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卤校长。“煮込みの校長”という変わった店名の重慶火鍋。人気のデザート盛り合わせとのコンビネーションが最高

火鍋愛好家のボクですが、最近また新たに重慶火鍋のお店を見つけて気に入っています。

(店の前の椅子の量から並び具合が伝われます)

卤校长」(Lǔ xiàozhǎng)という北京では5店舗展開している重慶火鍋店。火鍋店なんですが、「卤味」という中国式の煮込みものも自信があって、店名は「煮込みの校長」にしたそうです。個人的には、火鍋の味や食材はもちろん、煮込み以外の食べ放題のデザートも魅力的過ぎて最近通ってます。

北京では西単や王府井などの中心街に店があって非常にアクセスしやすいです。今日は通っている北京総本店を紹介します。場所は西単にあるフランス系百貨店のラファイエットの5階にあります。

(ちなみにラファイエットの発音は西太后に対する臣下からの尊称である「老佛爷」と似てますので、中国のネット民たちはあだ名としてフランス店のことをそう言っていました。ラファイエットが中国進出した際にそのまま使ってて、ニュアンス的にはけっこう面白いという雑学小ネタを)。

dianpingの評価システムでは、卤校长は5点満点中の4.8点でかなりの高得点です。味、環境、サービス、食材それぞれが4.8点、4.8点、4.7点、4.8点です。一人当たりの平均消費額は136元で約2800円。こういったいわゆる雰囲気系の火鍋店としては、安くはないが高くもない感じです。

店の飾りはとにかく乾燥された唐辛子がたくさん吊られてます。触ってみたら本物!!ずっと飾られてるだけなのか、いつか火鍋に入れられるのかはちょっと気になります。

↑ホールはこんな感じで、現地の火鍋のお店って雰囲気が好きです

↑デパートにある火鍋店にも珍しく個室があります。円卓でちょっとした会食なら使えますね

↑薬味スペースは有名店の海底捞に比べるとやや控えめですが、よく使うものは大体あって個人的には全く十分です。後ろの看板に重慶の組み合わせ10選が詳しく書かれていて、試したことのない組み合わせも結構あって新鮮でした(中華火鍋に行ったことのない人に捕捉、薬味を混ぜて火鍋をした食材につけるタレをセルフで作るのです)。

自慢の煮込みは単品や盛り合わせを提供しています。初回は盛り合わせで、豚足や鶏の足は基本的二人前しかなくて、大人数の場合は単品を頼むほうがいいです。そのまま食べてもいいですが、鍋に入れても絶品です。ちなみに個人的な推しは蓮根(そのまま食べる)と豚足(鍋に入れる)です。

また、ここの10種類のローカルデザートは、どれも辛い食事にピッタリのものでクオリティが相当高いです。デザート窓口でお願いしてから用意され、毎回一人2点までなのでたまに列が出ます。

dianpingのおすすめランキングはこんな感じです。

1位はやはりデザートの食べ放題。2位は煮込みの盛り合わせ、3位は鴨の血、4位は柔らか牛肉、5位の煮込んだ鶏の足はなんと北京の鶏の足煮込みランキングの1位にも選ばれてます。

6位はエビの練り団子、7位はシャキシャキ牛もつ、8位はデザートの黒糖かき氷、9位は激辛牛肉、10位の掌中宝は鶏の爪の真ん中あたりにあるコロッとした丸いお肉でこれも北京2位に選ばれてます。

重慶火鍋の辛さとデザートの美味しさが最高なコンビです。これからも何度も行くと思います、火鍋好きの皆さんもぜひ行ってみてください!


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