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北京重庆饭店。中華料理店にミスマッチな豪華個室で度々話題になる重慶の駐京弁レストラン

旧正月ムード一色になりつつある北京から、今日は久々に駐京弁(中国の地方都市や自治体の北京オフィスでご当地レストランが併設されている)のお店を紹介します。

北京重庆饭店(Běijīng chóngqìng fàndiàn)は中国の四つの直轄市の一つである重慶市の駐北京機構のレストランです。重慶や四川料理の美味しいお店は割と多いので、あえて駐京弁に行こうと思わない人が多いのですが、この重慶飯店は超豪華個室があってちょくちょく話題になります。

dianpingの評価システムでは5点満点中の4.3点で、味、環境、サービスそれぞれも4.3点です。また、エリアの四川料理ランキングの2位にも選ばれてます。一人当たりの平均消費額は143元で約3000円です。四川料理の中では正直安いとは言えないです。

↑ホールはこんな感じです。ホテルの朝食も同じ場所なので、駐京弁レストランあるあるのホテルホールスタイルとなります。

↑個室はいわゆる一般的なものもあるが、尋常じゃない「ゴージャス個室」もあります↓

ヨーロッパの王室みたいよねこれ…
むしろ、こんなところで四川料理を食べる方が違和感があるかも笑

肝心の料理ですが、dianpingユーザーのおすすめランキングはこんな感じです。

1位は四川料理の名物である水煮魚です。2位も同じく名物の辣子鶏、3位の毛血旺は内臓と血の煮込み、4位は豚バラ肉のニンニクソースがけ、5位は重慶風の冷麺です。

6位は担々麺でかなり本場の味だとの評価。7位は魚の香りをする甘辛豚肉炒め、8位の夫妻肺片は牛のタン、レバー、胃袋などを香辛料を利かせて煮込んだ冷菜、9位は米粉で包まれた排骨の蒸し、10位は四川風の芋ゼリの冷菜です。

政府関連機構とのこともあり、重慶にある村で生産したものの直販お土産店もあります。

駐京弁って同じ行政機構として見た目は似たようなところがたくさんありますが、やっぱり地方ごとに異なる個性がかなりでていて、中国の広さと文化を実感できます。

中国の地方都市に行ってみたいけど、現実的にそんなに回れないよって方々。まずは北京の駐京弁を回って各地域の郷土料理を食べながら各地の雰囲気を感じていくのも面白いと思います!


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