ベルテンポ・高萩徳宗

旅する経営者。バリアフリー旅行を創って21年。YouTubeチャンネル「サービスの本質…

ベルテンポ・高萩徳宗

旅する経営者。バリアフリー旅行を創って21年。YouTubeチャンネル「サービスの本質塾」では日本の過剰サービスに警鐘を鳴らす。著書「サービスの教科書」「サービスの心得」など。ベルテンポ・トラベル・アンドコンサルタンツ代表取締役

マガジン

  • 日本の未来を良くしたい

  • バリアフリーの旅を創る

    旅は最高の心のリハビリ。障害の有無や年齢に関係なく、誰もが気軽に旅に行ける社会環境を作ろうと、1999年に日本で初めてバリアフリー旅行会社を設立した著者が、旅のノウハウや考え方、旅の様子をお届けします。

  • サービスの本質塾

    日本では長らく「お客様は神様」的な偏ったサービス感が広がり、現場の最前線で頑張るスタッフが苦しんでいます。「サービスの本質塾」では本来あるべきサービスの価値や考え方を発信していきます。(ヘッダー画像はリスボンの街並み)

  • 旅の画像(ご自由にお使い下さい)

    旅する仕事。あちこちで写真をたくさん撮っています。素人写真ですがお楽しみください。

最近の記事

2023年。穏やかで暖かな社会が訪れますように。【クレーム対応、サービスマインド研修講演実施のお誘い】

ベルテンポ・高萩徳宗です。2023年の幕開けです。 昨年は大変お世話になりました。 本年もよろしくお願い致します。 コロナ禍で社会の価値観が分断され、 なんとなくギスギスした空気が漂っています。 ひとりひとりは真面目にやっているのですが、 社会の空気が不寛容なので、 些細なことでトラブルになる。 社会のピラミッド構造は今のところ、 壊れそうで壊れません。 (まもなく崩壊すると期待しています) ピラミッド構造は不寛容社会において、 弱い立場の人がストレスを感じる場面が

    • サーバントリーダー

      サーバントリーダー。 私、は「サーバント・リーダー」を目指しています。 --- ※サーバントリーダー 「まず相手に奉仕し、その後相手を導く」 という考えの元に生まれた「支援型リーダー」 ---- 反対語は「支配型リーダー」です。 先生、先生とあがめ立てられるのが好きな先生方や社長さんが 支配型リーダー。カリスマ社長みたいな人です。 旅のリーダーも 「オレについて来い!」ではなく、 「あれ、高萩さんはどこ?」 みたいなリーダーを理想としています。 高萩節炸裂! を皆

      • 広がれ!ファンドレイジング

        こんばんは、高萩徳宗です。 どんな祝日をお過ごしでしょうか。 今日は車のメンテナンスのため、これから車を名古屋まで回送します。 深夜に東名を名古屋まで走りますので、YouTubeはお休みします。 24日、25日のYouTubeライブの配信時間は、 また改めてお知らせいたします。 【お礼】 昨夜のYouTubeライブ「広がれ!ファンドレイジング」をご覧いただいた視聴者の方から支援が相次ぎ、支援額が飛躍的に伸びました。 https://readyfor.jp/pro

        • 前座大歓迎

          札幌で大変お世話になっている共創チームメンバーの方から声をかけていただき、朝から講演の仕事でした。 私を主催者さまと繋いでくださったのは札幌で保険のお仕事をされているTさん。私と初めて出会ったのが2008年7月1日だったと、紹介のところで話でくださいました。 明確に覚えていらっしゃるのは、札幌時計台講演会という、記念すべき講演だったからでしょう。ちなみに私は札幌時計台講演は覚えていますが、具体的な日時は忘れていました。 Tさん曰く、「実は私は高萩さんのことは知らなくて、

        2023年。穏やかで暖かな社会が訪れますように。【クレーム対応、サービスマインド研修講演実施のお誘い】

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        • 日本の未来を良くしたい
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        記事

          「駅構内の売店でタバコを売っているのに喫煙所がないのはおかしい」投稿への批判にお答えします。

          Twitterで、匿名アカウントから散々なご批判をいただきました。私がTwitterで、駅のゴミ箱が撤収されていることへのコメントに合わせて、「駅構内の売店でタバコを売っているのに喫煙所がないのはおかしい」と書いたところ、多くの方からご批判をいただきました。 匿名で実名顔出しの人間を批判する。 面識のない人間に当てて匿名で見下したようなリプライを送る。 SNSは匿名で自由に投稿できるとは言え、なんともモヤモヤした気持ちになりました。Twitterで反論しても、相手は匿名で

          「駅構内の売店でタバコを売っているのに喫煙所がないのはおかしい」投稿への批判にお答えします。

          講演も研修も一期一会【10年ぶりの再会】

          とても嬉しいことがありました。昨日、別府のホテルをチェックアウトしようとしたら、 「高萩先生!」 と男性から声をかけられました。(私は先生ではないけれど) 山下洋法さん。 平成23年、東日本大震災があった年の10月に、我が故郷大分で大講演会を主催してくださったメンバーのおひとりです。 その後、SNSではやりとりしていましたが、実際にお会いするのは10年ぶり。講演会以来です。 YouTubeライブをいつもみてくださっていたそうで、私が別府に来ていることを知って、顔を

          講演も研修も一期一会【10年ぶりの再会】

          答えようのない『タラレバ』のクレームに対してどう切り返したら良いでしょうか。

          昨日のYouTubeライブで「私の夢と妄想」を気持ち良く語っていたら、チャンネル登録者が一気に10人も減りました・・・。 私の夢を聴くためにチャンネル登録している訳じゃないですよね。とほほ。今晩は、視聴者目線のライブで名誉挽回します。 YouTube水曜日は「サービスの新常識」視聴者からのご質問にお答えします。(ASYSさん、ご質問ありがとうございます。) 「答えようのない『タラレバ』のクレームに対してどう切り返したら良いでしょうか。」 「お前の部下がもう一度ミスをし

