ニートが大学生になるとめちゃめちゃキツイ
ニートを7ヶ月やってなんとか大学受験も運で乗り切って大学に進学し、そこから2週間経った。
私は今まで、飯を食ってアニメを見てゲームをして寝ての無限ループを繰り返してたウンコ製造機だったわけだったが、そんな男が急に大学生になると本当に辛い。
今回はその辛さについて語り、ニートが社会復帰する上でどんな障害が待ち受けているのかを解説していく。
ニートはタスクに弱い
まず、ニートの最大の弱みは「タスク処理能力がめちゃくちゃ低い」ということ。
与えられた課題やするべきことに対してまったく意欲が見出だせず、大学からの課題をすべて提出するのは至難の技。
高校生は「大学は自由で楽なんだろうな~」と思っているが、ニートからしたら全然っ楽じゃない。
もちろん、高校を卒業してそのまま大学に進学したのなら楽だと感じるだろう。課題の量も授業も、格段に楽になる。
しかし、ニートのような長期間怠惰な生活から大学へ進学をすると、あまりにも忙しく感じるのだ。
だから勿論、毎日学校へ行くのも一苦労。
ニートは外へ出るのも一苦労なのに、それを月曜日から金曜日まで、時には朝早くの満員電車に揉まれながら通学するのはハッキリ言って超地獄。
その次は大して興味もない授業で、一コマ90分拘束されるという拷問を受ける。
家に帰った頃にはクタクタでベッドに寝転がり、死んだように眠る。
これでは、かつてのニート時代のように好きなアニメを観る精神的余裕なんて毛頭ない。
ニートは逃げグセがすごい
こんな重いタスクがバンバンと課されるとストレス値が急上昇してオーバーヒートしそうになるのだが、ここで更にニートの悪い癖が出てくる。
それが、長年培ってきたどうしようもない逃げグセである。
そもそもニートになる原因には様々なものはあるが、何かしらのこと(仕事、学校など)から逃げてきた結果であることは確かである。
ただ、逃げることが悪いことだとは思っていない。
イジメなどから逃げたなら賢明な選択だし、逃げることがいい方向に働くこともある。
しかし、いい方向にしろ悪い方向にしろ、逃げたことは事実である。
そこからニートになると、逃げグセがついてしまうことが多いのだ。
その逃げグセが大学でも発動することで、授業に出席することがどんどん億劫になる。
また、大学では高校の時のように、学校に来なくても大学側から「学校に来てください!」などと催促されない。
だからこそ、自分の意志、自分の足で学校に行くことが大切なのだが…。
不登校になり高校退学してニートになってしまった私にとって、これ以上にキツイことはない。
(ちなみに私は入学して2週間しか立っていないのにもかかわらず、すでに5回ほど休んでいる授業があり、あと一回休んだら、成績評価の大部分を占める定期試験の受験資格を剥奪されそうな上京だ。)
ニートはコミュニケーション能力が絶望的
大学に入って一番痛感したことなのだが、ニートは人と接する機会が極限までに少ないので、コミュニケーション能力が低くなる(もともと低い人もいるが)。
私の場合はニートになる前から友達はいなかったが、ニートになってからは同居している祖母と叔母ともほぼ顔を合わせなかったので、人との話し方がわからなくなった。
そんな男が大学に行けば、クラスの人に話しかけることはおろか、教授に話しかけることすらできなかった。
人に話しかけられないと、自分のわからないことを人に聞いたりすることもできないので本当に辛い。
話しかける前からあれこれ余計なことを考えてしまい、その結果何も行動できなくなって終わる。
まとめ
以上が、ニートが大学生になるときつくなる理由。
といっても、今までの生活が当たり前ではないのだから、このキツさにも適切に対処していきながら、社会に適応していかなければならない。
残酷だが、世間の多くの人ができることはニートにはできないことが多いのだ。
大学生の次は就活がある。私も、このくらいでヒーヒー言ってたら生きていけないだろう。
これからもマイペースに、社会に適応できるように方法を模索していきたい。
そんな方法が見つかれば、記事としてnoteで共有しようと思っている。
それでは。
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