ウルトラマラソンとの出会いが、運動音痴だった私の人生を変えたストーリー8:ウルトラマラソンの魅力にはまる!

マラソンを経験していない人は、「ウルトラマラソンってなんですか?といいます。マラソン経験者の多くは「ウルトラマラソンをいつかは完走したいです」とか「ウルトラマラソンも挑戦しました」のどちらか。

あなたはどうでしょう?

ホノルルで初マラソンを経験した私は、最後まで走れたことに気を良くして、翌年からタイム短縮のトレーニングに本気で取り組み始めました。

目標があると、ロングランの練習も辛い思いより、楽しい思い、あるいは達成感が上回って続けることが出来ます。この辺が、やめてしまう人と続ける人の分岐点かもしれません。

さて、私はやるからには必勝を目指す性格なので、マラソンを難なく完走するには、練習でマラソンを上回る距離を日常的に走ってみることだと思いつきました。

当時単身赴任だったこともあり、土日のどちらかは、半日以上かけて、30-50キロのロングランを日課にしました。

そして、フルマラソン完走の翌年夏、単身赴任先のウルトラマラソン、磐梯高原での50キロ走に参加、そのすぐあと、70kmの磐梯猪苗代ウルトラマラソンにも参加して、どちらも気持ちよく完走を達成。

フルマラソンの時もそうでしたが、慎重に、オーバーペースにならないよう、ゆっくり走ったのが良かったのだと思います。もちろん、それまでの12年間の朝ランで、基礎体力が出来ていたことも大きいです。

わたしが、初心者の方にアドバイスするとすれば、自分の体力に応じて、無理をせず、苦しくない、らくなペースで取り組むことです。私が走り始めたのは35歳、初マラソンを経てロングランに取り組み始めたのは47歳。

そんな私でも、52歳でサハラマラソン完走、53歳から毎年100km-100マイルの山岳トレイルマラソンを複数完走しつづ出ることができたのですから、焦ることは全然ないと思います。

(つづく)

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