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【日記】点がつながり始めた...のか?

昨晩は非常におもしろいお話しを聞くことができました。

50代中盤の男性の方と食事をしながらいろいろとお話しを聞かせて頂いていました。

その男性は証券会社で長く務めており,経済と組織の浮き沈みも経験し,それがお顔にしっかりと刻まれています。

数多くの経験のほんの一部をお話し頂いたのですが,その中で今の自分の状況とぴったり合うお話しがありましたので,言葉にしておきたいと思いました。


「35歳から45歳の間は,総合的なバランスで見て男にとって最も良いだと思う。それ以前とそれ以降は,どこかがとびぬけたり,足りなかったりしてくる」

というものでした。

この言葉を聞いた時は久しぶりにうなりました。

というのは,ちょうどこのぐらいの時期に入ってきた自分にとって,明らかに仕事をする上での,ものの見え方が変わってきたからです。

最近は前よりも「つながり」が見えるようになってきました。
前よりも,仕事やプライベートで話を聞いていて,「これ,あれとつながるな」とか「この人とあの人を繋げたらきっとおもしろいだろうな」というのが浮かぶことが多くなってきたのです。

これはどういうことなんだろう?と感じていましたが,昨晩のお話しでピンと来ました。

これは点と点がつながり始めたのではないかということです。

スティーブ・ジョブスのConnecting the Dotsはとても有名で,まだまだこのようなレベルでの大きな変化ではありませんが,小さなスケールでその兆候は確かに感じています。

そして身体も動きますので,実際に人を紹介してつなげてみたり,そしてまた次の変化が起きたりと,おもしろい変化の循環が周囲で起きています。

点と点がつながって線になって,その線がまた別の点とつながって,より長い線になっていくような感覚です。

おそらく(「男性は」という話でしたが),35歳ぐらいからこのような変化が起き始めるケースが多いのかもしれません。
そのように考えると,この先の10年がまたとても楽しみになってきます。

もしかしたら45歳ぐらいで,つないできた線が面になり,その後に立体的になってくるのかもしれません。


次元の違う話なので,今の私には「線」の感覚までしかわかりません。
おそらくその方の話も,「面」の次元の話について実感を伴った理解はできていないのだと思います。

その方も,「振り返ったときにしかわからないから,今できることを精一杯やっていくしかない」ということを仰っていました。

ぐるっと回って,また「今を生きる」ということに帰着しました。

一日一日を大切に,出来ることをやっていきたいと思った食事会でした。

(写真: グラニフとコラボの「ともぞうTシャツ」。字はともぞうの顔でできている珠玉の一品。これを着て行っていたら、素敵なお話は聞けなかっただろう。)

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