【東京のブルックリン#2】第2回:職人の技光る、端材もおしゃれなデザインに変える革小物の名店「Arukan(アルカン)」
東京のブルックリン:蔵前
東京都台東区蔵前。別名「東京のブルックリン」。蔵前エリアには古くからの皮革専門職人が在籍しているほか、気鋭の若手の職人もたくさん集まってきて個性的なお店を出店しています。
こうした背景から、最近では築年数の古い建物を活用した店舗やカフェ、おしゃれなインテリア雑貨店などが出店するなど、新旧のカルチャーが融合した隠れた観光スポットのひとつとして注目されつつあります。
このマガジンでは、「東京のブルックリン」を歩いて、最新の情報をお届けします。
ARUKAN
都営浅草線蔵前駅を降りてすぐの好立地に店を構えているのが、今回ご紹介する「Arukan(アルカン)」。財布やバッグを販売しています。こちらのお店の特徴はウィンドウショッピングだけでも心躍るような色合いやデザインが多くあるお店になります。
こちらは、お店の商品の一部ご紹介です。
特徴的なのは職人の技を生かした商品です。
職人の技を活かした3つの商品
ここからは特徴的な3つの商品をご紹介します。
①レース生地を革へ押し付けた不思議なデザインの財布
こちらの商品はメタリック加工のキップレザーに本物のレース生地を革へ押しつけて加工した素材を財布へと仕上げています。どうですか?見た目は革製品には見えませんよね?
一見するとソフトなレースの優しい印象ですが、実際に手をとるとしっかり革を感じられる二面性のある面白い商品になっています。
②イントレチャートの財布
まずは財布を作る元の素材がこちらです。
実際に出来上がった財布がこちらです。
バッグが出来る上がるとこんな感じになります。
ボッティカベネカのアイコン的なメッシュで作られた財布と同じ製法です。切込みを入れた革にリボン状に裁断した革を一本一本手で通して作られています。財布の上部には太目のリボン、下部には細目のリボンでメッシュの幅が異なるデザインになります。
③革の端材をデザインに組み入れた財布
革の端材を編み込んだ開閉デザインの元はこちらです。
財布の開閉口に上記を組み合わせると、こんな財布になります。
こちらの商品は革の端材をデザインに入れた財布になります。財布上部の開閉口には財布を作る上で残ってしまう端材を生かしたデザインになります。端材をデザインに組み込むという高度な技術を生かした職人魂が作品から伝わってきます。
アルカンは1958年に立ち上げられた歴史があり、様々な商品に蓄積されたノウハウやそれを生かした職人の技が光る商品が多数展開されています。
蔵前エリア散策の際に是非、足を運んでみませんか?
お店の様子は動画を撮影してあるので、ごゆっくりご覧ください。記事が気に入った方は、フォローをお願いします(フォロワー1,000名達成を目指しています)。また、実際にお店に行かれた方の感想をコメントに残していただけると嬉しいです。
動画・店舗情報
YouTube動画
店舗情報
ショップ名:アルカン
住所: 〒111-0051 東京都台東区蔵前3丁目1−3 やないビル 1F
電話番号:03‐5809‐3031
営業時間:12時~18時
定休日:火曜日、木曜日URL:https://www.takaya-online.com/
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