体系立った支援の軸を持っていますか?!
こんにちは、べすとびじょん横田です。
今回の個別相談では、特別支援学級の先生をされているAさんとの対話を通して、現場での困り感や、ビジョントレーニングをどのように生かしていくかについて話し合いました。
Aさんは、教育現場での実践に対して非常に熱心で、「どのようにビジョントレーニングを取り入れていけばいいのか?」と感じており、特に「発達のピラミッド」という概念に対して興味を示されていました。
これは、べすとびじょん式ビジョントレーニングの重要な要素の一つです。
「現場での実践にビジョントレーニングをどう活かすか?」
Aさんは、これまで様々な教材を使いながら、特別支援学級で子どもたちと向き合ってこられました。「
教材はあっても、それをどうつなげるべきか」「どこが子どもたちのつまずきのポイントなのか?」といった部分で、悩んでいたそうです。
これについて、私は「発達のピラミッド」の概念が有効であるとお伝えしました。
子どもたちの学びの土台がどの部分で弱いのかを見極め、その部分をしっかりと鍛えてあげることが、全体の成長に繋がるのです。
たとえば、目と手の協調性が不十分な場合、その子にただ数える練習をさせるだけでは十分ではありません。まずは、視覚的な基礎力を鍛える必要があります。
「コグトレやビジョントレーニングの連携」
Aさんは「コグトレ」(認知機能トレーニング)にも関心があり、実際に活用されているようです。
私は、ビジョントレーニングとコグトレは非常に相性が良いとお話ししました。
ビジョントレーニングは、目と脳の連携を高め、子どもたちが環境を正確に認識し、集中力を維持するために重要です。
一方、コグトレは、より認知的な部分を鍛えるものであり、これらを組み合わせることで、子どもたちが持っているポテンシャルを引き出すことができるのです。
Aさんは「ビジョントレーニングの基礎を学びながら、子どもたちの興味を引きつつ進めている」と話していました。
たとえば、コグトレの教材を10分間使って集中を促した後、他の学習に入るという工夫をされているそうです。これは非常に有効な方法であり、子どもたちが楽しく学べるような仕組み作りが大切です。
「オリジナルの教材作りのすすめ」
ここで私は、Aさんに「オリジナル教材の重要性」についても触れました。既存の教材を使うのも良いのですが、子どもたち一人ひとりに合った教材を自分で作成することが、特別支援教育の現場では非常に効果的です。
実際、べすとびじょん式ビジョントレーニングでは、講座を通じてオリジナル教材の作り方を学ぶことができます。
「その子に合わせて教材を増やしたり減らしたりできる」という点が、このトレーニングの大きな魅力です。
Aさんもこの考え方に共感され、「教材を買うよりも、その子のためにオリジナルを作るほうがやりがいがあるかもしれない」と前向きな姿勢を示されました。
「教員のセカンドキャリアについて」
Aさんは現在、教員としてのキャリアを続けているものの、「これからどれくらい学び続ければいいのか?」といった将来についても悩まれていました。
私は、「教員としてのセカンドキャリア」についてお話ししました。
実は、べすとびじょんの初級講座には、年間で600〜700人の受講生がいますが、そのうち約4割が学校の先生方です。
中には、学校を辞めて独立し、ビジョントレーニングを使った学習支援や教室を開いている方もいらっしゃいます。
私は、「教員の経験を生かして次のキャリアを作ることは十分に可能です」とお伝えしました。
Aさんも、「学校の現場で子どもたちのために何かしたい」という気持ちが強く、それを形にするための学びを続けたいという意欲を示されました。
Aさんも「次のキャリアに向けて、一歩踏み出してみたい」と前向きな姿勢で終わりました。
今回の対話を通じて感じたのは、現場での悩みや不安を持ちながらも、それを乗り越えたいという強い意欲があるということです。
ビジョントレーニングは、子どもたちだけでなく、教員自身の成長にもつながります。Aさんのような先生方が、これからも子どもたちのために学び続け、実践を通じて成長していく姿勢に心から敬意を表します。
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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