私たち社員がポジティブな理由
こんにちは。採用広報担当の加藤です。
今日は「|社風|私たち社員がポジティブな理由」をお伝えするために、当社のバリュー(社員の行動基準・行動指針や価値観・考え方を表すもの)について、私の入社当時のエピソードをまじえてお伝えしていきます。
なぜ “バリュー” が大事なのか
就職活動・転職活動において会社を選択する際、職場の雰囲気や風土・文化を重視する方はとても多く、面接や面談の中でも大変多くのご質問を頂きます。
やはり自分の価値観に合った風土や文化を持っている会社で勤めた方が、ストレスは少ないですし、やりがいも感じやすいですよね。
職場の雰囲気や風土・文化ってその企業の「行動指針」や「考え方」=「バリュー」から醸成されるものだと思います。
「何をするか」=職種 に加えて、「どんな人と働くか」「どういう雰囲気の中で働くか」は、ご自身の環境を決定付ける要因となりますので、会社選択をする際にはきちんと理解しておく必要があると思っています。皆さんも会社選択の際はぜひその会社の「バリュー」「行動基準・行動指針」「価値観・考え方」をチェックしてみてください。
ベルパークの“バリュー” に込められた思い
ということで今日は当社の3つあるバリューの中から1つ目をご紹介します!
当社のバリュー1つ目
「私たちは、自分たちの可能性を信じ、チャレンジし続けます。」
これにはどんな思いが込められているのか。
代表の西川が執筆した文がありますので、ご紹介します。
~ 1つ目のバリューに込めた思い ~
ベルパークがスタートして1年たった1993年、設立時に8750万円もあった資本金を使い果たし、最初の事務所があった渋谷の公園通りから半蔵門のオフィスビルの1階に間借りする形で、ボロボロの状態で引っ越しました。今から思えば、典型的な敗残ベンチャー企業でした。
たった15坪の店舗兼事務所に、残ったのは社員2人、バイト2人。少人数での厳しい再スタートでした。
私は、副社長として、建て直しに入りましたが、通帳に残高はわずかで、その次の月末の支払いなどを考慮すると実は債務超過でした。
「副社長として」と言うとカッコ良く聞こえますが、当時は経営ノウハウもほとんどなく、中身はからっぽの副社長でした。この時期は、後に来る携帯電話のブームまでまだ遠く、売って利益を上げられる商材はポケベルなどわずかでした。
よく言われる「ヒト、モノ、カネ」のうち、少なくともモノとカネは絶望的な状況でした。もし、現在のベルパークの状況をビデオに撮って、タイムマシンでこの当時に戻り、「君達のベルパークは、こうなっていますよ」と見せられても、「冗談はやめてください。俺達、今必死なんだから」というコメントしか出なかったでしょう。
まるで利益が出ず、当時の株主から「もう会社は清算してくれ」と言われました。
そんな大ピンチとは知らず、ノーテンキな新副社長(私)は、スタッフ1人1人に次の一年の抱負と目標を1枚の紙に書いてもらっていました。会社自体が来年はあるかも分からないというのに、書いてくれたみんなの思い、目標は素晴らしい内容でした。
「これまで勤めたどの会社よりベルパークが好きです」、「毎日会社に来るのが楽しくて仕方ありません」、「私はまだ未熟でみんなにご迷惑をかけていますが、努力してみんなに貢献できるようになります」。 たった5人しかいないボロ会社にこんな熱い思いを持ってくれていたのです。
そうだ、この会社にはたった一つ、残された貴重な資源がまだありました。それは、「ヒト」、すなわち「人」と「明るいチームワーク」でした。
「このまま、沈んでたまるか。やれるぞ、俺たちは」。
その時から、数少ないチャンスを全員でつかもうとしていました。一人一人が、火事場のバカ力を発揮してくれました。それが出来たのは、お互いがみんなの潜在能力とやる気を信じていたからだと思います。今から思うと、ビックリするほど貧乏な会社でしたが、みんな明るかった。
コツコツと小さな利益を積み重ね、スタッフも会社も自信を少しずつつけ始めました。
1歩前に出られるたびに感謝し、また次の自分たちの可能性を信じ、また、1歩。
そして、今、我々はここにいる。
これが1つ目のバリューに込めた思いです。
~転載終了~
ベルパークってピンチをチャンスに変える力がものすごい。
ベルパークってピンチをチャンスに変える力がものすごいんですよ。
実際、私が所属する採用のチームでもそうでした。
私は2013年にこの会社に入社しましたが、この会社に来て一番びっくりしたのは社員たちのポジティブさです。当時私は新卒採用を行っていました。当時、120名の学生を採用するというなかなかな目標を掲げていましたが、新卒採用チームの面々、誰も何も、愚痴を言わないんです(笑)
「そんなの無理に決まってるじゃーん」
「勝手に言っとけって感じだよねー」
「どうやったらできるかまで考えてから(目標)落として欲しいよねー」
という声が聞こえてきそうな状況ですが、
本当に誰も何も、言わないんです(笑)
それどころか、
「どっひゃー!120名!?マジでー!?えー!どうしようっか!?!?」
という笑いを含む驚きの声と共に、
「えーと、今、こんな状況だから、これをこうして・・・」
と、Excelを眺めながら真剣に議論を始めるんです(笑)
その光景がおかしくて、でもそれと同時に「あー、この感じ、いいなぁ~」と思いました。
前職の会社ではこうはいかなかったんですよね。
上司から落とされた指示に対して「そんなのできないに決まってるじゃん」みたいなネガティブ発言は当たり前の環境でした。「そんなネガティブに考えながら仕事しても楽しくないのに」て思いながら毎日を過ごしていました。
ベルパークは違うんです。目標やミッションに対して、どうすれば達成できるか真剣に考え、皆で議論し、PDCAを回し、できていないところは改善し、新しいアイディアを出し合い、また新しい挑戦をする。
本当にそれを愚直に、そして明るく、楽しく、やるんですよね。笑顔で。笑いながら!。笑いながら!
そんな人達に囲まれて仕事をしているうちに、私の仕事人生はポジティブに好転しだしました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今日は当社の3つあるバリューのうちの1つ目をご紹介しました!
やりがいを感じながら楽しく働くには、企業の考え方や価値観をしっかり知って、「どんな人が」「どんな風に」働いているのかをチェックする必要があります!「バリュー」はそれを知るためのヒントになります!
「私たちは、自分たちの可能性を信じ、チャレンジし続けます。」
という当社の1つ目のバリューと、これに込められた思いに「いいね!」と思ってくださる方はぜひ当社の求人をチェックしてみてください!