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【メディア掲載】興奮とか感謝とか幸福とか。日経MJを持つ手と心が震えた。新聞メディア初掲載に思うこと。

初めて自転車に乗れたとき。
初めて試合でゴールを決めたとき。
初めて恋人ができたとき。
初めて就職試験に受かったとき。

人間は誰しも「初めて達成したこと」はよく覚えているもの。
物心ついたとき、青春時代、あと仕事でも。経営でも同じだ。
初めてホームページができたとき。
初めて商品を購入してもらったとき。
そして、初めて自分の商品が新聞に載ったとき。

今日、日経MJという日本経済新聞系の新聞に弊社の商品BespokeWashが「注目の一品」として載った。発売日にプレスリリースを配信したときに、担当記者から連絡をもらい取材を受けたのだ。

日経の販売店で購入したら、販売店の方が掲載を一緒に喜んでくれました。

これまで広告代理店の一員としてクライアントからお金をいただいて消費者キャンペーンや新聞広告やTVCMを数多く制作してきた。

20万着の服を世界中の人にプレゼントするキャンペーンをしたことがある。全国5大新聞の30面(見開き2面丸々)広告を制作したことがある。
ハリウッド俳優が出ているTVCMを制作したことがある。

でも、どうだろう。どうだったのだろう。それらが世に出たときに僕は心が踊っていただろうか。嬉しかっただろうか。どこか他人が作った商品やサービスを広告をするということに醒めた目で見ていなかったか。他人の褌で相撲をとっているような感覚になっていなかったか。
制作したと言っても、自分でアイデアを考えたわけでもないし、写真を撮影したわけでもないし、コピーをつくったわけでもない。営業としてクライアントとクライアントと制作会社とタレント事務所の間で右往左往しただけだ。毎日朝早くから夜遅くまで仕事をしていたが、どこまで仕事を心から楽しんでいただろうか。

でも、今は違う。自分が魂を込めた商品がこうして世の中に発信されたことがとても嬉しかった。小さい記事だ。普通の読者なら読み飛ばしてしまうだろう。でも、この紙面を見た時に、日経MJを持つ手と心が震えた。初めてホームページができたときも、初めて購入いただいたときも震えた。経営は苦しいことだらけだ。でも、この湧き起こる感情は何にも代えがたい。興奮とか感謝とか幸福とかをこれからも積み重ねていきたい。

濃くて暗い雨雲の先に、かすかな光が見える。

僕がいま売っているBespokeWashという洗顔料はほぼ売れていない。ほぼ誰にも知られていない。でも、極少数だけど買ってくれる人がいて、小さいスペースだけど記事にしてくれる人がいる。ひとりでも多くの男性の肌のために、そしてひとりでも多くの男性の自信のためにBespokeWashを届けたいと思う。

万里の道も一歩から。
引き続き、何卒よろしくお願いいたします。