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適応障害で休職中の女の日常④~女ひとり沖縄旅【前編】~

こんにちは。適応障害で休職中の24歳女です。
今回の記事では、休職中にふと思い立ち、女ひとり沖縄旅にでたときのことを書いてみます。

仕事を休職し、仕事・将来について思い悩んだ私は、何を思ったか一人で旅に出る決意をします。

行先はそう、地上の楽園・沖縄!!

人生で初めての沖縄、しかも女ひとり旅。大学時代ですら一人でどこか遠くへ行こうとは思わなかったので、24歳にして初めての挑戦でした。

不安よりも、「とにかく綺麗な海みたい!!」という思いが強かったです。なんかこう、毎日灰色~みたいな漠然としたネガティブが日常にはびこっている感じがあり、どこかここではない別世界に行きたかったのだと思います(そういうときってありますよね?)。

そうと決まれば話は早い。何にもやる気が出なかった私ですが、ネットを駆使して沖縄での旅行プランを緻密に計画し、飛行機や宿の予約を取り、1週間後には成田空港から颯爽と旅に出ました。

ここで旅のプランをご紹介。2泊3日の那覇を中心とした気ままな一人旅ですです。

1日目:那覇空港に到着→那覇・琉球バスで百名ビーチへ
2日目:バスツアーで美ら海水族館周辺を観光
3日目:国際通り・首里城周辺を観光→那覇空港へ

飛行機は格安航空を利用し、約3万円の交通費。国際通り近くのカプセルホテルを取ったので、宿代も2泊で3000円程度。2日目に参加するバスツアーは6000円で、その他食事代やお土産代など含めても総額5万円までに収めようと決めていました(なにせ社会人2年目の傷病手当金生活は、収入も貯金も少ないのです)。

少し肩身の狭い旅にはなりますが、今回の旅の目的は豪遊することじゃなくて、綺麗な海を見ること!灰色の日常からの脱出です。

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初のひとり飛行機にびびりつつもどうにか耐え忍び、ついに那覇空港に到着!

あれ、ちょっと寒い…?

旅した時期は11月の後半、冬の始まり。東京ではコートを羽織り始めていました。沖縄の気温がいまいちわからず、ブラウスと念のため薄手のカーディガンを持参していましたが、ブラウス一枚ではちょっと震えちゃう寒さ…なぜ?

外に出ると、予報とは真逆の曇り空が、灰色に垂れ込めていました。天気予報が役に立たないなんて…早くも沖縄の洗礼を受けます。

1日目の予定は百名ビーチへの観光。天気にがっかりしている暇はありません。空港に売っていたスパムおむすびをさくっと食べると、那覇空港発のバスに乗ってビーチを目指しました。

百名ビーチというのは、那覇空港から車でさくっと行ける、人の手の入っていない天然ビーチです。神聖なビーチとして現地の人には親しまれているそう。”人の手が入っていない”というのが個人的に惹かれポイントでした。

私は車に乗れないのでバスで調べたところ、約2時間の道のりでした。途中バスの乗り換えが上手くいかずかなり苦労しましたが(バス停ってこんな分かりにくいものだっけ…できればレンタカーで行ったほうがいいです)、なんとか百名ビーチに到着。


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太陽が出てないと、海って青色じゃないんですね…この時初めて知りました。曇り空を映して薄い灰色をした海原が、どこまでも透き通って地平線に広がっていました。

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波の音と、砂浜を歩く自分の足音だけが響く空間。人っこ一人いません…この光景は綺麗というより、ちょっと寂しい。世界に自分ひとりしか存在しないんじゃないかと錯覚するくらいの孤独感でした。

もしかすると、ちょっとニッチなビーチを選んじゃったみたいです。

予定ではその日、百名ビーチでゆっくりするつもりでしたが、あまりに寂しすぎるのと海が透明すぎるのが怖くなって、早々に切り上げてバス停へ逃げ戻りました(笑)

そうしてバスに揺られ、国際通りに到着。すでに日は落ちていました。疲れ果てていたので、カプセルホテルにチェックインするなり、すぐお風呂に入ってバタンキューでした…

総じて1日目はお天気に恵まれず、沖縄の裏の顔・灰色の海を堪能した日になりました。

ニッチな場所へのバス移動は大変でしたが、観光地化されていない土地だからこそ、沖縄そのものの暮らしが車窓から見れたのが面白かったです。民家やさとうきび畑のちょっと寂れた感じとか、年期の入ったシーサーの置物とか。思ったよりどの民家にもシーサーあってテンション上がった。

次の記事「適応障害で休職中の女の日常④~女ひとり沖縄旅【後編】~」では、沖縄旅行の2・3日目について書こうと思います。2日目がこの旅のハイライトなので、書くことたくさん!

ここまで読んでくださりありがとうございました🌸








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