「オイラの秘密は報連相」とポパイが言ったとか言わないとか。
こんにちは。「腱引き」「つるた療法」の別府湯けむり道場、大平です。
報告→怒られる！
— 「別府のおーひらはうつろわない」 (@beppukenbiki) July 16, 2021
連絡→怒られる！
相談→怒られる！
怒られる！
報告連絡相談、つまり「報連相」...社会人として重要であることは間違いないはずなのに、これだけのいいね、そして「わかる！」というリプライや引用リツイート（RT）が大量に届いた（今は落ち着きましたがまだぼちぼち届いております）というのは、そこに日本における報連相のいびつさや理不尽さを感じている方が非常に多いということなのでしょうか。
ほんのネタ程度の軽い気持ちでtwitterにつぶやいたものが人生初の1万いいねを超えて、昨日は大フィーバーでした。
そう。先に言っておきますが、あくまでも「ネタツイ」です。
「○○するといいですよ」などのアドバイス（これは優しいお心遣いですね）や「甘えるな」「使えないヤツなんだな」、「だからといって何も言わないとそれで怒られますよ」などといった反応も、ちょっぴりありました。
ご存じの通りわたしは今は一介の個人事業主なのですが、昔は何か納得いかないことを言われたら言い返したり露骨に機嫌を悪くすらしていた、別の意味でどうなのかという感じの社会人（今は反省しております）だったので、たしかに勤め人としてはまあ失格の部類なのかもしれません。だからこうして独立しているわけで……。
（実際に使えない社員だったのかどうかは、わたしのことを直にご存じの方が分かっていればそれでいいです。それが良い方向でもダメな方向でも）
わたしにはツイートのような場面はほとんどありませんでした（少なくとも報連相すべてでいきなり怒鳴られたというようなことはない）が、これまでに勤めさせていただいた職場で他の社員さんが釈然としない叱責を受けていた光景などは何度も見てきており、こういうことは十分に考えられるよなあ...…という想像力（というほど大したものでもない）を働かせてつぶやいたのです。
報連相という行為それ自体に何の問題もないことはたしかです。叱られるようなことをしてしまった場合、それを叱るのは当然……もっとも「怒る」ではなく本当に「叱る」のであれば、の話になりますが、多くは感情を優先させた理不尽なアクションであり、ツイートの反応には、その理不尽さにモノ申したい……そんな欲求が渦巻いているように思います。
「怒らせるようなことばかりしてきたのか」という反応もありましたが、ミスでもなんでもない報連相をしただけでも怒り出す上司というものが存在するのはたしかで、いただいた反応で確認しただけでもそこそこいらっしゃる模様。
（一方で最近は指導、注意を受ける側の打たれ弱さも感じないわけでもく……わたしが昭和生まれの人間だからでしょうか。注意を自己否定と受け取られるケースもあり……もしかしたらわたしの注意の仕方がまずかったのかもしれませんし……バランスとは非常に難しいものですね）
そこで「現代に生きる社会兵法家」と名高い（というかわたしが勝手にそう思っている）盟友・吉村英崇さんが、一連のツイートとそのリプライなどをまとめてくださいました。
報連相をする側とされる側、両サイドに配慮した名まとめだと思います。多くは申しません。このリンク先にほとんど書いてあるので、それを一読していただければよろしいかと。
また、これは管理職だけでなくスポーツその他習い事の指導者にも通じるものがあると思っているのですが、
上に立った者には上に立ったなりの学びが必要不可欠である。
コーチング、アンガーマネジメントなどたくさんあります。もちろん上に立つ前から勉強していてもいいのですが、その立場になってみないと（あるいはなっても）分からないことも多いですから。
頭ごなしに怒鳴って怒って、あげくその場の感情にまかせた暴言までは吐き散らす（昔のとある職場でいえば、ささいなミスをした社員さんに向かって「このキ〇ガイが！」とまで叫んでいた場面も目撃しております）。言われたほうは叩かれて叩かれて「なにくそう」と反骨心と根性論で育っていくだろう。そう思っているのなら、それは大きな間違い。
「自分はこういう風にされて伸びたから、下もこうすれば伸びるだろう」は当たっている場合があれば当たってないこともありますし、効率的ではありません。そもそも自分以外の人間は自分ではないから、それも当然です。
皆様方におかれましては、今回のテーマで述べさせていただいた内容に限らず、今後も学びの手を止めないでいただきたいですし、これは上に立つものだけでなく、万人に共通することだとも考えております。
さて、報連相を最も徹底せねばならないのは今の私の立場だと、上司よりもむしろ奥さんなのです。
報告（引継ぎの際の「こういう施術をしておいたよ」）
連絡（「〇〇時に予約入ったから！」）
相談（「（お客さんの）このケースについてどう思うか」）
…などなど。あと、いちばん重要なのは
「晩ごはん、いらないから！」という報告。
これは絶対に忘れないでくださいね。
。。。
※「報連相を禁止した企業」もあり、すごく気になっております。
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