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日刊弁慶2022.7月号

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記事一覧

無言の試合(黒帯と)

夕暮れどき、通勤ラッシュの少し前。日光が電車の窓からほぼ水平に差し込んでくる。正面から日を浴びるとき、俺はサングラスをかける。しかし今日は背中に光を受けて座っていた。サングラスを鞄にしまい、ボーっと正面を見ていた。スマホを見るでもなく、音楽を聴くでもなく。

ある駅で隣の席が空いた。そして一人の女性が乗り込んできた。背が高く、肩幅が広い。顔は細かくは見なかったが、50代くらいだと思う。俺の隣の空席

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真面目は病気

「真面目は病気!」と俺は自分に言い聞かせている。二つの意味を込めている。

①真面目は病気だから、真面目にならないように気をつけなさい。
②真面目は病気だから、仕方ない、諦めなさい。

なぜこんな標語を掲げているのか。簡単である。俺は自分の真面目さに辟易しているからだ。ルール・マナー・計画・約束、これらを忠実に守ることに、文字通り人生を賭けている。しかしこういう自身のスタンスにセルフ-ツッコミを入

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思春期のおわり

安倍晋三氏がいなければ、俺は音楽を続けていなかっただろうし、哲学をやることもなかったでしょう。というのは大袈裟だが、しかし関係ない話ではありません。

俺がいままでに手に入れた名誉の中で一番大きいものは(というかほぼ唯一のものは)、メルケル&安倍首相(当時)に表敬訪問する機会に与ったことです。そしてそのことは、ある種のトラウマになっている。中身のない空っぽの俺が、ちょっとした拍子に大きすぎる実績を

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瞑想&体幹トレーニングの創造

ふと思い立って瞑想を始めた。ふと思い立ったくらいだから、特に知識や素養は持ち合わせていない。我流で瞑想する。

座禅は苦手だ。足は案外、苦痛を感じない。(正式のやり方ではないかもしれない。)俺の場合は背中が痛くなってくる。楽に座れない。だから壁を背もたれにして、ベッドに座る。これなら身体的な苦痛ナシに瞑想できる。

何も考えまい、というのはあまりに禁欲的で、これまた苦痛だ。一般には呼吸に意識を向け

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ラジオ日刊弁慶

べんけー #哲学者見習い #音楽家

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