるつもりでスキ、コメント、ほんの少しのサポートいただけると嬉しいです。