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とうとうパニック発作//230623



一週間が終わった。

遅くても夜1時には寝て、6時半に起きて、7時半前に家を出る。
8時45分に着いて一服してから席へ。

週の後半は人が少ないらしく、昨日から初日の1/3くらいしかおらず、そんなに多くはない私の部でもまだ会ってない人もいるし、一回しか会ってない人も多い。

ノートパソコンを立ち上げてセキュリティがっちがちの自分のアカウントにアクセス。
メール、別のメール、諸々をチェック。

9時
日本に散り散りの全員でオンラインMT
各々の今日の予定とそれまでの進捗を1人ずつ話す。
私も最後に話すことになっているので話す。
そんなに言うことはないので少し意気込みを入れておく。

10時
「そろそろMacのセットアップをするか」となる。
ノートパソコンは全員に渡されていて、それを持って好きなところで皆さん仕事をする。
あちこちでオンラインMTが開催されるけれど私と年下の先輩は固定席。
iMac(デスクトップ)を与えられているからだ。

なので私たちはiMacとノートパソコン2台与えられていて、右にノート、真前にiMacという具合。

ほぼ初期化されているのであれこれと話しながらセットアップし、離婚以来のiMacに触れる。

やっぱMacってグラフィックすごい

めっっっちゃくちゃ綺麗

純正のワイヤレスキーボードと、有線のそこらへんのマウス。
しかしマウスのスクロールが壊れていて先輩に伝えると他から持ってきてくれた。

「うーん、ワイヤレスが良いんじゃないですか?
 買いますか?」

そない簡単に?

「うーん、有線で大丈夫ですよ。
 ほんとならトラックパッドが良いですけどね笑」

冗談で言うと

「え?ありますよ?使います?」

トラックパッドが出てきた。
トラックパッドというのはMacBook Pro〔ノート)にあるマウスの部分で、つまり、ただの板。

これ▼

お借りしました🙏



私はこれが慣れていて好きなのだ。


MacBook Proと中身は同じなので自分のパソコンと同じ仕様にしていき、あれこれソフトを入れたりセットアップをして午前中は終わった。

ちなみに私はDock(Winでいうスタートバー?下のやつ)を横に置きたい。
普段は隠れていてマウスを左に持っていくと、ピョコッと出てくれる。

この左のん
下にあると作業の邪魔になるの


動画編集入るかも、と言われていたけれど今日はなくなって、「はーい」とか余裕こきながらしっかり

premiere pro ショートカット

をGoogle先生で調べて紙に書いていた。
予習も復習も大事だ。

その分、月曜の朝イチで別の動画のMTとなる。
火曜の朝イチは別の動画MTだ。
映像がやりたくて落ちて別に進んで結局動画もやるのは因果だ。

クリエイティブだけではない、私が望んだ「何でも屋」になれてしまったらしい。

ランチで食堂に行こうとしたら隣の先輩が「一緒に行こう」と誘ってくれたのであれこれと話してもらう。
そしてついに私も「小脇に小せぇトート」を携えるようになった。
なんであれを持つのかようやくわかった。

めちゃくちゃ便利

財布もタバコもリップも入る。
腕にかけておけばランチのお盆を持てるとわかったのだ。
食べ終わって喫煙所に行くと上司がいたので2人でしばしタバコについて話し、午後開始。

14時
心臓が飛び跳ね始めた

動悸はよくあるし、深呼吸して落ち着けばなんとかなるかな、と思っていたら今日は(も)心臓は大元気。

一旦、喫煙所に行って深呼吸し戻る。

むしろ飛び跳ねる。

「疲れてるしな、さすがに」

と「発作が出るには理由があるよな保留」と無理矢理落ち着けるも更に飛び跳ね、思考が狭くなる。

あ、無理カモ

やっと薬を飲んで再びトイレに避難。

今度は違う階の人が少ないトイレに行き、奥の個室で目を閉じて深呼吸。
こんなこともあろうかと事前に人が少ないトイレを探しておいたのだ。

しばし目を閉じて「疲れてるんだから仕方ないよ保留」と言い聞かせながらとあることに気づく。

生理近いじゃん

生理が近くなると吐き気や発作が増えるのはよくわかっているんだけど、なんでかそれをすぐ忘れる。
マインドセットとしては「生理が近いから仕方ないよ保留」が一番理由があって納得できるのに毎回毎回忘れる。

過去にも恋人からあまりの機嫌の悪さや感情の起伏から「…生理近くない?」と言われることが何度も何度もあったのに、それでも毎月忘れる。

「そっか生理か、じゃあ自律神経も狂うし仕方なくね?そもそもめちゃくちゃ疲れてんじゃんそれなのに往復通勤2時間かけて7時間半働いてんだよ?」

そりゃ発作も出るよね?

とやっと納得でき、その瞬間に何かが下りた。

This is a 溜飲.

まだ動悸もするし息苦しいけど、心が軽くなって視界が広くなった。
もう大丈夫だろうなと思い、ゆっくりトイレを出て、鏡を見て「あ、大丈夫な顔してる」と思って自分のフロアに戻った。

昔からよく発作が出ると鏡を見る。
こんなに心が荒れててもふつーのツラしてんじゃねーか、で安心するらしい。
ただ表情に出ないだけかもしれないけれど客観的になれるのでおすすめだ。

そう、発作や悪い思考から逃げるのは客観視なのだ。

ほぼ毎日発作、朝まで眠れないビッグ発作を月に一度は出していたのがほぼなくなったのは、そうなる前に手を打つことを学んだからかと思う。
発生源は変わっていないし、体質も心根も簡単には変わらない。
心も体も処理がうまくなっただけだ。
鬱も同じと今は思う。

この言葉、態度、環境、ダメだ

となったら物理的に逃げたり感情の処理をつける。

17時
席に戻りあれこれしていたら終わりに近づいた。

先輩とチョコを食いながら仕事の話をして、プライベートの話もして(恋愛の話はしない)帰ろうとすると、先輩も「一緒に帰りましょう」と言ってくれて2人で帰った。

朝「今日は帰りに◯◯駅の駅ビルに行くんです。ダイソーも行きたいし」と話していてそこに詳しい先輩と盛り上がった。

その駅に着いて親友に電話をした。

お互い忙しくて久しぶりに話せて、話すことは沢山あるのに本気でどうしようもない話をしながら買い物。

私のどうしようもない恋愛の話をいつも聞かされ、今日も聞かされていた親友は冴え渡っていた。

帰宅し夕飯をがっつり食べ、「部屋に入って座ったら動かなくなる」と思いお風呂に入り、YouTubeでいつもは見ない「双極性障害」の動画を見る。

自分は大丈夫か?

の戒めを、一番しんどい弱った時に見れば、認めざるを得ないだろうと思ったからだ。

「ほ、まだ大丈夫だ。
 だけど引き続き気をつけようぞ、保留」

そう自分に声をかけ、とりあえず何も考えずに土日は寝る。

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