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Bicerinのグランドメニュー 〜ミネストローネ〜

Bicerinでも定番の「ミネストローネ」。イタリア料理を代表するスープです。

Bicerinでご提供しているスタイルは、トマトベースの野菜スープに具材の一つとしてパスタを少しだけ入れています。
しかし、ミネストローネの明確な定義は野菜スープということ以外に実はないんです。トマトベースではないミネストローネもありますし、この野菜を入れないといけない!みたいな決まりもない。
それもそのはず。マンマの味が基本のイタリア料理でいうミネストローネは、日本の味噌汁のようなもの。炭水化物のパスタを入れたりベーコンや昨日の残り物を入れたり。味噌汁も家庭によって様々な具材があるように、ミネストローネも自由なんです。

味噌汁>味噌のスープ
ミネストローネ>野菜スープ
と定義は一つだけなのも味噌汁との共通点!
おふくろの味=マンマの味は日本もイタリアも一緒なのです!

さて、イタリア料理の中で代表的なスープのミネストローネ。実は、スープはイタリア料理のカテゴリーではパスタなどと同列の扱いになっています。
イタリア料理でディナーは基本的には3皿(もしくは2皿)で構成されます。

アンティパスト antipasto(前菜)
プリモピアット primo piatto(一つ目の皿)
セコンドピアット secondo piatto(二つ目の皿)

これらのうちプリモピアットにパスタやスープが分類され、セコンドピアットに魚料理や肉料理のメインディッシュが分類されています。
と、ここまで聞くと日本人の感覚では

前菜>一皿目 プリモピアット
パスタ>二皿目 セコンドピアット
メイン>三皿目 テルツォピアット 
となりそうですが、そこは食に貪欲なイタリア人!
前菜はあくまで食前酒のお供!プリモピアットからがやはり食事の始まりというわけで、前菜はあくまでノーカウントだそうですよ!

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