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「働く」とは何か?~Beyond VET 2021 Vol.2 開催報告(前編)~

こんにちは!Beyond VET事務局です。
梅雨明けしましたね!夏本番ですが、みなさんはどうお過ごしでしょうか?

さて、先月20日に今年度第2回目のイベントを開催しました。以下開催報告です。

参加登録者分析

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・参加者所属
麻布大学、北里大学、東京農工大学、日本大学、日本獣医生命科学大学、宮崎大学、山口大学、酪農学園大学

イベント内容

前半は、転職エージェントの在田から、学生の間に進路を選択するにあたって大切な考え方や行動について、最近の就活市場のデータも踏まえながら、お話させていただきました。その後、獣医師の石井から、「労働基準法」についてのクイズを用意し、社会人になる前に知っておくべき知識をお話させていただきました。

後半は、「ねぇ、将来どうするの?」をテーマに、ワークショップを行いました。参加者の方のキャリアについて深堀りをし、なぜその進路を歩もうと思ったのか、運営だけでなく参加者同士でも話し合いました。

このnoteでは、前半の転職エージェントの在田の話をまとめています。後日、労働基準法とワークショップについてのnoteを公開します。

働く前に自分なりの正解をみつけよう

みなさん、「働く」と聞いてどのようなイメージがありますか?
参加者の方にとったアンケート結果です👇

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他にも、人の役に立つこと、人が嫌がることやできないことをしてその対価を得ること、組織に縛られるがある程度自由である、といった意見がありました。


あなたにとって「働く」とは何でしょうか?
あなたは何のために働きますか?
そもそもこの問いに正解はあるのでしょうか?


正解のない社会で生きるのはとても難しいです。現実、4割もの社会人が仕事に対してやりがいや達成感を感じられず悩んでいます(2020年エン・ジャパン調査)。なぜこのように悩んでいる方が多いのでしょうか?

大切なことは「自分の中の答えをもつこと」です。「人に感謝されたい」や「尊敬されたい」など、何でも構いません。自分の中の正義や価値観をもつことが非常に重要となります。もしこれがなければ、やりがいや達成感を感じるのも難しくなり、不満やストレスも溜まりやすくなるでしょう。

結論、「何のために働いているのだろう」「働く意味がよくわかりません」と考えることを一番避けなければならないということです。

時間は有限です。1日だけ切り取っても大きな差はないかもしれませんが、1年、3年、5年経つと、自分の価値観に沿って時間を使っている人と、なんとなく時間を過ごしている人とではかなりの差が生まれます。
この価値観は、自分の時間を充実させ、幸せに過ごすために必ず必要なものです。

自分なりの正解の見つけ方

では、具体的にどのようにすれば自分の答えが見つかるのでしょうか?

まずは自己分析です。やり方はたくさんありますが、過去のBeyond VET内でマンダラートやBASiCS、キャリアの掛け算のワークショップを行いました。一つのやり方だけではなく、様々な種類の自己分析を行うことで、自分が知らなかった新たな自分や、他者から見て自分はどのように見られているのかを知ることができるため、おすすめです。

自己分析についてよくわからないなぁ、、といった方は以下のリンクから詳細を見てみてくださいね!

マンダラートの詳細はこちら👇

キャリアの掛け算ワークはこちら👇

BASiCSの詳細はこちら👇

もう一つ重要なことは、社会に対してどのように貢献したいのかを自己分析と結ぶつけて考えることです。例えば「人の役に立ちたい」と考えている人であれば、具体的に、誰に(Who)、何をして(What)、どのように(How)役に立ちたいのかをイメージしていきことが大切です。これが明確になると、自分で選んだ選択が自分の正解に近づけることができます。

現代SNS等で自分の意見や情報を発信しやすくなった一方で、それを否定する人や意見も目に留まりやすくなっています。しかし、十人十色、世の中には色んな人がいます。見知らぬ人が発する否定的な意見で自分の行動を妨げる必要はありません。「自分が選んだ選択を自分の正解にしようと行動すること」が大事なのです。

今回のこの話が、次にどのように自分が実現したいことを明確にしていくきっかけとなることができれば幸いです。

次回は労働基準法とワークショップについて投稿します!お楽しみに~


※Beyond VETコミュニティやイベントについての説明を聞きたい!質問がある!などございましたら、Beyond VET公式TwitterまでDMいただくか、beyondvet.info@gmail.comまでメールでご連絡ください。個別に対応させていただきます⭐️




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