          答えようのない『タラレバ』のクレームに対してどう切り返したら良いでしょうか。

          「うちの社員を、もうちょっとバシッと使えるようにしてくれ」。

          研修講師の立場はなかなかに微妙です。企業研修の場合、発注者は企業の研修ご担当者様。「こんな内容の研修をして欲しい」という想いがあります。 誤解を恐れずに言えば、それは多くの場合、 「受講生に気合いを入れて欲しい」「自分で考える社員になって欲しい」 と、良く言えば「期待を込めて」。 違う言い方をすれば、 「うちの社員を、もうちょっとバシッと使えるようにしてくれ」。 今、出来てない社員を、出来る社員にしたい。そんなニュアンスを感じます。 企業が「研修へ投資する」理由

          「うちの社員を、もうちょっとバシッと使えるようにしてくれ」。

          コロナを過剰に恐れるあまり、 もっと大切なものを失っているのではないかと思えて仕方ありません。

          コロナ禍ですっかり外に出なくなった方も多いのではありませんか。 マンボウが発令されて、テレビやラジオ、新聞は今日もオミクロン。過去最大の感染者と連呼されたら、さすがに心が萎縮してしまいます。 先日の旅行でも、飛行機はガラガラ。聴くと団体枠(修学旅行やツアー)が大量にキャンセルになっているとのこと。 ホテルにも人の気配は少なく、観光列車も人数制限をしているようでした。 コロナが風邪とまでは言いませんが(言いたいけれど)コロナを過剰に恐れるあまり、もっと大切なものを失って

          コロナを過剰に恐れるあまり、 もっと大切なものを失っているのではないかと思えて仕方ありません。

          お医者さんも旅をしています

          旅の自粛と不謹慎。 オミクロン株なる言葉を一日に何十回と聴きます。あまりに気分が悪くなりテレビを消し、新聞も読まなくなりました。芸人バリの医者があちこちのテレビ局を渡り歩き、興奮気味に、なんだか嬉しそうに「最大級の警戒を」と煽る中で、現場のお医者さんたちは何を思うのでしょう。 私のところにあるお医者さんからSNSでメッセージが届きました。 「旅に出ています」 見ると、ご家族と一緒に海を散歩している様子。砂浜を子供達が駆け回っているのでしょう。「この2年、家族をどこにも

          お医者さんも旅をしています

          ワクチン派でも反ワクチン派でもありません。

          テレビなんて、もう今はほとんど見ないのだけど、久しぶりに、本当に久しぶりに地上波を覗いてみたら、 「早急なワクチンの接種が望まれます」「打てて安心しました」 みたいな論調&街の声ばかりで驚きました。未知のワクチンについて、その絶大な効果のみが宣伝されていて、リスクについてはアナウンスされてないように見えます。 そして、ワクチンの接種リスクについて声をあげようものなら、「反ワクチン」とレッテルを貼られます。私は素人なので、どうしたら良いか分からないです。 ワクチン派でも

          ワクチン派でも反ワクチン派でもありません。

          【不急不要界隈の人間にも生きる権利はある】

          20年来師事している弁護士の先生が言い続けた至言があります。 「高萩さん、僕は法曹の専門家だから、法的観点から高萩さんに助言します。ただ、ひとつだけ気をつけていただきたいのです。僕が言う通りに経営したら、100%会社は潰れますからね。」 弁護士の先生は私に 「僕は法律のことしかわからないし、経営なんてしたことがない。だから、専門家の意見を聞いた上で、自分の頭で考えて経営判断してね」 と言うことがいいたかったのです。今の日本はまさにこの「専門馬鹿」一択状態。テレビに出て

          【不急不要界隈の人間にも生きる権利はある】

          間違っても開き直って偉そうに正当化しちゃいけない。

          Twitterのタイムラインに流れてきた呟き。 学校は生徒の外見に介入すべきではない。もし、介入しなければ多くの生徒の学習権が保障できないのなら、それしか選べない自分たちの無力に打ちひしがれ、悔し涙に暮れながら介入すべきだ。間違っても開き直って偉そうに正当化しちゃいけない。 学校の校則については賛否両論あるでしょう。テレビなどでもセンセーショナルに報道されて認知が広がりました。教育現場がこれまではブラックボックスだったことを思えば一歩前進。 一般論として、教育困難校と言

          間違っても開き直って偉そうに正当化しちゃいけない。

          こんな判断が正当化される「教育」って何なのでしょうか。

          判決には失望を禁じ得ません。こんな判断が正当化される「教育」って何なのでしょうか。誰のための何のための学校なのか。女子生徒と親御さんの心の傷は一生癒えないでしょう。日本も「子供の権利条約」に批准しています。あってならない判決でしょう。海外でこの件が大きく取り上げられ、ガイアツでしか変われない日本が変わるきっかけになって欲しいと願います。

          こんな判断が正当化される「教育」って何なのでしょうか。

          ご命日とお線香

          ベルテンポを創業して21年になります。 創設期の頃から20年近くに渡り、旅をご一緒させて頂いている方もいますが、鬼籍に入られる方も、残念ですがいらっしゃいます。 会社を始めたばかりの頃は、右も左も分からない状態で試行錯誤の繰り返しでした。そんな時、いつもお客様が助けてくれました。 「家族が安心して送り出せる会社になってね」 「財布を預けて細かいことを気にしなくても楽しめる旅がいいわ」 「ある程度、任せて寄り掛かるって、私たち(お客)の側にも必要なのよ。」 「福祉施設の職