#7 離婚の話し合いで夫のクズっぷりに引く

こんにちわ。id_butterです。

人生で最高に不幸な時に恋に落ちた話の7話目です。文字数多すぎですが、私の不幸なカオスを笑い飛ばしてくださると救われます。

前回のLINE↓離婚申込から早1週間。返事が来ない。(普通の連絡は来る。)

私は離婚したいと思ってます。本当は、顔を見ていうべきだったけど言えませんでした。話し合う時間が欲しいので、時間をください。いつなら大丈夫ですか。

ちなみにこのLINE送った日、塾から子ども2人を連れ、ドキドキしながら自宅のドアを開けると、夫は普通にご飯を作ってくれてました。互いに何も言わず、晩ご飯を家族4人で食べました。個人的にはホラー感満載。

何回見ても既読スルーのLINE。落ち着け。待っている間にやることやろう。

やったこと
 ・ ひとり親家庭が受けられる支援の確認
 ・ 離婚届をもらってくる
 ・ 上司に働き方の相談
 ・ 片付け

…ただ待つのって、本当にツライ。心の平穏を保つため、動きをあえて増やした一週間。これは、長引いたら、正直しんどい。しんどいな。

でも、今度の誕生日を一緒に迎えたくない。だから、リミットは2ヶ月。だけどこの離婚すごろくそもそも何マスあるんだろう。お手つきとかあるの?

そろそろ一回、押すか。傷つけるかもしれない、毎回息を止めて崖からダイブするみたいな気持ち。何回ダイブしたら、終わるんだろうな。胸が痛い。

LINEの紙飛行機マークを押した。どぼん、ゴボゴボゴボ。

役所に離婚届取りに行ってきました。話し合いの日、まだ決められないですか?

ブブ。まさかの即レス!…いや、じゃなんで既読スルーしてたんだ。

月曜日に話します

ドクドクドク…収まらない動悸。(いや、何を話す気なんだ?私が聞く方?そもそもこっちの意図伝わってるのか?いや、落ち着け。とりあえず、)

連絡くれてありがとう。ただ、月曜はMTGがあって、朝しか無理かも。

ビミョーに返す。だって、正解がわからない。変な汗が止まらない。のどカラカラ。

だけどまぁ、信じてみよう。一緒に過ごした20年の最後の何ヶ月かだし。

とはいえ、その後、また普通に4人で晩ご飯を食べたけど、正直全然のどを通らなかった。当然眠れなかったのでお約束のルノルマンリーディング動画を聞き流しながら朝方眠りについたのでした。

そして約束の月曜日 。

子どもを学校と保育園に行かせた後、離婚会談は始まりました。(大げさ)

夫:(無言)

私脳内:…話します、って言ってたのは幻覚か?話すのはやはり私なのか。

私:すぐに出て行って、っていう話ではないんだ。
     ただ、私がお金管理しているから、出て行く場合どれくらいの金額必要なのかとかそういうことを
     まず相談したいんだよね。

夫:もう探してるよ。全部で50万かな。冷蔵庫とか買わなくちゃいけないから?

私脳内:…は?まず、離婚することに関して、嫌だとかしょうがないよねとか俺も離婚したかったんだとか
            そういう話はないのか?っていうか、家探す前にまずLINE返信しろよ。
            そんで、その金額、、、いやここから先は!!

私:いや、50万はすぐに出せないし、内訳は?家電10万として、5ヶ月分計算でも1ヶ月の家賃8万設定だけど、
     そもそもあなたの給料月10万しかないのにどうやって生活するの?本当に生活していけるの?

私脳内:あー、ここでお母さんモードか。やめようって思ったのに。やらかした。

夫:いや、保証人なし物件だと、6ヶ月分とか必要らしくて。

私:収入10万なら、せいぜい3,4万の家賃じゃないとやってけなくない?子どものことどうする?
     どの辺に住むの? 遠ざかれば家賃も安くなるとは思うけど。

夫:近くに住もうと思ってる。だから、送迎は最低限発表会までは続けようと思ってる。
     〇〇(私のこと)が許してくれれば、だけど。近くに住んでると気分悪い?

