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太陽の音

最近とみに、カフェや図書館でコーヒーを飲みながら、本を読んだり手袋編んだり、勉強したり、事務仕事したり、というのをしたいなあと思います。寒くなってきたしね。

前シーズンの冬の終わり頃、つまり今年の2月頃はまだ、そういうことが特別でもなんでもなくて、移動の多い私は、外で1−2時間くらい時間を潰さなければいけないことがよくありました。そんな時には、仕事の合間で大荷物と一緒なら店内が比較的広くて長居しても大丈夫なPretで、バレエレッスンの前に時間が空いた時には、程よくざわざわしつつも比較的静かで、良いエネルギーが流れている上にスタジオのすぐ近くにある、大英図書館で。

今は、それらが絶対できないわけではないけれど、人と物理的に密に関わる仕事柄、自分が発症しなければ良いというだけではないので、なんとなくそれは「不要」の部類に入ることなのでしょう。

とはいえ、私は周りに適度なノイズと人の気配があったほうが集中できるのと、ウチだと無気全開、すぐベッドに横になってしまうというトラップがあるので、ホワイトボードに書かれたやるべき各種作業が進まないったらありゃしません。去年のPrime Dayで決心できずに買い逃したKindle Paperwhiteを今年はオーダーしたものの、どうなることやら。

そんな中でも昨日は乗馬レッスン+講習の日。最近パートナーになっている牡馬はヤンキーのお兄ちゃんみたいで、人懐っこいんだけど、気に入らないと噛もうとしたり、絶妙のタイミングで首をふったり、前足で蹴ろうとしたりとします。当の本馬はちょっかい出してる素振り、いわば指先でつんつんしてるくらいの感じなんだろうけれど、とにかく体格差がすごいので(なにしろ馬力)、一瞬たりとも気が抜けない上に、レッスンそのものがシリアスかつスパルタなので、心身ともにけっこうズタボロになります。それでも大好きなことに関して、毎回新しく学ぶというのは、とてつもなく楽しいのだけど、まあ、もはや癒しといえるほどふんわりしたものではなく。

そんなわけでヘトヘトに疲れてベッドに入ったというのに、なぜか頭がざわざわざわざわ。普段は、寝過ぎる傾向にこそあれ、眠れないということはとても稀で、たいてい、寝ようと思ってから眠りに着くまでほんの1-2分しかかからないのに。

2時間近く、諦めて何かを読み始めると眠くなる、寝ようとすると心臓の音がやけに大きく聞こえて頭が冴える、の繰り返しで、SoundCloudのお気に入りに入れている、528HZの音楽でも流してみるかと思ったところに、同じくお気に入りに入れている「太陽の音」に目が止まったのでした。

1分半にも満たない音源ですが、とても落ち着く音です。懐かしいわけないのに、懐かしい感じ。私の内側でざわついていた何かがすーっと抜けて、そのあとあっという間に眠りについていたのでした。

SoundCloudのNASAのページには、どれも短いですが、宇宙の音源があって、スターウォーズの効果音みたいなのとか、やたら落ち着くのとか、色々あって面白いです。上記リンクからNASAのページへもいけるので、興味のある方はぜひ。


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