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肩透かし?のガーデニングセンター再開

取材に行った人らも、もう少し違う画を期待してたんじゃないかなー、というのがありありの、今日の報道ではあった。

異常気象のどピーカンがここのところずっと続いていたベルギーであるが、本日は朝から雲が垂れこめ、ブリュッセルでは午前中から既に結構まとまった雨が降った。実に20日ぶり!であるという。確かに久々感があった。湿ったアスファルトの匂いも悪くないねえ、などと思っていた。

だからかどうだか、せっかく?のガーデニングセンターとDIYショップの再開であるのに、人出は全然さほどでもなかった模様。

出掛けてた人らは、先頭の人こそ開店の2時間前から並ぶという気合だったものの、開店までに十数人ぐらいしか並ばなくて、ちょっとあらら、という感じであったようだ。

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拙宅には猫の額ほどのベランダしかないので、完全に他人事として見てはいたものの、植え替え用の土をたんまり仕入れている人の姿に、それでもちょっとは心が揺れ動いた。

植え替え、したいなあ。他に特にすることもないロックダウン生活だしなあ。半端に土が残ってたんだったよなあ。

2020/04/1 8(土)19時のニュースから

感染が判明し入院している人の数: 5.069(前日比+303)
のべ感染者数:37.183新規感染者数:1.045
ICU収容患者数:1.119(前日比-21)
のべ退院者数:8.348(前日比+387)
のべ死亡者数: 5.453(+93が病院、+191がWZC:計+290)

ガーデニングセンターとDIYショップだけはオープン、というのが、実は結構な議論の焦点になっているようだ。

昨日も書いたが、インテリアショップ、ペンキ屋、壁紙屋、水回り部品販売店、などなどが、地域密着であればこそ、掲げている看板の他にも様々なアイテムを取り揃えて営業しているのに、再開を認められなかった。

政府は大枠の方針を決めるだけで良くて、具体的な政策は地域市長に一任させてくれ、という声が上がったのが本日である。

なお、「オレらカフェなんぞは、どーせ最後の最後ですよね?」とふてくされたため、かどうかは不明だが、ゲントのVlaasmarktに面した何軒かのカフェは、突如「DIY」「ガーデニングセンター」の看板を、今日に合わせて掲げたという。

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日本のおじょうさんたちが「カフェ♡」とかでイメージするようなのからはほど遠い、たぶんおつまみとかもせいぜいチップス小袋とかしか置いてない系の、ただビールの種類が多くて値段も安くてだらだら居心地が(お好きな方には)良いだけ、という野郎どもロケンロー無骨カフェばっか、なのもご愛嬌ではある。

だったらオレらも開けさせろ仕事させろ、という、自己主張かつ働く意欲を天に突き上げる握りこぶしで訴える感に溢れたユーモアが、なかなか好もしいじゃないか、的な報道をされていた。

不要不急の、最たるもんだからねえ飲み屋ってねえ。きっついよなあ。




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