私:許すも何も。別に子どもに何にも言うつもりないよ。もう終わったことだし。

夫:会ってもいいの?今まで、本当にごめんね。今まで色々してくれてありがとうね。

私脳内:急に反省? なんで今? え? 泣いてる? なんで。

私:会ってもいいよ。子どもだって、普通にパパ好きだよ。毎日パパ好きって言ってるじゃん。
     それはあなたがやってきたことの結果なんだから、受け取ればいいじゃない。
     父親だってことは変わらないんだから。

夫:(ちょっと涙ぐむ)養育費、いくらにする?それと携帯、このまま借りてていい?

私脳内:涙ぐみながら急に現実だな。

私:養育費は、いいよ。それより生活を安定させてよ。

夫:いや、不動産屋さんにこの収入だと厳しいから養育費払ってることにすればってアドバイスもらって。
     払ってることにしてもらえないかな?

私脳内:何が起きた?…何の話だ。養育費払う気あるのかと思って油断してた。まじか。
            急なクズ発言、ある種通り越しておもしろいぞ。どうした?今何が起こったんだ。

こっから先長いので一部抜粋してお伝えしました。--------------------

急なクズ発言に脳内が混乱し、一部記憶が曖昧です。でも、本人には悪気もないのもわかってる。とは言え、きになるクズ発言はその後も続きました。

その翌々日、とにかく安い家賃を求めてたどり着いたシェアハウスを見学した夫は「びっくりしたよ。今時鍵ちっちゃくてドアがガタガタする、部屋もすごいんだよ?やばかったよ。」と鼻で笑いながら、帰ってきた。

あなたが馬鹿にするその部屋の住人は自分で家賃を払ってる、お前はクズだ。と心の中で毒づいた。私の中が真っ黒になりそう。叫びだしそうになるのを抑えた。情けなくて情けなくて。この目の前のクズは一体誰なんだ。私が世界一好きだった人はどこに行ったのか。虚しい気持ちで心身がホロホロ崩れていきそうになるけど、必死で自分を繕って留めて、何日かをやり過ごしていけば、いつか終わる。ここまでで何割かは終わったんだから。

踏ん張れたな、一瞬思ったけど、限界と限度はあった。その日から晩ご飯は3人で食べてもらうことにした。はっきり宣言はしなかったけど、「お風呂入りたいから先食べてて」とか「ちょっと買い忘れあったからコンビニ行ってくる」とか「ダイエットしたいから散歩してくるわ」とか言い訳を並べ続けた。とにかく一緒にいたくない。作ってくれたご飯を食べたくもない。

私は、綺麗な空気吸って、綺麗な水を飲んで、綺麗なものが食べたいんだ。あの時「だいじょうぶ?」って手渡されたコップのイメージを何度も思い出して、心の中から黒いドロドロを追い出し続ける。

次回に続きます。


余談:離婚会談振り返り @脳内

理性の人:この時は、闇に取り込まれないように必死でしたね。恨んだり後悔したり、後に何かを絶対残したくないと思っていました。終わったら、まっさらな自分で生きていきたいという気持ちが強かったです。そういう意味で自分の中での闇と光の押し合い?みたいな葛藤が常にありました。

俯瞰の人:あの人、優しくないわけじゃないんだよね。後ろに誰かいるの見えてくて足踏んじゃって、足踏んだの気づかないままその人にジュース買ってあげるみたいな感じ。相手の気持ちを思いやれないが故、人への対応が見当違いで、発揮する技術がめちゃめちゃ低い。それと、現実対応能力も低い。結果、ものすごく子どもか馬鹿に見える。この現象は、障害のせいなのか、それとも障害からくる精神的なストレスで一時的なものなのか…ただ、対応する人は疲れるだろうね。言い方ひどいかもしれないけど。被害者だときつくなるよね。

子どもの人:疲れたから、あの人いる時はもう外でない。いやなモードもらっちゃう。

感情の人:一見普通に見える会話に、急に想像を超えてくる言葉を織り交ぜられるのちょっと怖いな。あっちがどう反応するか読めないから怖いし。理系出身だからか?数字の計算意外と早いな、私ってふとちょっと笑った。怖い時ってなんでちょっと笑っちゃうんだろ。そもそも、いつものことだけど、既読スルー1週間の前にまずYes/Noの返事くれよ。振り回されるのまじ勘弁。こういうこと考えてしまう自分も嫌になってさらに凹む。


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