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馬記糖葫芦。北京名物「飴サンザシ」のトップに輝くお店

中国では、クリスマスイブのことを「平安夜」といい、平安の意味を込めてリンゴ(苹果、平安のお祝いを込める果物)を送ったりします。

そんな寒い日の中、僕はリンゴよりもサンザシが食べたくなり、北京のB級グルメの街「牛街」に行きました。北京の名物B級グルメの飴サンザシのトップに輝くお店があります。

飴サンザシについては以前にもおしゃれな店を紹介したことがあります↓

チェーン店でアクセスしやすくて味も合格とはいえ、やはり牛街の飴サンザシは違います。

馬記糖葫芦」(Mǎ jì tánghúlu)という屋台のようなお店です。名前は「馬さんが経営する飴サンザシ」という意味で、dianpingの評価システムでは5点満点中の4.1点、B級グルメとしてはかなりの高得点です。一人あたりの平均消費額が12元(約240元)で、物価の高騰でサンザシも高くなるご時世ですが、お手頃の方だと思います。

知る人知るぞというところで、地元のローカルスーパーの中にあって、初めて来る人にはちょっとわかりづらいです。

スーパーに入ってすぐ左側のナッツ売り場の後ろに隠されています。今の季節はだいたい並んでますので入ったらすぐわかりますが。

飴サンザシと訳しても、実際は中国語名の「糖葫芦」は飴の「ヒョウタン」のようなものという意味で、サンザシ以外にもいろんなフルーツが飴にされています。

dianpingユーザーのおすすめランキングはこんな感じです。

1位は定番のレギュラー飴サンザシで、北京ランキング1位にも選ばれてます。ここではまだ6元と書いてますが、今日実際に購入したところ7元になりました。2位は飴サンザシの餅詰めバージョン、最初はちょっと変な組み合わせだと思いましたが、実際食べてみたら案外おいしかったです。3位は飴サンザシのあんこ詰めバージョン、これもちょっと想像できませんが、今度食べてみようと思ってます。4位は飴山芋です。一本全部が蒸し山芋のものもあれば、ところどころサンザシが入ってるものもある。5位の飴イチゴも今日買いました。15元でした。

6位も飴イチゴで品数が少ないから今日は10位までみます。7位は飴むかごで、8位に飴された果物は中国語で姑娘といい、辞書ではトマティーヨという北の方ではよく食べるものです。9位は飴黒棗、10位の飴雪団子は溶かされてない砂糖で絡んだサンザシです。串のやつより溶けにくいから比較的長持ちします。

ちなみに以前に紹介したこの店もこのスーパーのすぐそばなので、もし並びに行く予定があれば先にスーパーに入って飴サンザシを購入して並びに行くことがおすすめです(どっちも季節によってはとても混みます)。

食べ歩きも全然オーケーですが、油断して溶けてベロベロになるミスを今日もしでかしましたので皆さんはお気をつけて!

日本でもお正月とかの屋台で売ってますかね?ぜひ中国でも本場の飴サンザシを食べてみてください。

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